石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

TOKYO!

2010-02-28 00:00:52 | Weblog
唐突ですが 東京へ行ってきました

メインは、4月の閉鎖まであと60余日となった
世界に誇る歌舞伎のメッカ歌舞伎座 さよなら公演を観ること



東京在住で、古典芸能に大変造詣の深いWさんのナビゲーションにより
とっても充実した上京となった。

改築のため、3年間の休演にはいる歌舞伎座。

戦後からの現歌舞伎座へ 閉鎖になるまでに
行きたいという願望から 一気に決断した。
超多忙が予測される4月になるまでに決行することにした。

東京の文化催事にも詳しいWさんのお陰で いろいろなところを
地下鉄とタクシーと自らの足を駆使し
短い時間で 中身ギッシリの2日間を過ごすことができた。

wさんとの御縁も ネットによるもので
インターネットという文明の宝がなければ
到底知り合うことのなかった方である。

歌舞伎やお能といった古典芸能において
2日間で Wさんから、かなり薫陶をうけた。
私のために東京散策の企画を練ってくださったこと
大変感謝する。

また、快く東京へ行かせてくれ、家事・子育てを面倒みてくれた主人
受験前に放っぽり出されても何も文句いわなかった長男
おとなしく留守番してくれてた子供達
みんなに感謝
今回、いろんな刺激を受けて自分の糧になった。
これからの忙しい生活のエネルギーとしたい。

おいおい、東京見聞をアップしたいと思う



  
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デフレ考

2010-02-24 11:12:51 | Weblog
ここ何日か、春のように暖かくて気持ちがいい
また髪を軽くした。

美容院で、週刊誌を読んでるとデフレについての記事があった。

1000円までのGパンやつかみどりで何円かのニンジン

野菜の安売り競争を激しく繰り広げるスーパーの取材を
テレビで見たこともある。

このご時勢、家計管理をする主婦としては
できるだけ安くて質のよいものを探さないといけないし
安く買えるということは 嬉しいことなんだけど。

デザイナーの鳥居ユキさんや ヨージ・ヤマモトさんが
警鐘を鳴らしていた。
安いことが悪いとはいわないが 低価格を実現する為に
どこかの工程で泣いてる誰かがいると。

洋服や着物の生地でも、食品でも
手間暇かけて永年培ってきた技術には
それ相応のお金がかかる。
効率や価格ばかりを優先させ、追求することによって
今まで育まれてきた伝統や技術が廃れていくことが多々ある。

石屋の業界でもそうだ。
日本の名工といわれる職人さんの技術が
安さ追求で、中国のうら若い女工さんの拙い技術に負けていく。
素晴らしい技術が そこでぷっつりと消えてしまうのだ。
効率と価格に敗北する。

モノを安くしようと思えば 人件費を削るのが一番早いだろう。
主婦が安いものを追い求めた結果、
まわりまわって、自分の家族が会社をリストラされるという
恐ろしいことになるかもしれない。

バブル時には ブランド物をひたすら追い求め
新型インフルでは マスクがなくなり
デフレで安物買い競争
日本人の
「右にならえ」気質によるものだそうだ。

賢く節約して、ここだけは!と思えることにはお金を使いたい。

ホンモノを見極める目をもつため
いろんなものを見聞したいと思う。

以前、京の老舗の旦那さんが言っていた言葉が忘れられない。

京の老舗ダンナはんは、日中一生懸命働いて稼ぎ
夜には 花街で芸舞妓に一生懸命 お金を使う。

それが伝統ある花街文化を次世代につなぐことになるから。
花街で遊んでお金を使うことは 
京の男の義務である と仰っていた。



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寅の年 寅の月 寅の日

2010-02-21 22:29:49 | Weblog
土曜日、少女バレーの京都府下大会新人戦
朝7時から夜7時まで 府立体育館へ子供達を送り
子供達の世話に明け暮れる
疲れた~

体力の衰えを感じるこの頃
今年1年、こういう感じで週末が過ぎていくかと思うと
体がもつか不安になってくる。

早く就寝したにもかかわらず
疲れ果てた体が なかなか回復せず
午前中、ゴロゴロと過ごした
久しぶりのポカポカ陽気の日曜日
あれもこれも・・といろいろやりたいことがあったけれど
休息中心の一日となった

夕方くらいからパワーが回復してきて
久々の半身浴で長風呂
25san 2月号でも読んでみるか・・とお風呂に持って入って読んでると
興味深い記事を発見

何でも 寅の月の寅の日に財布をリニューアルすると
金運がアップするらしい
今年は12年に一度の寅の年 寅の月 寅の日が2回めぐってくる

強い運気を取り入れて 今後の人生に影響を与えよう
是非とも今年2月の寅の日に財布を替えようとのこと

庚寅八白土星の2010年は整理・改革の年で
「白黒つける」にふさわしく
ラッキーカラーは白と黒

チェーンがついているタイプの財布
白か黒の財布
形は長方形または正方形もOK

肝心の寅の日とはいつなのと読み進むと
なーんと2月21日
今日ではないですか

速攻 お風呂からあがり 前に主人が旅行のお土産で
買ってきたブルガリのお財布を引っ張り出してきた



黒・正方形・チェーンはついてないけど
良いことは信じようと 財布を替えた
神棚へ置いて祈る

昨日の疲れはどこへやら
運気アップを願って財布を替えると
ウキウキ嬉しくなってきた

今、このブログ読んでくれてるあなた
今11時だからあと1時間は寅の年 寅の月 寅の日ですよ
買い置きの財布があったら 是非是非
財布を替えましょう
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日本の歴史

2010-02-18 23:28:33 | Weblog
日本の歴史を少しずつ勉強したいと思っていたところ
渡部昇一さんが「日本の歴史」をシリーズで刊行されるとのこと。

早速、予約をして第1回目の配本があった。

隔月ごとに発刊、全部で7巻まである。

変わっているところは 7巻目から順に配本されることだ。



現代に近い過去から歴史を学ぶということ。
第1回目の今回は「戦後編 混迷の時代に」
ポツダム宣言受諾から近年までがまとめられている。

学校で習う日本史において、戦後の部分は
3学期も終わりにかかることやら
その他諸々の事情により、もやもやもや~と流れていったように思う。

この本を読んで いろんなことを考えさせられた。
渡部さんの意見だけが正しいとことはないだろうが
興味深い歴史本だった。

夜、商工会議所 まちづくり委員会に出席した。

西舞鶴の歴史を まちづくりの観点から学ぼうと
地方史を研究されている加藤晃さんを招いて
田辺城と細川幽斉のことをお話していただいた。

城下町田辺のまちづくりを
大変詳しく聞かせていただいた。

とても楽しくてロマンに満ちてて
歴史は面白い。
ちなみに今年2010年は 細川幽斉没後400年。
400年忌ということは 滅多にないことだから
まちづくりの何かに結びつければいいなあと思う。
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女神隊

2010-02-15 20:05:06 | Weblog
聖バレンタインデー
皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
大好きなひとに想いを伝えることができたかな?

土曜日・日曜日と女友達との会食が続いた

土曜日
長男が小学校のときの野球クラブ・母親メンバーで居酒屋へ
可愛い息子たちを真剣に応援することから
あつかましくも「女神隊」とネーミングされたこの集まり
今回はメンバー8人全員が揃った。

小学校で、野球を通して笑ったり泣いたり悩んだりした息子達も
高校受験を迎えた。
進路もそれぞれで、興味の先も野球だけではない。
でも、母達は集まれば すぐに話が弾んで
あっという間に時間が過ぎてゆく。
息子がいなかったら知り合わなかったかもしれない人達。
あの3年間で とても太いキズナができた気がする。

これから息子達は いろんな局面に立つことだろうと思う。
その度に 「女神隊」で集まって
あーでもない・こーでもないとお喋りを弾ませたいなと思う。

日曜日は 美容スペシャリストの女友達とコラーゲン補給に
スッポンフルコースを食べに行ってきた

同い年の、とっても美人の友達と
20歳ほど年上の美人マダームお二人との
スッポン会食
ビールありシャンパンあり赤ワインありで
すごく楽しかった。

食事だけで飽き足らず そのままカラオケボックスへ
呑んで唄って踊って
ほんとに楽しい夜を過ごした
社交ダンスを習っている年上マダムのサンバにチャチャチャ

今の60代は こんなに若くて素敵で元気なのかと
こちらがたくさんのパワーをいただいた
さてさて
新しい1週間が始まり 2月も後半に入った。
女神隊とスッポンのパワーで
厳しい寒さを乗り切りたい


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帰山式

2010-02-14 08:24:57 | Weblog
私の茶道の先生は 日蓮宗のお寺の奥様。
今回、息子さんが2回目の厳しい荒行を終えて
帰ってこられた。

11月から100日間、厳寒のなか1日2回のお粥中心の粗食で
座禅と水かぶりの大変厳しい荒行をされた。

先日、無事に荒行を終えられ
親類縁者・檀信徒が集まり、無事帰ってこられたことを
お祝いし、お参りさせていただく「帰山式」が行われた。

私達 社中のものは 皆様にお茶をふるまう係りとして
このお目出度い式に参加させていただいた。

一緒に修行された全国各地のお寺の息子さんが
お互いの「帰山式」に華を添えるため
参加し、水かぶりの行をされる。





小雨降る 2月厳寒の空の下
8人の若き和尚様たちが 大きな声を張り上げて
勢いよく冷たい水をかぶる姿は厳かで勇壮だ。
見ているうち、知らず知らずに涙が流れた。

100日間の荒行のせいで 身体は白くてげっそりされて
目だけが爛々と輝いていて神々しい感じを受けた。

想像を絶するような厳しい状況に身を置き
そのなかから 精神性を高められ成長されたことだと思う。

これからも精進を重ねて檀信徒さんの幸せを祈り
愛や支えを与えたいと挨拶されたときには
集まった皆さんの目からも熱いものがあふれた。

自分が如何に生ぬるいところにいるんだろうと思ったし
これから私も頑張ろう!!と勇気をいただいた。


 
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THE ハプスブルグ

2010-02-13 11:27:59 | Weblog
建国記念日、冬の京都にて楽しい一日を過ごした

京都国立博物館の 「ハプスブルグ展」へ。



600年以上にわたってヨーロッパに君臨した名門王家ハプスブルグ家の
至宝・名宝が これでもか!これでもか!というくらい展示されている。

祝日だということで 来場者がとても多く
待ち時間表示も出ていて ヤだな・・と思ったのも
束の間、美術品の素晴らしさに目を奪われ
息を呑み・・
来てよかった と感激した。



ケタ外れの名門大金持ちによって庇護され
花開いた素晴らしい文化は圧巻だった

なかでも目をひいて興味深かったのは
明治天皇からフランツ・ヨーゼフ1世に贈られた画帖 

日本に初めて里帰りしたもので
世界でも初公開の作品だった。

当代きっての有名画家が 日本の風景や暮らしを描いたもので
さすが保存状態が良く、綺麗な色彩そのままに残っていてびっくりした。

感激のままに 次は観世会館へ。
茂山門下である、お香の先生親子が 狂言の発表会に出られるので
お仲間の方々と一緒に観に行ってきた。

お能よりもよくわかり とっても楽しい世界で
「仁王」という狂言、お母様の魅力を最大限に表現されて
会場が笑いに沸いた。

あの独特の動きをしながらの長い台詞、
観ているほうは大変楽しいが
稽古の積み重ねの賜物なのだろうなと思う。

茂山千之丞さんの米寿祝賀発表会ということで
千之丞さんの小舞と 千作さんの独吟も
みせていただくという 何とも贅沢な発表会だった。





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運の流れ

2010-02-10 08:38:17 | Weblog
人の人生に「運の流れ」というものがあるように
それぞれの国にも 運の流れがあるように感じる。

何をしてもノリにノッっていけるときと
何をしても 空回りのとき

上昇気流にうまい具合にのってしまえれば
小さな幸運の重なりが続くのに

日本って、あれよあれよという風に
つまづきが続く

恥ずかしいような国会
トヨタ プリウスのリコール
キリン・サントリーの統合破談
朝青龍の引退・・

真央ちゃんあたりが ガツーンと
キム・ヨナを抑えてアジアのトップに躍り出てほしいもんだ

京都府議会議員の佐々木幹夫さんのメルマガを読んでると
昨日、9日の府議会の定例本会議は「きもの議会」だったそうだ。

毎年恒例の「きもの議会」、
和服の普及を願って
府知事や理事・議員さんが和装で出席されたそう
京都ならではの策

日本人の正装、和服が見直されて
低迷するキモノ業界を活発にしたい
自分の国の正装・文化に誇りをもつことから
始まるんじゃないかなあ
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そんな時期

2010-02-09 11:30:30 | Weblog
長女の高校で PTA会報の編集委員をやっている。

毎年、この時期は卒業生特集を組む。

3月に卒業を目前にした3年生から父母へのメッセージ
たくさん寄せられた原稿を ひとつずつ読んでいった。

朝早く起きての毎日のお弁当つくりや心の支えとなってくれた
両親への感謝が それぞれ綴られている。

読んでいると、まるで自分の子供に声かけられているようで
心や瞼があったかくなってきた。

多くの子供たちが、お父さんお母さんの子供に生まれてよかった。
この家が大好き!というメッセージを残している。
そして決まり文句のように
「普段は恥ずかしくて言ったことないけれど・・」。

18年って長いようで ほんとうに短い。

この家からいずれ出て行き 
親を通り過ぎていってしまうと思うとすごく淋しい。
けれど、 
毎日をこの家で過ごした思い出が
暖かいものとして ずーっと心に残りますように・・
成長するにつれ、手をかけることはなくなるが
そのことだけは 忘れずに心がけていたい。

卒業・・もうそんな時期。
明日は長男の私立高校受験の日だ!大変


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しあわせって・・?

2010-02-08 23:10:05 | Weblog
友達に借りた本を読んだ。

林真理子の最新刊 「私のこと、好きだった?」



雑誌「STORY」に連載されていた小説で
42歳のテレビ局女子アナ、美希子の仕事や人生や恋愛・結婚を通して
女性の幸せとは何かを考えさせる物語だった。

久々の真理子本 読み易い
40代の女性の心を描く小説は 絶品だ
同年代の女性が主人公なので 感情移入もしやすくて
楽しく読めた。

女の幸せって何だろうね・・

林真理子さんこそ、女の幸せフルコースをまっしぐらなのでは?と思う。

ブスでデブというレッテルを貼られたものの
27歳でデビューしてから 本が売れる売れる
名誉と経済力をもって欲しいモノは何でも手に入れた。

エリート理系サラリーマンと結婚し
高齢で出産し一女をもうけ
ダイエットも成功し、美容とファッションにふんだんなお金をつぎ込み
今では「美しい作家」となっている。
歌舞伎に観劇、ワインに・・と才能とお金のある男友達と遊ぶ。

昔は 幸せにしてくれる男性との結婚が
女の幸せだったと思う。
今は 選択肢がぐーんと広がり、それぞれの価値観で
しあわせの定義も範囲が大きくなった。

仕事ひとすじに生きるもよし
愛するひとと結婚するもよし
未婚で子供を産むもよし

ついつい他人の庭の芝生がうらやましくなるけど
幸せはやはり自分のなかにある。

体が健康で、ワクワクするような目標があることが
幸せなことなのでは?と、私は思う。
人間、欲が深くて なかなか「これで充分!!!」とは思えない。

どこまでいっても 次はこうしたい・ああしたいと
願望や欲望が出てくる・・
案外、これが幸せなんじゃないかなと感じるのだ。

贅沢をいえば、それプラス
自分を認めてくれる存在が傍らにいること
愛すべき対象が傍らにいること
そんなのが最高だと思う。
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