CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

江~姫たちの戦国~ 離縁せよ

2011-04-17 20:58:43 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
視聴完了しました
思ったよりもというか、本当、
そこを膨らませないのかよと、びっくりしたんですが、
佐治との結婚は、ほとんど何を描かれたかわからない
そんな具合で、気づいたら、小牧長久手が終わったというところ
飽きたからやめた的なこと言い出したときは
ちょっとどうしようかしらと動揺したものですが、

あの、わずかなシーンではありますが、
秀吉の策によって(瑣末だけどもさ)、
黒田が信雄を篭絡するあたりは非常によかった、
あの短さで、秀吉の知略が少しだけ見えたというところ
よかったのであります
あれに佐治が気づいてしまうくだりは、もう
あそこに佐治がいるっていうくらいなんだから、もっと大きく扱って
あれでおり悪くなった挙句、徳川を助けたところで
両者(織田、羽柴)から、叱責された的な話のほうが
よかったようななんだったようなと思うところでありました

というか、佐治さんのこと、
常滑あたりの人とは知ってるんですが、そっから、
あとどうなったのか、あのくだりだと、
徳川に行ったら士官できるんじゃね?とか
思ってしまったのでありました
いや、それやると、秀吉につけこまれるからやらないか

と、それはさておき、さすがに全体的に
無理があるなと思われたところがちとちとありまして、
たとえば、佐治が江をむかえたところから、
すべてなんですけども(実も蓋もないな)
「江」を迎えたということは、秀吉の思惑に気づくべきで、
受け入れつつ、それを断ったということは、
つまるところ「江」の処遇はもうちょっと考えられただろう、
そんなところでありますか、

また、引き分けとしたあと、
「江」とまた仲良くやれるなんざ、考えているところが、
もう、殿様としてトンチキすぎるだろうと
思ったり感じたりであります、
そこに文がきて、すぐ帰りなさいなんてところは、
もしかしたら、私が読み解けてないだけで、
すでに、佐治は、あの手紙が嘘で、
江を呼び出したことは、つまるところ離縁までを承諾しての、
そういうことであろうかとも
思ったりなんだったりしたのでありますが、
そういう表情の一つもなかったのが、なんというか
暗愚であろう、所領を失うのもいた、仕方なし
(そういう意味ではつじつまがあっているのやも)

と、まぁ、そんなことを不思議と思ってしまったのでありました
あとは、もう、前々からそうですが、そこかしこで、
秀吉のことをサルと呼ぶのが本当
気になって、気になって仕方ない
せめて、太閤になってからは、太閤と呼んでほしいなぁと
ちょっとだけ願うのでありました

秀次にあたりちらしていたあたりも、
ああいう狂気は、まだ、今の秀吉には早いんじゃないかなと
思ったりなんだったりするのであります