CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

來來亭 本店

2011-06-27 20:28:15 | 食べ物飲み物
以前に他の店で食べたときの思い出を
つらつらと書いたのでありますが
あれから、何年経ったのか、
やっと本店にいくことができたというか、
たまたま寄ったら本店だったというわけでありまして
食べてまいりました
最近、そこかしこに増殖している
滋賀県発のラーメン屋「來來亭 野洲本店」
食べたのは普通のラーメン
暑いから、冷麺にしようかと思ったんですが、
せっかく本店なんだからと、くそ暑いなか食べてしまいました
いつもどおり、ネギ多めのみのオーダーにて、
いや、他の店だと、しょうゆ薄めとかやるんだけど
あえてノーマルに近い形で食べたのでありました

おいしかった

なんというか、驚いたといっていいんだろうか、
いつも食べているのとはちょっと違う、
大きなジャンルというか、スープとか、麺とかは、
確かにいつものと一緒に感じるんだけども、
トータルといいますか、食べてみた感触が、
「おいしいな」という具合なのであります
別に支店のがちょっとおいしくないとかではないんですが、
さすが本店と思えるほど、いつものよりもおいしいと感じたのであります

細麺で、背油が振ってあってと、
いつもどおりのスタイルながら、麺の茹で具合というのか、
ほどよい歯切れが見事で、細麺なのにしっかりとした食べ応え、
そして、しょうゆは割りと濃い目なのに、
非常にあっさりというか、しょうゆ臭さがほとんどない、
これが一番驚きました
ほかの店だと、どうしてもしょうゆのにおいが気になって、
しょうゆ薄めで食べてたのでありますが、
ここのは薄くする必要がないというか、まさに、ほどよい
使ってるそのものが違うんだろうかな

それを一番感じたのが、チャーシューであります
他の店とやわらかさとかは一緒なのでありますが、
本店のは味が濃いというのか、深みと呼ぶんであろう、
なんとも旨さが噛むほどににじむのであります
あれはなんなんだろう、どうしてあんなに違うんだ

そんな不思議体験をしつつ、
わりとあっさりさっぱり食べきってしまったのでありました
根底に存在すると思われる、コアになる
出汁か、しょうゆか、スープの素か、
どれかが本店のものは一味違うんでなかろうか
それだと、支店で味違いすぎて、支店ていうなよ
なんて思ったりもしてしまうんですが
どうもそうじゃなかろうか、
天一だって同じようなもんだしなぁ

なんて、くだらないことを考えつつ
ラーメンを食べさせるという業態について
考えてしまったのでありました
激戦をくぐりぬけるというのは
なかなか大変なことだよなと思うのであります
本店だけは残るようにしてるというだけなんだろうか

ラーメン屋をチェーン化するということと、
おいしいラーメンを作るということは
イコールではないなんて、
当たり前っぽいことをちょっとだけ考えてしまうのであります