リスペクトコラムです。
先日、岡山で初の市町村招待イベントが発表されました。かなり遅かったですが、やっと県民クラブらしい取り組みが行われます。昨日、第2弾も発表され、だいぶ全体像が見えるようになってきました。その第1弾は明日のホーム甲府戦ですね。備中地区の3市1町の住民が大勢来てくれるのでしょう。ファジの取り組みで「●●市民」と岡山・倉敷・津山以外の地域名がここまで響くのは初めてなので、とても感慨深いです。もっと早く、10年くらい前に見たかったですが。
【県内27市町村民を招待 第1弾19日 総社など3市1町】
「サッカーJ2のファジアーノ岡山は19日の甲府戦を皮切りに、岡山県内27市町村の住民をシティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)で行うホームゲームに順次、招待する。多くの県民にスタジアム観戦の醍醐味(だいごみ)を味わってもらおうと初めて企画した。
中学生以上を対象とし、1試合につき500組を募る。第1弾の甲府戦は総社、高梁、新見の3市と早島町の在住者を招く。第2弾は6月22日の群馬戦で、岡山、玉野、瀬戸内、備前、赤磐の5市と和気、吉備中央町の住民が対象。他の自治体は今後、日程を調整する。
ホーム戦の平均入場者1万人超を目指すプロジェクト『チャレンジ1』の一環。J1昇格を狙うチームを一丸となって支えてもらうため、2015年にスタートした。ただ達成できたのは初めてプレーオフに進んだ16年のみで、今回の招待を機に県内全域で応援の機運を高めたい考え。
希望者はクラブのホームページから申し込む。第1弾の甲府戦は5月8日まで受け付け、第2弾の群馬戦は近く募集を始める。席種はメインスタンド自由席。応募多数の場合は抽選となる。各市町村の名所や特産品などを紹介するオリジナルグッズ販売も計画している。」
【第2弾(群馬戦)】
対象者:岡山市・玉野市・備前市・瀬戸内市・赤磐市・和気町・吉備中央町に在住者
各市抽選で最大500組1,000名を招待とありましたが、という事は明日は合計4千人、第2弾の群馬戦は合計7千人が招待されるのかな。それとも各試合で千人ずつなのか。とにかくすごい人がCスタにやってきますね。第3弾以降の対象市町村は以下のとおりです。カード的に少なそうな試合に倉敷市民招待企画が盛り込まれるのでしょうか。
個人的に気になるのが該当行政との関係。各役所(スポーツ振興課など)とやり取りはされているのか。まぁされているのでしょうが。どうしても広報誌にチラシが封入されているのかとか、公式HPに告知があるのかとか気になってしまいますが、余りたくさん応募が来てもという考え方もあるか。
第1弾:総社市、高梁市、新見市、早島町
第2弾:岡山市、玉野市、瀬戸内市、備前市、赤磐市、和気町、吉備中央町
まだ :倉敷市、津山市、笠岡市、井原市、真庭市、美作市、浅口市
里庄町、矢掛町、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町
これを観てもやっぱり思うのが、そろそろ岡山もホームタウンの広域化(中心として活動する市町村の増加)でしょうか。津山での試合開催が無くなり、距離が広がる事になってしまった時期から時代は変わり、今は総社にしろ、早島にしろ、活動エリアが増えています。山口さんなど多くのJクラブのように、ホームタウンに全市町村名などできるだけ多くの市町村名を示すべきかなと。近いうちにJに来られるであろうお隣の福山さん(井原市・笠岡市の名前が・・)の存在も気になるところ。そして明日の試合で、早島町民招待企画がある早島町の話題。
【早島町に子ども向け人工芝グラウンド 建設開始】
「ファジアーノ岡山では、倉敷紡績株式会社様の所有地をお借りし、子ども向け人工芝グラウンドの建設を開始いたしました。クラブの創設以来、クラブ理念『子どもたちに夢を!』と、Jリーグ百年構想の理念である『あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。』、『サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。』、『「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの輪を広げること。』を念頭に、これまで活動してまいりました。近年は岡山市、総社市をはじめ、県内33施設の指定管理者となり、地域住民の皆さまはもとより、とりわけ子どもたちが夢に向かって安心・安全にスポーツを楽しむことのできる施設提供も目指してまいりました。
また、長年スポーツ振興を図るうえで地域の課題として抱えていた岡山県内の芝生グラウンド不足の解決については、弊クラブだけでの解決は難しいため、様々な企業様や自治体と解決策について会話を重ねてまいりました。このたびクラブスポンサーの倉敷紡績株式会社様に共感いただき、協働して人工芝グラウンドを建設する運びとなりました。本グラウンドでは、弊クラブのサッカースクールの新規開校のほか、レンタルコートとして地域の皆さまにご利用いただく予定ですが、子どもたちがこのグラウンドでプレーしたいとワクワクできるような場にしてまいる所存でございます。
■所在地:岡山県都窪郡早島町早島2026
■土地所有者:倉敷紡績株式会社
■建設施設:子ども向け人工芝グラウンド ※大人も利用可能
■完成予定:2024年9月上旬 ※建設工事 、ならびに許認可取得の進捗により、完成は前後する場合がございます。
■事業主:株式会社F.Hスポーツクラブ
※株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブの100%子会社で、2023年11月に本建設推進を目的として設立」
以前に笠岡で幻のU-15拠点建設計画があり、確かその時もスポンサー企業と行政との提携からの事業でしたが、それを思い出しました。今回は笠岡のようにはならないでしょうが、いい施設になって欲しいと思います。この事業は県内の芝生グラウンド不足の解決という地域課題の解決から来ているようですが、なかなか簡単にはいかないと思います。頑張って欲しいです。理想は天然芝ですが、人工芝も芝生グランドでしょうから。
一つ気になるのが「㈱F.Hスポーツクラブ」の存在。クラブ運営会社である㈱株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブの100%子会社で、去年11月に本建設推進を目的として設立されたとあります。本気度を感じますね。そうなると、芝生グラウンドもいいが、専用スタジアムも早く作って欲しいというファン・サポーターの声もあるでしょう。とにかくそう簡単に語れる話でない事は確か。先に構想が出ていた新アリーナ計画は、最近サッカー以外の競技団体の要望が出てきましたね。ちょっとしんどい流れになったと思っていましたが、市だけで建設されるかもしれないと最近思えてきました。
#がんばろう石川 #がんばろう能登