CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【映画】三国志英傑伝 関羽

2019-11-15 21:08:44 | ドラマ映画テレビ感想
先日の趙雲に続いて、関羽の映画であります
案外、三国志の映画って撮られてるもんなんだな
思いつつ、あまり過度の期待を宿さないように見たけども
こっちは、結構三国志っぽくて面白かった
もっとも、関羽って、そういう感じだったけと
思わなくもない内容だったんだが
まぁ、映画だしなぁで片付けられそうなそれで
かなり楽しんだのであります

内容は、曹操に囚われていた頃、
袁紹相手に一発かまして、劉備のもとへと帰ろうという
あの関所破りの話を映画化したものでありました
物語的なこの部分だけを切り取ったというのは
いい判断だと思ってみたのでありますが、
まぁ、そういうキャラと内容を使ってるけど
あんまり三国志とか違うなと、
このあたりは、なれた感じで見られたそれでありました

結局見所はアクションに集約されるところでありまして、
この関羽がべらぼうに強い、青龍刀でも強いけど
殴り合いでもまるで負けない、
一人いたら、ほとんどの城が落とせるんじゃないかと
そう錯覚するほどの凄さだったんだが
それ以外も、白馬での戦争シーンなんかが、
割と斬新な描き方というか、手槍の使い方がミサイルみたいで
現代的に過ぎるところが面白かったのでありました
なんといったらいいか、
これはもう、ゲームだわと、そういう感想なんだが
俄然面白いのである、理屈はいいんだ、アクションっていうのわさ

そんなわけで、ただただバカ強い関羽を見る
それだけで十分な映画ではあるのだが、
ストーリーとして、守っている劉備の側室と
なんとなし、いい雰囲気になるという展開があるんだが
まぁ、このあたりは
アクションで美女がいないと話にならんしなと考えれば
ごく当たり前のそれだったなが、
それがいささか進みすぎた結末に度肝を抜かれたのだけども、
それはそれ、面白かったからよしとしたのでありました

十二分に青龍刀の殺陣が堪能できたんだが、
敵も槍とか、凄い長い刀とか、
様々な得物で戦うんだけども、いずれも非常に面白くて
見ていて飽きない展開に、わくわくしたのでありました
どれくらいの重さの武器なのかわからんけども、
あんだけ振り回してアクションするって
尋常ではないだろうと、惚れ惚れしたのであります
ただただ圧巻であったわ

カンフーアクションだけは、時折摂取したくなるというか、
見たくてたまらなくなるなと思い、
時代が追うほど、効果的な見せ方が開発されていて
より派手でかっこよく見られて、大満足なのでありました

映画の話に戻ると、アクションを重視しているからか、
関羽の格好が結構地味だし、あんまり髯が長くないしと
色々ツッコミどころがあるのだけども、
最後にとってつけたように、日本のゲームに登場するような格好で出てきて
物凄く関羽だと思わされたりしたんだが、
これは、世界に対しての悪影響ではないかと
ちょっと考えてしまったのでありました
いつから、三国志の武将というのは、こういう感じと決まってしまったんだろう
まぁ、かっこいいからいいんだけどもさ