金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント
作:ロバート・キヨサキ
珍しい本をたまには読んでみましょう
そう考えて、手にとってみたのが
最近話題になっているらしい、金持ち父さんシリーズであります
お金持ちになりたい
人並み以上にそう考えているわたくし
よい茶碗を買おうと思ったら、金がいるんだよ
そういうことに気づいてしまった
薄汚れた大人になった自分を生かすためには
どうしても必要なのでありますと
すがる気持ちで読んでみたのでした
わたくし、こういったハウツー本というか
やればできるんだよ、がんばろうね的な
なんだろう指南書めいたものが大変苦手で
わかってることをもったいぶって説明するだけの本に
誰が好き好んで金払うのか
というか、払う奴がいるからこいつらが儲かるだけじゃないかと
反骨精神たっぷりで挑んでおりました
幸い近所の図書館で貸し出し可能となっていたので
もっちり借りてきて読んだのであります
当面は、馬鹿にするつもりで読んだのでありました
あれ?お金持ちになれるんじゃないかな
読了後にそんな意識啓発を完了されていた自分に
愕然としてしまったのでありますが
なるほど、流石、本になっているだけありました
ステキ、なんか読んでいたらしまいには
そうしないといけないのかもと、長々と説得されたような
そんな調子、凄いな本の影響は・・・
内容如何はともかく、その手法というか
アメリカっぽい文体というか、ロジカルに見せかけて
感情や思想をコントロールしようという文脈に
驚きと感動を覚えたのでありました
書いてあったことは極めてつまらないことであります
この本から得られるものなど、ほとんどない(酷い)
本読むだけで金持ちになんかなれねぇよバーカ
自分を罵ってしまうくらいの内容でありまして
まぁ、なんだね、
キャッシュフロー管理を覚えろ
働かずに儲かるシステムを作れ
借金はするな
そんな、小学生でもわかりそうなことを
難しい言葉と事例を何度もかえるという手法で説明
正直、最初読み出したときは
また同じ説明しとる・・・と、頭きたりしていたのですが
テクニックというやつなんでしょう
平易な言葉で説明していたものを
少しずつ難しい言葉におきかえていき
同じことを言っているんだが、どうだい
難しい言葉で説明されたらなんだか、賢くなった気分に浸れるだろう?
的な目的で書かれたとしか思えない調子がステキ
思わず、ああ、キャッシュフロー大切じゃねぇか
俺も銀行みたいになりてぇ
などと、洗脳されてしまうのでありました
このテクニックはいいな、勉強になるな
そして先に進むにつれて、その言葉が難しくなるけども
内容はあんまりどころか、まったくかわらない
しかも精神論で、実技めいたものは何一つない
結局自分が頑張らないといけなくて、頑張ろうという気持ちを
後押しするのが役目なのさ
と、てめぇ、色々なめんな
と怒り出してしまうような具合で閉幕するのでありましたが
大変勉強になりました
収入を増やして、支出を減らしましょう
たったこれだけのことを説明してある本だったのですが
この作為というか、文章技術を体験できただけで
読む価値があったんじゃないかな
そんな具合でありましたとさ
この本を読んで金持ちになれるかといったら
もしかすると、啓発されてなれる人もいるかもと
啓発されたからこそいえるのでありますが
万人がそうではなく、そうなれる資質が眠っている人の
それを揺り起こすという本ではなかろうか
そして、その資質が私にはなかった
それを自覚させてくれる本でありました
他にもシリーズがあるそうだが
まぁ、たぶん、どれ読んでも同じこと書いてあんだろう
一冊読んで、その文調を楽しんで終了でよろしい本でしたとさ
作:ロバート・キヨサキ
珍しい本をたまには読んでみましょう
そう考えて、手にとってみたのが
最近話題になっているらしい、金持ち父さんシリーズであります
お金持ちになりたい
人並み以上にそう考えているわたくし
よい茶碗を買おうと思ったら、金がいるんだよ
そういうことに気づいてしまった
薄汚れた大人になった自分を生かすためには
どうしても必要なのでありますと
すがる気持ちで読んでみたのでした
わたくし、こういったハウツー本というか
やればできるんだよ、がんばろうね的な
なんだろう指南書めいたものが大変苦手で
わかってることをもったいぶって説明するだけの本に
誰が好き好んで金払うのか
というか、払う奴がいるからこいつらが儲かるだけじゃないかと
反骨精神たっぷりで挑んでおりました
幸い近所の図書館で貸し出し可能となっていたので
もっちり借りてきて読んだのであります
当面は、馬鹿にするつもりで読んだのでありました
あれ?お金持ちになれるんじゃないかな
読了後にそんな意識啓発を完了されていた自分に
愕然としてしまったのでありますが
なるほど、流石、本になっているだけありました
ステキ、なんか読んでいたらしまいには
そうしないといけないのかもと、長々と説得されたような
そんな調子、凄いな本の影響は・・・
内容如何はともかく、その手法というか
アメリカっぽい文体というか、ロジカルに見せかけて
感情や思想をコントロールしようという文脈に
驚きと感動を覚えたのでありました
書いてあったことは極めてつまらないことであります
この本から得られるものなど、ほとんどない(酷い)
本読むだけで金持ちになんかなれねぇよバーカ
自分を罵ってしまうくらいの内容でありまして
まぁ、なんだね、
キャッシュフロー管理を覚えろ
働かずに儲かるシステムを作れ
借金はするな
そんな、小学生でもわかりそうなことを
難しい言葉と事例を何度もかえるという手法で説明
正直、最初読み出したときは
また同じ説明しとる・・・と、頭きたりしていたのですが
テクニックというやつなんでしょう
平易な言葉で説明していたものを
少しずつ難しい言葉におきかえていき
同じことを言っているんだが、どうだい
難しい言葉で説明されたらなんだか、賢くなった気分に浸れるだろう?
的な目的で書かれたとしか思えない調子がステキ
思わず、ああ、キャッシュフロー大切じゃねぇか
俺も銀行みたいになりてぇ
などと、洗脳されてしまうのでありました
このテクニックはいいな、勉強になるな
そして先に進むにつれて、その言葉が難しくなるけども
内容はあんまりどころか、まったくかわらない
しかも精神論で、実技めいたものは何一つない
結局自分が頑張らないといけなくて、頑張ろうという気持ちを
後押しするのが役目なのさ
と、てめぇ、色々なめんな
と怒り出してしまうような具合で閉幕するのでありましたが
大変勉強になりました
収入を増やして、支出を減らしましょう
たったこれだけのことを説明してある本だったのですが
この作為というか、文章技術を体験できただけで
読む価値があったんじゃないかな
そんな具合でありましたとさ
この本を読んで金持ちになれるかといったら
もしかすると、啓発されてなれる人もいるかもと
啓発されたからこそいえるのでありますが
万人がそうではなく、そうなれる資質が眠っている人の
それを揺り起こすという本ではなかろうか
そして、その資質が私にはなかった
それを自覚させてくれる本でありました
他にもシリーズがあるそうだが
まぁ、たぶん、どれ読んでも同じこと書いてあんだろう
一冊読んで、その文調を楽しんで終了でよろしい本でしたとさ