見逃し配信観戦レポです。
このGWで大阪のAsueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催された黒鷲旗の動画中継で観戦しました。本格的に観たのは準決勝の日立Astmo戦と決勝戦のトヨタ車体戦です。この大会で勇退する川島主将と宮下副主将の見納めとなります。ずっと出ていたのでしっかり最後の雄姿を観れました。準決勝と決勝を続けてリスペクトします。
【5/5準決勝:日立Astemo戦】
応援団の応援コールがよく聞こえていました。まぁ、会場の大阪が大阪国際滝井高校の地元なので、大応援団が行ったのでしょう。ずっと川島主将と宮下選手が出ていました。たぶん今大会そうなのでしょう。ずっと2選手を観れるというのはファン的にはいいし、河本監督の粋な計らいなのか。やはりコンビネーション抜群で、本当に2人とも勇退(引退?)が惜しいと何度も思う。
第1セットは取られました。中本、金田選手もずっと出ていますね。小松原選手がよくコールされていたので、活躍していたのか。客席が映りましたが、結構大人客も行っていました。まぁGWですから。中継でも川島、宮下両選手がよく映ります。第2セットは取り返しました。
ちょうど向かい側の客席が映りましたが、比べてみると岡山の方が全然客が多い。大旗やチアの姿も遠くに見える。第3セットも同じような顔ぶれ。やはり一番活躍していたのは小松原選手か。改めて見ると、小松原選手はバスケ日本代表の山本選手に似てるかも。相手が若手主体なのかもしれませんが、この日の岡山は本当にコンビネーションがいいように見えました。リーグ戦の時より強かったりして。この日の楢崎選手はリベロのユニでした。第3セットも取って、マッチポイント。第4セットもほぼ同じ先発。おっとチャレンジ。黒鷲旗でもありますか。結局3-1で勝ち、決勝進出です。
【5/6決勝:デンソー戦】
決勝戦は何と午前中でやっていました。Cスタに向かう電車の中で、しっかり観れました。第1セット勝っているじゃなですか。昨日と同じ顔触れですが、山城選手出てますね。ユニは昨日青だったからオレンジと思いましたが、同じ青色。やはり最後の試合は青なんでしょう。
先発は、山城、宮下、金田、長瀬、川島、中本、城戸の7選手。第1セットは難なく取る。第2セット。リードを広げる。デンソーは打つ手なしみたい。デンソーさん、郡山に移転するそうです。岡山の大応援団、ジップ並の応援です。
第3セット。リードされて始まるが、すぐに逆転。デンソーは粘りがなく、拾えない。ミスも多いし。鍋谷選手出ていないし、やはり若手主体なのか。今日は中本が冴えている。もはやエース格になりましたね。デンソーはコンビネーションがイマイチ。連続失点。そのまま勝って優勝。19年ぶりの決勝での初優勝。おめでとうございます。
試合直後のハイタッチで早くも川島、宮下両選手が涙顔になっていました。胴上げです。河本監督に続き、川島主将、宮下副主将の順で。その後も2選手かな。金田選手が宮下選手に向かって大泣きしていました。たぶん、関係が強いのでしょう。デンソーさんも胴上げをやっていたようですが、やはりこの大会がバレー界では一つの区切りになるのかな。
【岡山が悲願の初優勝 第72回黒鷲旗全日本男女選抜大会最終日】
「第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は5月6日(月・振)に最終日を迎え、Asueアリーナ大阪(大阪府)で女子決勝が行われた。
女子決勝はデンソーエアリービーズと岡山シーガルズが対戦。第1セット、岡山が序盤に金田修佳の連続得点などで試合の流れをつかみ先取すると、続く第2セットも序盤から先行した岡山が宮下遥の多彩なトスワークで流れを渡さずに連取。第3セットも勢いに乗る岡山が中本柚朱の連続得点などで先行。あとがなくなったデンソーも中元南のスパイクなどで追い上げを試みるが、岡山がそれを許さず悲願の初優勝を達成した。
試合結果と個人賞は下記の通り。
■女子決勝 岡山シーガルズ 3-0 デンソーエアリービーズ(25-13,25-17,25-12)
■女子個人賞
黒鷲賞 宮下 遥(岡山) 【初受賞】
敢闘賞 中元 南(デンソー) 【初受賞】
若鷲賞 石倉沙姫(デンソー)
ベスト6 宮下 遥(岡山) 【2回目】
金田修佳(岡山) 【2回目】
中本柚朱(岡山) 【初受賞】
中元 南(デンソー) 【初受賞】
石倉沙姫(デンソー) 【初受賞】
濵松明日香(久光) 【初受賞】
ベストリベロ賞 城戸陽菜(岡山) 【初受賞】」
この2人がチームを去る事によって、来季からのチームがガラッと変わる気がします。SVリーグに向けて、一皮むけなければなりません。個人的に心配なのは、まずは河本監督。72歳だったか紹介されていました。まだ60歳代と思っていたのに、もうそんな高齢だったのですね。リスク管理も含めて、ポスト河本を本気で考えていかなければならないのでは。あとはタイのシーガルズファンの減少かな。宮下選手の人気ですごい数のファンが生まれたと聞いていましたが、ある程度は減っていくのかな。
とにかく川島選手、宮下選手、そして今回の黒鷲旗では雄姿を観れなかった前田、遠藤選手お疲れ様でした。次の開幕前に開催されるであろうファン感には顔を出してくれるのかな。川島、宮下両選手については、もう一度リスペクト記事を出す事になると思います。
#がんばろう石川 #がんばろう能登