CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

木曜時代劇 風の峠~銀漢の賦~

2015-02-23 22:28:55 | ドラマ映画テレビ感想
木曜時代劇枠であります
おっさん二人が友情がどうしたという
青臭いことをいいながら、それを確かめるという
実にすばらしい時代劇でありました
ものすごく面白い、と、言い切ってしまうのは
私の趣味が入りすぎていると思いつつも
いい脚本といっていいのか、ストーリーで
涙しながら最終回を見終えたのであります

子供の頃の友情を思いつつ、
大人になってから、それぞれ違う道を歩み、
忌むようにしていたことも、
なんというか、解けていくようにして沁みて
そして、そういう話を
軽妙に、説教くさく、感動を押し付けるようでなくして
するっと描いたという感じでありまして
いかにも、木曜時代劇という雰囲気が
たまらん一作でありました

さて、そして殺陣
これについては、第一話が一番よかったのであります
最終決戦もなかなかよかったんだけども、
第一話の、それも、子役の源吾がよかった
子供のなりながらも、しっかりと腰がすわってて、
説得力のある太刀筋で見事でありました

そして、その子役をさしおいて、二人決戦をするという
平岳大と渡辺大がこれまたよかったのであります
この二人も、力まかせの殺陣ながら、
いい見せ方でありまして、
また、ガタイがいいから映えるというのがステキであります
子役と対比がきいてて、実に見栄えのする殺陣でありました
そして、久しぶりに興奮したのが、
謎の必殺剣「龍牙」なる技が披露されたところであります
これを破る技もすげぇかっこよかったし、
それを会得しての最終回という見せ方もまた、
ステキだなと感心しきりだったわけでありますが
ああいう、嘘っこ剣法が、かっこよく決まるというのは
なかなか見られないので、楽しくて仕方なかったのであります
背中で逆刃に持ち替えての逆手裏打ちなんて、
凄い見栄えしてステキじゃないか、
忍者っぽい技なのに、ちゃんと剣士のそれに見えたし

と、まぁそんなかっこいい殺陣を
さらっと、柴田恭兵さんがやってたのにも驚きましたが
両足を踏ん張っての大立ち回りがまた、似合っていて
スター性のある俳優さんは、本当貴重だなと
眼福だったのであります

話もほどよくコメディでありまして、
薄暗くなりそうなテーマなのに、
うまくいなしたつくりになってて
当方とても満足でありましたと
つれつれ書いておくのであります
次のはどんなのやるんだろうか、楽しみであります