石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

観月茶会

2007-09-26 21:48:27 | Weblog
昨日は中秋の名月
一昨日から びっくりするほどのどしゃ降りで
雨で お月様みえないかな・・・と思ってたのに
夕方から晴れて とても美しい月夜となりました。

お世話になっているお寺さんの観月の茶会
今年は お手伝いをさせていただくことにした

夜7時から 月の光輝くお庭にて和尚様のお経と法話
その間に 女衆7人で 30人分のお膳を用意して
軽いおしのぎを



お料理当番の方が 朝早くから作ってくださった
地のお野菜たっぷりの精進料理
盛り付けやお運びを キャーキャー言いながら
楽しくお手伝いした
法事や 親戚ごとなどで 女ばかりで
台所仕事なんかをするのは大変なようで
実は 実は とても楽しくて大好き
バタバタと忙しいので 細かいことも気にならないし
か・な・り笑える事件が続出するものです

お食事のあとは お寺のお茶室にてお月見茶会
奥様が お点前をしてくださって
私も 着物を着て お運びや水屋仕事を手伝った



お茶室は 暗くしてあり、ろうそくの灯りと
月明かりのなか 神秘的な空間になっている

30人ものお客様なのに 水屋には たったの3人
ここも笑えるほど大忙しで 
お客様の前では楚々とした着物美人(?)を演じ、
見えない水屋では
髪振り乱して茶筅ふりまわして大格闘です

お菓子は 里芋の生菓子
お軸は「明月清風」
すすきやうさぎさんや 何もかもがお月見づくしのお茶会でした

主人と義父母・子供達も参加してくれて
思い出に残る中秋の名月となった

お客様が帰られてから お手伝いの人ばかりで食事をし
そのあと 一人ずつ お茶を点てていただいた
珍しい道具を見せていただいたり、お喋りに花をさかせたり
それから片付けが 始まり
お寺をあとにしたのは なんと午前1時過ぎ

興奮状態なのか、不思議に眠くはなくて
空を見上げると 月の美しさに吸い込まれそうになる
日中の蒸し暑さはどこへやら
肌寒いくらいに澄んだ空気に月あかりが綺麗すぎる~
また来年も こんな素敵なお月様と会えますように・・
今夜は 早く寝よーっと 
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子はかすがい

2007-09-22 23:57:40 | Weblog
舞鶴市の文化祭で 表千家・裏千家・藪の内流の合同お茶会に
茶道つながりの友達と参加

いろいろなお点前を見て
美味しいお茶とお菓子をいただき
素敵なお道具を拝見し
何よりも 嵐のようにお喋りに花をさかせ
(大輪の花でした
楽しい午後のひとときを過ごすことができた

画廊にお勤めする この友達は
一生懸命 掛軸の文字や茶道具を勉強してました
私よりひとつ年上で子供も同じくらいの年齢
子育てひと段落ついて子供の手が離れたら
西国88か所めぐり お遍路めぐりを一緒にしよう
と意気投合
そんな日が早くきてほしいな・・

帰宅してから家の大掃除
なぜかというと・・
お盆にゆっくりできなかった主人の両親が
1週間ほど滞在するからなのです
どんなに良い舅・姑でも
やはり一つ屋根の下 過ごすのは
緊張感あるし 窮屈でもあるし
嫁の立場上、好き勝手に振舞えないですよね

でも・・でも・・・子はかすがい!

夕食のあと、思いがけず家族みんなで話が盛り上がり、
話題も多岐にわたって 夜遅くまで会話が続いた
目を細めて 成長した孫を見る舅・姑
子供達もおじいちゃんおばあちゃんと
いろんなことを喋り、家族の団欒って
いいもんだなあと 心が温かくなった

両親は年をとって 体も弱ってきたけど
私達の味方でいてくれると思うと心強いし
私達と同じ思いで 子供達に接してくれる
1週間、窮屈であるけれど
ガンバッテお嫁さんします
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バブルへGO!

2007-09-21 23:36:02 | Weblog
何なんでしょうこの暑さ
真夏のようにジリジリ暑くて いつになったら
秋になるんだろう・・と怖くなってくる。

レンタルビデオ屋さんから 更新のお知らせがきた。
1本DVDが無料で借りられるので 行ってきた。
行くと1本でおさまらない
「どろろ」・「さくらん」・「ドリームガールズ」・「バブルへGO!」と
4本も借りてしまった

借りたとたん 観るのがノルマのようになってしまう
返却日が明日なので 気合を入れて
広末涼子の「バブルへGO!」観た

ハチャメチャなストーリーの B級映画だけど
わかりやすくて 面白~い
難しくないから 頭使わなくていいし
とにかく気楽で面白かった
ラストも破天荒で なかなかGOOD

広末涼子扮するマユミが タイムマシンで17年前の
バブル期の日本へ行くの
バブル時代の描写が 面白くて
思わず私まで タイムスリップしたようで
懐かし~い思いになりました

太い眉毛に 原色ボディコン ワンレン ソフトソバージュ
「ディスコ」にポケベル 外車に 
1万円札ぴらぴらしてタクシーを止める人達
あまりの懐かしさに 画面に釘付けに・・・

一緒に観てた子供達は 「何~これ~変なの~」と
大笑い
「お母さんの若い頃ってこんなんやったん~
変~ありえへんし~」

ホントに今見ると ファッションやメイクも笑えてくる
30代後半から40代前半の方、是非観て下さい
おかしいけど 懐かしい 私達世代の旧き良き時代

爛熟気味で 類稀な時代だった
毎日が宴会みたいな 打ち上げ花火みたいな時代
「品格」のある時代ではなかったけど
こんな特殊な時代に 人生の一番いいときを過ごした同年代のひと
たぶんバブルに対する想いは 同じようなものだと思う
 
バブル時代にタイムマシンで行ってみたいなあ~
17年前 1990年
私は 22歳でした

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長谷川智恵子さん

2007-09-19 23:17:45 | Weblog
茶道 今まで先生と私のマンツーマンの緊張お稽古だったのが
今日から グループでのお稽古になった。

60代くらいのおばちゃまと 20代前半の女の子と私の3人で
お稽古をつけていただく。

それぞれ稽古しているお点前も違い、
見ているだけでも大変勉強になる。
いろいろな受け答えの勉強もできるし
俄然 面白くなってきた

また、20代女子というジャンルの人種が
今の私のまわりにいないため
今回からお稽古ご一緒させていただき
とても刺激的
若い!
可愛い!!
同じ人間と思えないくらい まるで違う
ふわふわの髪・長ーく濃いまつ毛・細ーい体
ライバル意識とか 若い女性への嫉妬とか全くなく
ただただ とにかく若さを愛でている自分が とっても「おばちゃん」で呆れてしまう
若いパワーをもらって 頑張ろうっと

長谷川智恵子「気品磨き」読む



銀座日動画廊副社長の 長谷川智恵子さん
気品があって知性的で美しくて
前から気になっていた智恵子さんのエッセイ集

フランス政府から2つも勲章を受章され、
美術書もたくさん出版されている。
この素敵な方が 嫁姑関係に悩んでおられたなんて知らなかった
明治の女であり7人の子供を育てながらキャリアを積み重ねた
厳し~い姑のもと、びしばし画商の嫁としてしごかれる
その苦労が 凛とした品をつくっているのだなあと思う

最終章に 文化としてのお墓について熱く語ってらっしゃるのには
びっくりした。
お墓というのは 自分の家のルーツや歴史を辿る唯一の手段だと
語られる。
お墓を大切にする家は栄えるとも仰っている。
そう、そのとおりです
仕事柄、いろいろな家のお墓を見てまわるが
栄えている家のお墓は花が絶えない。美しい
今自分があるのは 祖先があってこそ・・という
謙虚な気持ち・「お陰さま」の気持ちがあるからこそ
栄えるのだと思う
もうすぐお彼岸 みなさま どうぞお墓を綺麗にしてきてね
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頑張ったね!運動会

2007-09-16 22:14:19 | Weblog
雨の心配をしていたけど 暑すぎるくらいの好天に恵まれ
無事 小学校の運動会が終わった
小6のケイ最後の運動会 来年からは小3のカナひとりになってしまう



小学校の運動会は やはりみんなの張り切りようが違いますね
おじいちゃん・おばあちゃんも 見にくるし
お弁当も気合が入る入る 
デザート類もクーラーボックスに充実させて。
午前中 頑張った子供達が お昼にそれぞれの家庭まで
帰ってくる昼食の時間が大好き
しーんとしたグランドのまわりで
お母さんの頑張ったお弁当を 和やかに食べる時間
家庭っていいなあと ほのぼの気分になる



明日は連休最終日
ふたりの息子は 例のごとく野球の試合
6時半ころ出ていくふたりのために
明日も力をふりしぼって 愛情弁当を作らなきゃ 
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ちおん舎

2007-09-13 22:21:04 | Weblog
安部首相辞任のニュースが流れた途端
アニメ関連の株価が上昇だとか・・・
なんで?なんで?
麻生さんが 大の漫画ファンなんだってね・・
ぼんくらの私は 絶対投資家には なれないなあ

京都三条ちおん舎(西村家住宅)にて お香の会
ちおん舎とは・・・
 13代も 法衣商・呉服商を営んでこられた西村さんの居宅
先代の吉右衛門の時代には 故ダイアナ妃の着物を手がけたことでも有名に。
その後、「和空間」として 
お茶会・コンサートなど 文化の情報発信拠点となりました






ちおん舎とは「温故知新」より「知」・「温」を。
また、「千」・「智」・「音」・「恩」の意味も含まれているそう

この西村さんが 甲南女子大学のOBで、今日の香の会は
南女OB会のようで、和やかな楽しい会だった

香の会は 組香というお香あてゲームをみんなでする会なんだけど
ただ当てるだけが目的ではない。
季節を感じたり 節句の意味を考えたり 和歌を学んだり・・と
とても ゆったりと楽しいひとときが持てる


ひも結びも学びます・・・これは菊のお花のひも結び
不器用な私は どうにもこのひも結びが大の苦手・・
ひも結びは 理系の方のほうが向いてるそう

本日は 秋の菊を感じる お香の会だった
正解の人がいただく 香会記録紙
美しい文字で菊の和歌がかかれた記録紙を
今日は 私がいただきました嬉しい




優しく素敵な先生を この京都舞鶴にも招いて
来月10月より、毎月1回 お香の会をひらく計画をしてます
これから広報もしていく予定ですが
ご興味ある方がおられましたら 是非是非 お声かけを
口コミをよろしくお願いいたしま~す



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自己管理能力

2007-09-12 23:53:34 | Weblog
安部首相辞任劇で 騒然とした夜ですね
政治家に同情は禁物でしょうが、顔つきや目のうつろさ
限界状態を お察しいたします

今日、ストレッチ体操の先生のお話を聞く機会があった。
すらっと長身で くびれた腰、きゅっと上がったヒップ
きれいな体型と華やかな容姿の先生、
なんと3人の子供をもつママであり
その子供の年齢が 28歳・26歳・24歳

思わず、ええーっと声を荒げてしまった。
子供を産む前と今と ほとんど体重と体型は
変わっていないらしい。
不思議そうにしてる私に、産後、腹帯を巻いてたから・・と
先生が仰った。

出産した経験のある女性なら知っていると思うが
妊娠5ヶ月目の戌の日に 巻き始める腹帯
お腹が大きくなりすぎないように
出産まで ぐるぐる巻きに巻いていた、あのさらしの帯
あれを産後も 同じようにぐるぐるきつめに巻いて
その上に ウエストニッパーで 締め上げたそうだ

食べることが大好きで 食べることは制限できないから
とにかく運動する、体を動かす
そして、大事なことは姿勢のよさで
常日頃、姿勢に気をつけて意識するだけで
おなかの肉がなくなってくそうだ

「この体型を保たなければ、ストレッチ講師の仕事がなくなるから
 がんばらなきゃ!」と明るく笑う先生
やっぱ、それですね
まわりから見られている女性とか 体型を保つ必然性が高い女性
そんな人は 美しい
30歳過ぎてからの体型維持は 自己管理能力が高いって
看板ぶら下げて歩いてるようなもんですね
今日は やけに運動したくなって 頑張ってカーブス行ってきました
 
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裁縫師 小池昌代

2007-09-11 23:46:56 | Weblog
午後6時半に外に出ると もうあたりが薄暗くて涼しい
あんなにがんがんと暑かった夏は もう完全に終わって
秋の気配に 心がじーんと淋しくなってしまいます。

1冊の短編小説集に出逢いました。

本との出逢いも また縁であると思う。
数え切れない無数の本 
出合えない世界もいっぱいある。
小さいときから読書が大好きで 結構本を読んでいる私でも
読んだことのない作家の本は 数限りない。
死ぬまでに読める本に 限りがあるなかで
心を惹かれる作家との出逢いは 縁があったとしか
言いようがない



図書館で ふっと手にとった短編集
小池昌代「裁縫師」
もともと私は 短編小説というものは
特別でないかぎり 読まない。
阿刀田高・村上春樹・安部公房・ロアルド・ダールくらいかな

なぜかというと短編小説で面白いと思う小説って少ないから。
本当に筆力が なければ人の心を短い文章で
ぐっと惹きつけるのは到底無理だから。
そんな私が 何故、小池昌代さんの本を手にとったかというと
彼女、第33回川端康成文学賞を 受賞した作家だから。
川端康成文学賞っていうと その年度、もっとも
完成度の高い短編小説に与えられる賞

そのタイトル「裁縫師」にも なんだか惹かれた

全部で5編の小説、全てが素晴らしかったです
どの小説も 夢と現実の狭間を散歩しているような不思議な世界。
美しく、詩情あふれる表現とウラハラに
全体に流れるとってもエロティックな雰囲気
今までにない新感覚の小説だった。
よく吟味された ひとつひとつの言葉・文章
心を高揚させる技術もすごくて まさに珠玉の小説集でした。

内容が素晴らしいというのではなく
文字と言葉を使った 芸術品・・という感じがした。

この方の エッセイ集を今度 読んでみようと思う

「裁縫師」、もし読まれる方がおられたら
その中の「左腕」という小説、オススメです
夢のなかを彷徨うような 不思議な小説です
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永遠のとなり

2007-09-08 13:23:52 | Weblog
尼崎武庫之荘の仏壇屋さんへ ショップ見学させてもらいに
行ってきた
ご両親と20代後半のお嬢さんと3人でやってらっしゃる
お店で、2年前に建て替えされたそうです。



入ると、お香のよい香りと 癒しの音楽で
ほんとに居心地のよいお店
尼崎というイメージから バリバリの商売人を想像していた私は
皆さんの温かいお人柄とおもてなしに
すっかり魅了されてしまった。

お店のディスプレイや雰囲気も とても勉強になった


こちらは お昼の中華コースのデザート
こんなにたくさん ついてくるなんて・・イジワル・・

車での行き帰り、本を読んだ
白石一文「永遠のとなり」

この方の本は 読んだの2冊目
読みやすくて 文体のしっかりした小説だ。
今回の「永遠のとなり」は40代後半の男性ふたりのお話
小学校以来親友どうしの精一郎と敦。
肺がんを宣告されて離婚と再婚を繰り返す敦と
部下が自殺してしまい、自身もうつ病にかかって
故郷九州に戻ってきた精一郎の物語

「生きる」って しんどいことだなあ
でもみーんな頑張って生きるしかないんだなあと
じわーっと感動する話
全編通じて 語られる九州弁が ほんとに心に沁みる
リリーフランキーの「東京タワー」でもそうだったけど
方言って いいね
「永遠のとなり」も この九州弁で魅力が大幅にアップしてる
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忙中閑あり

2007-09-06 23:21:42 | Weblog
大きな台風が近づいているらしく、むしむしと蒸し暑い日ですが
猛暑は越えて とってもしのぎやすくなってきたこの頃
子供達の学校も始まり、家に子供がいない・・という時間を
満喫してます
お昼ごはんも自分のぶんだけ作ったらいいという気楽さ(旦那さまはお弁当なの
このウキウキ気分も 戦争のような慌しい夏休みが あったからこそ わかる幸せ感

今日は 末っ子が習っているお習字のお稽古の日
先生のお宅が遠いので 車で送って行かなきゃいけません
40分ほどのお稽古のあいだ、余程 忙しい日でない限り
近くの喫茶店で時間つぶしします。
木曜日午後、「L」で コーヒー片手に必死で読書してるのは
私です!!

30~40分なんて あっという間に過ぎちゃうけど
本を読んだり メールしたり スケジュール帳眺めたり
忙しいあいだの この時間、結構リフレッシュできる

明日は 尼崎の仏壇屋さんのお嬢さんが やっている
お香ショップの見学に行ってきます
うちでも扱っているESTEBANをラインナップで品揃えされているお店です

ESTEBAN

そのついでに JCBカードのポイントを集めてゲットした
ホテルのお食事券も使ってくる予定
おやすみなさ~い
寝て起きれば また忙しい明日が始まることに感謝
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