今日の報道で、日本協会が代表戦の観客動員に着手したとありました。何でもさいたまSで収容数6万人に対して、実際の入場者数は3.5万人だった事で日本協会も「こりゃいかん」と思って、対策を講じたようです。
対策案としては、入場券の販売方法や価格の見直し(家族チケット等)などがあるとか。この辺は初期の時期のtotoを思い出しますね。
先日のタイ戦は雪の影響や人気選手が出ていなかった事もあったのかもしれませんが、半分程度というのはやはりマズいかなぁ。「ランキングの低い対戦国相手に5、6万人が集まった時代とは違い、ファンの目が肥えている。常に満員にする努力が必要」と専務理事のコメントも出ていました。
Jリーグバブル時期から欠かさず観に行っている一ファンとしては信じられないし、どうしちゃったの?と思ってしまいます。まだネットが普及する前は、昼休みに一所懸命に電話予約でかけまくったり、JRの窓口がいいぞと思ってみたり、岡山よりも都会の東京 の方が予約電話がつながりやすいらしいと模索してみたりと、必死だったものです。
最近は、ヤフオクに大変お世話になっており、ここ数年は比較的いい席を確保できていますが、空席が目立つとなると、「何なの?」と思ってしまいますね。
一昔前までは日本代表戦のチケットはプラチナペーパーでした。しかしTV中継で、以前に「BBQできるぞ」と例えてしまった現状を見ると、どうしてかくも人気が凋落してしまったのかわかりません。オシム監督時代に、欧州組を後回しにして国内の若手を積極的に出場させ、顔をよく知らない選手にファンが離れていったせいなのか。
しかし、ここで基本に返ってみたいと思います。人気なのか実力・結果なのかという事ではないでしょうか。どんな相手でも満員で欧州組の「黄金カルテット」で試合を続けたジーコジャパンが、どういう結果と評価を残したのか思い出してみて下さい。
オシム時代にいくら「無名選手が多くて、観客動員が不安」と言われても、個人的に私は何とも思わなかったです。強くなればいいのです。
週刊誌をよく読んでみると、いろいろと代表ネタも出ていますね。練習相手の学生チームが「オシムJのが強かった」と言ったとか、「散らばれと言っていたオシム監督に比べて、岡田監督は集まれと言うので、選手に不信感が芽生えている。チリ戦で戦術が全然ダメだったので、サイドチェンジを多様したら良くなった」とか。他にもいろいろと載っていましたが、やめておきます。うーむ、どこまでが本当なのかわかりませんが、とにかく強くなって最後にニッコリさせてとしか言えませんね。
観客数が少ない=弱い というイメージができるのはよくないと思います。
坪井選手が代表引退を表明しました。残念です。あの人も長いですよね。中澤選手は後日撤回しましたが、坪井選手はそれはないのかなぁ。サッカー番組で出た話では、代表でもクラブでもいじられキャラだったそうです。まさか、そのストレスで!? それはないか・・・
いろいろと見ていたら、ZAKZAKスポーツに「岡田監督カリスマ性を無くしてしまった」説が出ていました。だから直接面談した高原と坪井がレッズに帰ってしまったという説です。そこには「造反劇」と物騒な表現でしたが、真相は?レッズも今や発言力が大きいクラブとなっているし、どうなのでしょうかね。
「カリスマ性」がどうかという事ですが、能力は横に置いておいて、カリスマ性が岡田監督にあるかといえば、個人的には小さいと思います。なぜか。世界を知らないからです。指導者として武者修行で欧州クラブに行き、もまれていれば別ですが・・・ 加茂ジャパンの二の舞にならない事を祈っています。日本代表が強くなって欲しい。