武士道セブンティーン 作:誉田 哲也
随分前に、シックスティーンを読んだけども
続編であるこれを読んで、すぐにあのテンションといえばいいか、
不思議な楽しさを思いだした
つまるところ、非常によろしい、あの楽しさのままの続編でありました
ちょっと変わった剣道女子高生の青春物語なわけだけども、
ふんだんに男性目線というか、もうこれは、
男女が入れ替わっている世界観なんじゃないかと
ふと気付かされそうな、男子スポ根めいたストーリーが
非常に小気味よくて楽しい
分かれた親友が、それぞれの地で成長していく
そういう物語のようでもあったけども、
まぁ、確かに成長したけど、その方向性はだいぶ違ったなと
シリアスになりすぎない感じが、
また、非常に読後感よく楽しめたのでありました
今回のひとつのテーマとして、剣道をスポーツととらえるか、武道ととらえるか、
そんな感じの内容も盛り込まれていまして、
このあたりはまったく素養がないので、どっちだか
よくわかりませんなと思ったんだが、
柔道に当てはめてみると、なるほどなとも思わされる内容であります
実際に、テレビで剣道の試合とか見てて、
首を振って面をよけるという仕草に違和感を覚えたこともあるので
そういうものかもなぁとちょっと感じたのであります
剣道がスポーツ化すると、正しい打点というのが評価基準になるので
相手が首を振ってよけてたら、当たらないとなれば
打点に、有効打をどう当てるかといった点取りになって
これはこれで、スポーツとして魅力的なんだが
大切なものがなくなるんじゃないかと
そういうところの葛藤というか、それを自分の剣風として
問いかけていくというのが、なかなか楽しかったのであります
でも、主人公女子高生なんだけどもね
たぶん、こんな風じゃないだろうと感じて、
男だったらすっきりするが、それだとこの面白さもないよなぁと
なかなか考えさせられるのであります
エンタメは難しい
さておき、二人のヒロインの成長が微笑ましく
それぞれが、さほどに肩肘はったわけでもない生き方で
各々もがいているという様が、まさに青春という感じで
微笑ましく読めたので、大変楽しく終えられたと
読後に爽やかさを覚えたのでありました
随分前に、シックスティーンを読んだけども
続編であるこれを読んで、すぐにあのテンションといえばいいか、
不思議な楽しさを思いだした
つまるところ、非常によろしい、あの楽しさのままの続編でありました
ちょっと変わった剣道女子高生の青春物語なわけだけども、
ふんだんに男性目線というか、もうこれは、
男女が入れ替わっている世界観なんじゃないかと
ふと気付かされそうな、男子スポ根めいたストーリーが
非常に小気味よくて楽しい
分かれた親友が、それぞれの地で成長していく
そういう物語のようでもあったけども、
まぁ、確かに成長したけど、その方向性はだいぶ違ったなと
シリアスになりすぎない感じが、
また、非常に読後感よく楽しめたのでありました
今回のひとつのテーマとして、剣道をスポーツととらえるか、武道ととらえるか、
そんな感じの内容も盛り込まれていまして、
このあたりはまったく素養がないので、どっちだか
よくわかりませんなと思ったんだが、
柔道に当てはめてみると、なるほどなとも思わされる内容であります
実際に、テレビで剣道の試合とか見てて、
首を振って面をよけるという仕草に違和感を覚えたこともあるので
そういうものかもなぁとちょっと感じたのであります
剣道がスポーツ化すると、正しい打点というのが評価基準になるので
相手が首を振ってよけてたら、当たらないとなれば
打点に、有効打をどう当てるかといった点取りになって
これはこれで、スポーツとして魅力的なんだが
大切なものがなくなるんじゃないかと
そういうところの葛藤というか、それを自分の剣風として
問いかけていくというのが、なかなか楽しかったのであります
でも、主人公女子高生なんだけどもね
たぶん、こんな風じゃないだろうと感じて、
男だったらすっきりするが、それだとこの面白さもないよなぁと
なかなか考えさせられるのであります
エンタメは難しい
さておき、二人のヒロインの成長が微笑ましく
それぞれが、さほどに肩肘はったわけでもない生き方で
各々もがいているという様が、まさに青春という感じで
微笑ましく読めたので、大変楽しく終えられたと
読後に爽やかさを覚えたのでありました
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