石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

明日から3月♪

2008-02-29 22:23:50 | Weblog
ここんところ、ずーっと天気が悪かったから
気が滅入りそうだったけど
昨日・今日は春のにおいがしませんでした??

おひさまが出るというだけで
人の心がこんなにうきうきと気分よくなることが
不思議
車のハンドルを握ってても
嬉しくてこのままどこかへ
すっ飛ばしてドライブしたい気分になる。

2月も今日で終わり
寒い~寒い~雪が!雪が!と言って
終わったような2月だったが
カーブスは 15回も行けたのだ
来月の計測日がちょっとだけ楽しみだわ

書店へ行くと 女性雑誌も4月号がずらっと
出てて 春気分いっぱい
新しい雑誌が店頭を飾ると
何故か私のアドレナリンは活発になる

好きな雑誌「STORY」
これまでのカバーガール、ちこさんこと
黒田知栄子さんが先月号で卒業(?)し、新しい表紙はどんなモデルさんが
飾るのかなあと興味しんしんだった。



新しい雑誌の表紙を飾ったのは
清原亜紀さんだった
オリックスの清原和博選手夫人
ああ~綺麗
39歳だって!


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最高級のおもてなし

2008-02-29 21:59:54 | Weblog
最高級のおもてなし・・
リッツカールトンでもなく
加賀屋でもなく

国の賓客をもてなす京都迎賓館
某美術館の友の会企画で 迎賓館見学に申し込み
抽選であたったのが昨年秋。
楽しみにしていたのに、急な来賓のため
中止になってしまった。

もうないのかも・・と思っていたら
2回目の挑戦で連れて行ってもらった

毎年、夏に10日間ほどある一般公開には
1日1000人・10日で延べ1万人の人が訪れる。
でも、この1万人のなかに入ろうとするには
倍率35倍の難関をくぐらないといけないらしい
応募はがきを何通出しても
なかなか抽選にあたらないそうだ。


迎賓館は 京都御苑のなかにある。


それを私達は贅沢にも8人で見せていただいた。


迎賓館正門。もちろん、わたしたち一般人は こんなところからは
入る事はできない。南の通用門みたいなところから入る

入る前には空港さながら
手荷物検査から、身体検査
事前に書類で身元確認もされている。
気が引き締まる

床や畳に いらぬ油がつくから・・と
白い靴下をはき、
もちろん、手にも白手袋をはめる。
置いてあるものには絶対さわらぬように!
といろんな諸注意を受けた

小泉元首相が 赤坂のほかにも、
日本の伝統芸術をしつらえた
和の趣の迎賓館を京都につくろう!と
総工費約200億円以上をかけて
つくった迎賓館

事務室などバックヤード以外の
賓客をもてなす部分の資材は畳もタペストリーも
ガラスも木材もすべて日本産だそうだ。
玄関の扉は裏表8枚あるのだが
福井産のケヤキの一枚板だった。

写真撮影は禁止なので
お見せできないのが残念


庭もお部屋も日本の美が凝縮されている。
そのほとんどを 国宝級の伝統芸術家が
ほとんど無償で技術提供しておられるらしい。

螺鈿や漆・竹細工や きり金・日本古来の
伝統工芸が ここかしこにほどこされている。
まるで館全体が 美術館のよう。
日本って こんなに素晴らしいものをもっているのだ~と
改めて認識できた。

美しい日本庭園には大きな池があり、
ここの錦鯉は 新潟地震の山古志村の鯉だそうです 






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フリースタイルパーティー2008

2008-02-27 23:09:40 | Weblog
先日、所属している商工会議所青年部のイベント
フリースタイルパーティー2008に参加した。
20代から40代の男女のカップリング・・お見合いパーティー
毎年恒例の行事で、今年はなんと15組の微笑ましいカップルが誕生した



FM京都アルファステーションのDJ 珠久美穂子さんが司会という
とっても華やかで豪華なパーティー
運営スタッフとして参加した

珠久ちゃんのブログ

ほんとに珠久さんは可愛い!!

キラキラと輝く大きな瞳
小柄で華奢で ピンクのジャケットと白のパンツで
春らしく、愛らしく
頭の回転よし性格よし仕事できる
めっちゃスゴイ女性です

たくさんのカップルが誕生して嬉しい
カップルにならなかった人もこれをきっかけに
愛を育んでいってほしいな

見てると、30代の綺麗な女性が多くて
早く素敵な彼を見つけて幸せになってほしいな~
思った。

こればかりは縁とタイミング?
思うに男子も もっと積極的に迫ってほしいなあ
みんな遠慮がちで大人しいかんじ

いくら女性が強くなったといっても
やっぱり、女子のほうからは
なかなかプッシュできないじゃない?
シャイな男のひとも魅力的だけど
褒められ、愛され、押されたら
陥落してしまうのが女性だと思うのですが・・

とにかく、15組のカップルが
めでたくゴールインできますように・・
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こんどこそ!片付ける技術

2008-02-26 23:09:47 | Weblog
池田暁子さんの漫画
「片付けられない女のための今度こそ!片付ける技術
友達に借りて読んだ。



面白い

漫画家の池田さんの自宅
2Kのアパートがゴミ屋敷のように
足の踏み場もないほど散らかっている
玄関にたんすが置いてあったり
台所に洋服かけのラックが置いてあったり
信じられない配置でモノがあふれ
恋人も部屋の汚さを見てしまい
去っていく

その池田さんが 工夫を重ねて
少しずつ部屋を片付けていくのを
漫画にしてあるんだけど
部屋が片付いていくのを絵でみるだけで
読者の私の心もなんだかスッキリしてくる

部屋が汚くて モノが溢れていることによって
運気が滞り、いろんなチャンスを逃すことが
これでよーくわかる

うちの家も 家族が6人
それぞれの道具がいっぱいあって
四苦八苦している。
とりあえず、不要なモノは即捨てる
今日の新聞は今晩捨てる
今月の雑誌は 月末に捨てる
たくさん来る郵便物は その場で開封
いらないものは全部ゴミ箱へ直行
子供の学校のおたより・テスト
見たらすぐ処分

そして床の上にモノを置くと運気が下がると聞いてから
床の上には 極力モノを置かないようにしている。

それでも溜まっていくのが私の場合
こればかりは溜まる一方なのだ・・
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乳と卵

2008-02-22 22:53:46 | Weblog
芥川賞受賞の川上未映子さん
「乳と卵」 本になるのが待ち遠しくて
掲載された文芸春秋を買ってきた。

昨夜、読み終え
今日、書店に行くと「本日発売」の札をつけて並んでいた。
白と赤の素敵な装丁で 本も欲しくなってくる。

「乳と卵」
適度な大阪弁の口語調で書かれた 珍しい文体で
物語が紡がれていく。

豊胸手術に異常なほどの興味をもつ39歳の巻子と
その娘・・思春期の入り口に立ち、
大人になっていくことに戸惑いや嫌悪をもっている緑子。
そして巻子の妹であり、緑子の叔母である「私」。

東京に住む「私」のもとに、大阪から巻子母娘が
数日間、泊まりにきてから始まるお話。

ほとんどが、大阪弁のしかも「私」の喋り言葉で
綴られているので、最初は相当読みづらい。
でも、途中で大阪の友達から話を聞いているような
そんな感じで慣れてくると
どっぷりとその小説のなかに入ってしまっている。

主題は ごくありきたりだと思うのだが
小説の演出が上手
数日間のできごとをちゃんと完結させているし
静かなところと激しいところの
コントラストがうまいなあと感じた。

女の体や生理のことを めちゃめちゃ
生々しく描いているのだけど
テンポのよい大阪弁、喋り言葉なので
あっけらかんとした友達とおしゃべりをしてるような感覚になる。
すべて計算された小説の技法なのだろうな

文芸春秋には 選考委員の選評も掲載されている。

池澤夏樹・石原慎太郎・小川洋子・川上弘美
黒井千次・樹のぶ子・宮本輝・村上龍・山田詠美
・・・という錚々たる文壇の先生方

この選評も 大変面白いし、文学の読み方の勉強になる。
さすがに小説家として成功されている方の
目のつけどころは違うなあと感心した。

「乳と卵」については ほとんどが即決で受賞作に
推されたみたいだが、ただ一人 石原慎太郎さんだけは
辛辣な評価をされていた。
豊胸手術を東京まで受けにくる巻子の
乳房の意味が伝わらない・・そうだ。
一人勝手な調子のお喋りは不快で聞き苦しいと
評しておられた。

乳房への偏執の意味は私も、よくわからなかったが
石原慎太郎さんのような生粋の東京人には 
川上さんの大阪弁はあまり心に響かないかもしれないな

関東のかたは この小説を読んで
どう感じられるのだろうか


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梅一輪ほどのあたたかさ

2008-02-20 23:51:22 | Weblog
今日は ほんのちょっぴり暖かい日だった。
春を彷彿とさせる小さな暖かさで
心はうきうき なんとなく気持ちが弾む

今はエアコン・ストーブ・床暖房 暖房設備が
完備してて家のなかで暖かく過ごすことができるが
昔のひとたちは 本当に暖かい春が待ち遠しかったんだろうな
我慢してひたすら待っていれば
春は来るのだから
日本人の気質は きっと気候や四季によっても
つくられてきたのだと思う。
年中あったかくてホットな南国のひとには
備わらない心の機微が育ったのだろう

さて、昨夜遅く、山形は蔵王のスキー場から
帰ってきたダンナさん
家族の手前、あまり楽しそうな様子は
見せてはいけないと思っているらしく
派手な感情表現はないが
たぶんめっちゃめっちゃ楽しかったんだと思う

うしろめたさを誤魔化すように
大量のお土産
私の好きそうなものばっかりで
この頃スカートがきつい私は嬉しい悲鳴~

山形の牛タン
山形の地酒
山形の笹かまぼこ(舞鶴のかまぼこの方が格段上
山形銘菓「萩の月」
蔵王銘菓「樹氷ロマン」(美味しいチョコビスケット)
そして超オススメの銘菓「喜久福」というお菓子

オススメ銘菓というだけあって
やはり美味しい~
研究に研究を重ねられた結果みたいなお菓子

友達との飲食・お茶・家でのおうち呑み
美味しいものを好きなひとと食べる幸せ
飲む幸せ
私の最も好きな事だ
でも・でも・
太りたくない
引き締まったからだでいたい

このふたつの大きな欲望を両立させるのは
非常に難しい
誰か、うまく両立する方法を教えて
どんどん新陳代謝が落ちていき、
今までと同じように食べる事は
できないでも食べた~い

節分の巻き寿司・バレンタイン・美味しいお酒がたたり
寒い時期、体を動かすことも少なくて
ただいま、からだが危機状態
カーブスだけでは足りず
今夜は 市の体育館に走りに行ってきた
200メートルのトラックを20周
4キロ、走ったよ~
汗が出て、疲れて、足がガクガクで
気持ちいい

そのまま帰ってすぐにお風呂
文芸春秋掲載の芥川賞受賞作「乳と卵」読み始める
もちろん、お風呂上りは冷やしておいたビールだね
ああ 両立の道は遠し
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人間のしあわせパート2

2008-02-19 10:25:54 | Weblog
結婚前に花嫁修業をしながら
6ヶ月間だけ府議会議員の選挙事務所でアルバイトをしていた。

かなりご年配でベテランの府会議員さんだったから
選挙活動にガムシャラでもなくて
70歳くらいのSさん(男性)と
80歳くらいのWさん(男性)と一緒に
ゆったりのんびりと後援会名簿の整理などをしていた。
ふたりの昔話をストーブの近くで聴きながら
襲ってくる睡魔と闘う毎日だった

結婚してから 4年後にその議員さんは引退され
家事や子育てで 私も選挙事務所のことは
すっかり忘れていた。

そしたら先日、主人がお墓の仕事を請け負ってきて
なんとその方は 選挙事務所のSさん
Sさんから、「お宅の奥さんと選挙事務所で仕事をしていたんだよ」と
言われたらしい。
几帳面なのに ちょっぴりおっちょこちょいで
いつも叱られておられたSさんを思い出し
とーっても懐かしい気持ちに・・

仕事の書類や図面を郵送する際、
手紙を書いて同封した。
結婚して16年が経つこと・子供が4人も生まれたこと
短期間、一緒に働いたことを懐かしく思い出していること
などなど・・・

数日後、Sさんから達筆のお手紙が届いた。

~略~
私は太平洋戦争で南千島エトロフ島で終戦を迎えました。
ソ連軍に降伏してシベリアへ連行され
3年間の強制労働に従事しました。

シベリアでは一冬越すあいだに 寒さと栄養失調のために
毎日 戦友がバタバタと亡くなっていきました。
私の人生では忘れることができません。

昭和48年に定年退職をし、その後
霊場めぐりをして 戦友たちの霊安かれと祈りつつ
西国・坂東・秩父百観音巡拝と
四国88ヶ所遍路をして現在に至っています。

私は90歳・妻は87歳になりました。
峠を越えた私達
余生は神のみが知る秘密です
生きながらえて今日、社会に対して
ご恩のひとつでもお返しができれば幸におもいます・・・

~略~

読み終えて、すがすがしくあたたかく
何ともいえずシアワセなきもちになった
と同時に 
Sさんがこんなドラマティックな人生を送っていたことに驚いた。

ここには人生のすべてが詰まっているように
思いませんか?
戦争・友・夫婦愛・巡礼・感謝・社会への還元
素晴らしい手紙だと思った。

奥さんとふたり、まったく死を怖れておられない潔さも
素敵だなあと思うし、90歳にしてなお
社会に恩返ししたいなんてすごいなああ
きっと友達がたくさんたくさん亡くなられ
生き残ったご自分には
何か使命があると思われたのではないかなあ

おそらく、この戦争のおはなしも
きっと あのバイト時代に聴かされていた
ように思うのだが、まったく覚えていない
23歳の私には 迫りくる結婚式のことしか
頭になかったのだと思う
今の私なら、ちょびっとはわかるな
自分が神に召されるころになって
みんなに恩返しをしたい・・と思って
毎日を生きられる・・
そんな人生にしたい

ちなみに男前で社交的で毎朝奥様に
お出かけまえのキスをしていた
Wさんも97歳で元気に生きておられるらしい
嬉しい限りだ




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人間のしあわせ

2008-02-17 07:58:49 | Weblog


朝起きれば あたり一面銀世界
まだまだ降り続きそうな気配だ
しんしんと静かな日曜日、自然に観念して
家でおとなしく過ごせるのが嬉しい

いろんなご縁で出会ったりょうママさん
彼女のご長男は私の長女と同じく中学3年生
自閉症の子供さんである。

りょうママさんのブログ

看護士のご主人と3人のお子様を育てながら
一生懸命、生きているりょうママさんに
いつも尊敬の念をもっていた。

その彼女が実行委員をしている
まいづる障害児子育てネットワークの集い
ボランティアとして参加した。

子供の部と大人の部の2本立てになっており
次男ケイと末っ子カナも参加し、障害をもったお友達と
いろんなレクリエーションやカップケーキ作りを楽しんできた。



このような企画は 舞鶴で初めてのことらしく
無論、私もボランティア参加するのも全く初めてのこと。
気負って行ったわけだけど
何もお手伝いもできず、ただただみんなと一緒に
その時間を楽しんだだけになってしまった。

いろんな知的障害をもった方がたくさんいらした。
毎日、毎日を真剣勝負で、この子たちと
向き合わなければいけない親御さんたち
将来のことやご兄弟のことも常に心配だろうし
悩み、戸惑い、怒り、いろんな葛藤を
乗り越えていかれるのだと思う。
初めて接する世界であった。
大変さを想像することができても
家に帰れば 私達はその子供さんたちと
離れてしまうのであって、
しんどさを共有することはできない。
もどかしい気持ちになると同時に
みなさんに頭が下がる思いでいっぱいになった。

たまたま私の子供は 障害をもたずに生まれてきた。
そのときどきに成長の過程の心配事があるけど
健康で、毎日楽しく学校へ行ってくれる。
私自身も、さして悩みもなく
好きなところへ行き、好きな本もいっぱい読める。
なんの心配もせずに好きなお酒も飲める。
そして何より健康で、動きまわれる。

本当に主人や家族や親兄弟やご先祖さんや
そのほか多くの多くのまわりの人たちに
感謝するばかりの毎日だ。
でも、これからは感謝するだけでなくて
自分の健康なからだでできることを
誰かひとの為にお返ししたい
こんなこと言うのは ほんとにおこがましいけど
大それたお返しなんぞできないけど
誰かの役に立ちたい
誰かに喜びをあげたい
誰かの笑顔を見たいなと思う
人間って それが究極の幸せなんだと思う。
子供たちにも そんな幸せが
一番の幸せだと思えるようなひとになってほしい

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地震カミナリ火事オヤジ

2008-02-15 22:26:53 | Weblog
2月真っ只中 さっすがに寒い
積もるほどではないけれど
毎日毎日 雪が降る
明日の夜から 主人は山形は蔵王へスキーへ
ちょっぴり寂しく 大部分は何して過ごそうかなあ
ワクワク

さてバレンタイン、美味しいチョコにありつけたでしょうか?
いろーんなチョコが 我が家を駆け巡り
チョコの食べすぎで 吹き出物と体脂肪が気になる。
最近は友チョコなるものの出現で
ただでさえ忙しいなか、末っ子カナのお友達に
雪のなかをチョコレート配りに走りました

13日の夜、綾部市防災実行委員会主催の
ふるさときゃらばんミュージカル
地震カミナリ火事オヤジを観に行った。

ふるさときやらばん

雪がちらほら降るなか、主人と友人達6人で行き
いっちばん真ん前のど真ん中に座席をとり
ど迫力で観た。

一番前の真ん中でミュージカルを観るなんて
初めてのこと
迫力があるし 役者さんの汗や皺・表情も
しっかり見えて とても臨場感あった

重要な登場人物である 可愛い女の子は
あのサトエリのお姉さんだそうで
そういえば、よく似てる
可愛い

地域の消防団を中心に 家族愛や地域愛を描いた
ホームコメディ
こんな町に住んでみたい~と思うような
楽しいご近所さんで、元気の出るお芝居だった
とても寒い日だったけど
元気が出てあったかい気分になりました
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中島らも

2008-02-12 21:36:27 | Weblog
この冬一番の寒気がくるそうです
寒いです~風邪ひかないように気をつけて

強烈な本を読んだ
中島美代子著「らも 中島らもとの35年間」



中島らもなんて 今まで気にもかけたことがなかった。
コピーライターでエッセイかなんか書いて
面白い人生相談なんかをしてる人・・
くらいしか知らなかった。
3年前に亡くなられたことも 知らなかった。

何故 この本を??
なにかの雑誌の書評で紹介してたのが面白そうで
書店でたまたま見つけ、手にとってパラパラ見て
とても惹かれるものがあったので
即買い 縁があった

らもの奥さんのミーこと中島美代子さんが
19歳で出会ってから52歳で死別するまでの
恋愛時代と夫婦生活を描いた本

らもとミーは宝塚でずーっと生活してたそうで、
本のなかに出てくる地名も三宮や豊中・西宮など
知ってるところですごく親近感がわく

らもは 神戸の超進学校灘中学校を8番の成績で入学し
灘高の学生のときに三宮のジャズ喫茶「バンビ」で
神戸山手女子短大のミーと出会う

お嬢様育ちで人気者・社交的で男の子とオートバイに
乗って遊ぶミーと固い母親と歯科医の父親に育てられた
女の子と恋もしたことがなかったらもは
恋に落ちていく

結婚までの熱愛時代を描いた最初の章は
誰もが若いときに経験する甘くてほろ苦い切なさや
真剣にひとを好きになることを
懐かしく思い出させてくれる

ジャズ喫茶で筆談し お互いの想いをさぐるシーンなんか
情緒に満ちてて素晴らしい

ふたりが結婚して子供をつくり
だんだんと恋人から夫婦へ移行していく戸惑いも
身に沁みてよくわかるところ

そしてアルコールや睡眠薬・ドラッグに溺れ
性的にも乱れていく。
子供と一緒に住みながら
夫婦交換をするという異常な生活が始まる

それと並行して仕事のほうは 大当たり
私生活がとんでもないのに
仕事が舞い込み お金が舞い込み
ふたりの家に帰らなくなっていくらも。

らももミーも精神的に病み 躁鬱病になってしまう

凄まじい夫婦生活
鬼才を配偶者にするとこんな苦労が待ってるのか
こんなに振り回されるのか
あ~、普通のダンナさんでよかった
自分のダンナさんに感謝の念が自ずと湧き上がる

ロストジェネレーションとよばれた
スコット・フィッツジェラルドとゼルダを
思い出した

アクの強い面白い本で一気に読めた
近頃、「カツラ美容室別室」みたいに
淡白であっさりしてて
何がいいたいのかな~
考えてしまうような小説が多い
よくわからないと言うと
感性を疑われてしまいそうな小説

でも、私はこういうような泥くさい
波乱万丈なストーリーのほうが好き
一生懸命生きてるような感じがするから。

中島美代子さん、晩年は極度のストレスによって
精神的に病んでしまうが
若いころの彼女は 本当にまっすぐで正直で
魅力的な女の子だ
美代子さんが最後の章で 天国のらもへ
手紙を書いている
一生懸命生きて、天国へいったダンナさんへ
こういう手紙を書きたいなあと思わせる
素敵な手紙だった
本、貸し出しますのでぜひ ご一読を


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