CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

TAROの塔

2011-04-02 23:07:55 | ドラマ映画テレビ感想
まずは関係のない序文でありますが、
たった半月くらいでとっとと帰ってきてしまい
なんとも恐縮であります
一刻も早い復興と、様々なことを
無い頭で考えて、とりあえずやろうと
そんなわけであります

と、のっけからそんな調子ではどうしようもありませんが、
ただ、内容としては、復興というか
生きるということに対して、なんというか
ベラボーに力を、元気とかそういうんじゃなくて、
力そのものを与えてくれたように思えました
今回のドラマのレビウを書いておく次第であります

本当なら、毎話レビウとか思ってましたが
今思うと、たった4話だから
総括だけでよかったなと思ってしまうところ
ただ、各話それぞれに、見所が凝縮されていて、
なんというか、台詞廻しとか
圧巻でありました
あと、演技の迫力もともかく凄かった

先ほど最終回を見終えたわけでありますが
岡本太郎が伝えたかったことをというのを
凝縮させたというのか、
なんだか、すげぇパワーを見たような
そんな感想を抱いております次第
随所に、体制であるとか、批判であるとか、
何かしらの固定されたそれこれが
敵というべきか、太郎を形作るものとして
あからさまな形で描かれるわけでありますが、
それらを鎧袖一触とはいわぬまでも
うち破って進む姿に
なんとも感動を覚えたのでありました

描かれたことというのか、
勝手に感じ取ったところでは、
岡本太郎の生涯を描くにあたり、
敏子さんという支えた女性との関係を読み解き、
太陽の塔という大きなイベントをやり遂げた
そんなところでありまして、
それぞれが、うまく融合して
ドカンと出来上がったドラマであったように思います、

個人的には知識欲をかき立てられたというか、
興味深く見せられたのが、太郎の芸術論をぶつあたりだったり、
結婚を形式主義かと紋切りに罵ったりするあたりが、
ステキな作り混みだと興奮したのでありますが
苦悩する天才というところ、
支えた女性との絆みたいなのが、
よくよく描かれていて感激したと
面白かったなんて、手放しに書いてしまうのでありました

もう一回通しで4話を続けてみたいなぁと思ったりしつつ、
年末か、その前かに一挙放送を期待したいと
望みを書き留めつつ、メモっておくのでありました

ドラマとして面白かった
岡本太郎が面白いだけでないところが、
すごくよかったと思えた作品であります