Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ビバロ ピストフレーム 塗装、下地処理

2009-12-11 20:07:46 | 自転車 レストア ピスト
昨日塗装の剥離をした VIVALO ビバロのピストフレーム
塗装前の下地処理をします 自家塗装に限らずこの作業は
仕上げを左右する大切な工程です






剥離剤を使っても塗料が全て剥がれる訳では有りません
この様に細かな所が残ります




この辺は先の細い工具を使い手作業で剥がします
特にラグ周りは塗装完了後 仕上がりに影響するので
古い塗装は丁寧に剥がします




ハンガーシェルの裏側が良く錆びています 細かな凹凸が有り
研磨の難しい部分ですね






ここは回転工具の力を借りましょう 先端は真鍮ブラシです






フレーム本体を全体に錆落としを兼ね地肌を荒らしてやります
使うペーパーの番手は 400~600番位が良いでしょう
以前は 1000番まで磨いていましたが あまり表面を仕上げ過ぎると
塗装の喰いつきが悪くなり 塗装が剥がれ易くなります






今回はパイプの表面の状態があまり良く無かったので
電動工具を使いました オーピタル・サンダーです
しかし工具の入らない細かな所は サンドペーパーを使い
手作業で施工します






塗装前の下地処理 あし付が完了しました 磨き過ぎて
ラグの角を落としてしまうと 塗装後、シャープさの無い
フレームになってしまうので ラグ部の研磨は程々に・・・






ここまでの作業で 4時間 忍耐作業です







古い塗装の剥離後と 塗装前の下地処理が完了したフレーム
この後、塗装の下塗り 錆止めも兼ねたサフェーサーを吹きます

ここまでパイプを磨くと錆の発生も早いので サフェーサーは間を
置かずに吹いた方が良いですね この作業は次回に・・

コメント (12)
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