「リベラル」がうさんくさいのには理由がある 著:橘 玲
久しぶりに橘氏の本を読みました
ついつい使ってみたくなる「リベラル」なる謎の言葉について、
私みたいな知ったかぶりには意味がわかっていなかったのですが、
それの本当の意味と、現在日本で使われている意味と、
そしてそれによってあーだこーだなっている滑稽な部分というのが
わかりやすく解説されていて、なるほどなぁと
感心しきりの一冊でありました
興味深いし勉強になった
と、皮肉のような調子で書いてしまうのでありますが、
実際にそうなのだろうということが、ありありわかる内容で
要約ではないけども、読んだ感想としては、
今あれこれ議論を戦わせている人たちは
随分と古い何かの上に積みあがっていて、
もうにっちもさっちも行かないのだなと
空理空論、現実から剥離しすぎて、そこはどこなんだと
そういう状態なんだろうと思わされたのでありました
これを時代が変わったと形容するべきなのかわかりませんが、
日本のリベラルなる人たちがいうことについても、
保守と呼ばれる人たちがいうことについても、
いずれも都合の悪いところは目を背け、
調子のよいことだけただのりするという
大変よろしくない、ダブルスタンダート&フリーライドという感じなんだそうで、
だから政治を見ていると、腹が立つのかと
論理的に説明反論できないけど、感覚的におかしいと思うところが
ここに起因してるんじゃないかと
思ったり考えたりしたのであります
私にしては随分頭を使ったな
あくまで、事実を論理の積み上げで証明というほどでもないけど
解説した本というだけなので、思想なんかとは離れていて、
特にこの本が主張したいこともあるわけではないというのが
現代の本だなと感じたりもするのでありますが、
書かれていることに、なるほどなぁと物凄く納得したり、
現在語られている文脈が、既にごたまぜになっていて、
二極化できないといえばいいか、
双方によいところと悪いところがごたまぜなのに、
それぞれの弱点をかばうために、わけわからんことになっているというのが
ありありわかって楽しかったというか、面白かったのでありました
日本の戦争責任についての部分や、
それ以外の報道に関わるところなど
なんと形容したらいいのか、これこそが、
うさんくさいリベラルという人たちなのか、
それらが、どうにも小悪党に見えて仕方ないとも思ったりしたんだが
ともかく、そういうのも含めて
人間社会というか、日本は出来上がっているなんて
かっこいいけど、中身のないことを
言いぶってみたりする
そんな気分になった本であります
久しぶりに橘氏の本を読みました
ついつい使ってみたくなる「リベラル」なる謎の言葉について、
私みたいな知ったかぶりには意味がわかっていなかったのですが、
それの本当の意味と、現在日本で使われている意味と、
そしてそれによってあーだこーだなっている滑稽な部分というのが
わかりやすく解説されていて、なるほどなぁと
感心しきりの一冊でありました
興味深いし勉強になった
と、皮肉のような調子で書いてしまうのでありますが、
実際にそうなのだろうということが、ありありわかる内容で
要約ではないけども、読んだ感想としては、
今あれこれ議論を戦わせている人たちは
随分と古い何かの上に積みあがっていて、
もうにっちもさっちも行かないのだなと
空理空論、現実から剥離しすぎて、そこはどこなんだと
そういう状態なんだろうと思わされたのでありました
これを時代が変わったと形容するべきなのかわかりませんが、
日本のリベラルなる人たちがいうことについても、
保守と呼ばれる人たちがいうことについても、
いずれも都合の悪いところは目を背け、
調子のよいことだけただのりするという
大変よろしくない、ダブルスタンダート&フリーライドという感じなんだそうで、
だから政治を見ていると、腹が立つのかと
論理的に説明反論できないけど、感覚的におかしいと思うところが
ここに起因してるんじゃないかと
思ったり考えたりしたのであります
私にしては随分頭を使ったな
あくまで、事実を論理の積み上げで証明というほどでもないけど
解説した本というだけなので、思想なんかとは離れていて、
特にこの本が主張したいこともあるわけではないというのが
現代の本だなと感じたりもするのでありますが、
書かれていることに、なるほどなぁと物凄く納得したり、
現在語られている文脈が、既にごたまぜになっていて、
二極化できないといえばいいか、
双方によいところと悪いところがごたまぜなのに、
それぞれの弱点をかばうために、わけわからんことになっているというのが
ありありわかって楽しかったというか、面白かったのでありました
日本の戦争責任についての部分や、
それ以外の報道に関わるところなど
なんと形容したらいいのか、これこそが、
うさんくさいリベラルという人たちなのか、
それらが、どうにも小悪党に見えて仕方ないとも思ったりしたんだが
ともかく、そういうのも含めて
人間社会というか、日本は出来上がっているなんて
かっこいいけど、中身のないことを
言いぶってみたりする
そんな気分になった本であります
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