Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ビバロ ピスト 部品の洗浄

2009-12-16 20:42:22 | 自転車 レストア ピスト
フレーム塗装の上塗りが終わりました 塗装が乾燥するまでに
ビバロに使っていた 各自転車部品の洗浄をしておきましょう




Campagnolo カンパのピスト用ペダル これは洗浄だけでは
終わらないですね 鉄プレートの錆落としも必要です








まずトゥクリップとストラップを外しましょう
この頃のオールドカンパと呼ばれる時代のカンパは
8mm 頭の 6角ボルトを良く使っています

使っている工具はカンパの T型レンチですがこの工具は
本当に便利です もう 40年近く使っています






ペダルを分解します ダストキャップを外しましょう
グリスは思っていたより綺麗です






ロックナットは 11mm です






玉押しは 13mm カンパのペダルは舌付ワッシャーが
大切な役割をしています このワッシャーが無ければ
玉当りの調整が出来ません






使われていたトゥストラップは Alfredo Binda アルフレッド・ビンダ
これは本当に優れたストラップでした 硬くも無く柔らかくも無く
こんな良いストラップが今無いのが残念です

ちなみに Alfredo Binda は自転車の世界選手権プロ・ロード
1927年 初代覇者の名です




ビバロのフレームから外した部品達 今の間に洗浄し綺麗にしてやります








全ての部品を洗い油で丁寧に洗ってやります 洗い油はガソリンです
でもガソリンを使う時は 火気厳禁 取り扱いには注意が必要です






カンパのヘッド小物 それに使われているスチールボールです
洗っただけでまだオイルは差していませんが綺麗ですね

洗浄をしていてヘッド小物に不具合が有りました これは又
別の機会に書きますが こんな不具合を見付ける為にも洗浄は
丁寧にするべきですね




ペダルのプレートや錆の酷い部品は サンポールの力を
借りました このプレートの錆は根性が入っていました
ちょっと時間が掛かりました




洗浄、脱脂が終わった各部品 回転部には Microlon
マイクロロン処理を施しておきます





手入れが終わった部品達 組み付ける時まで外気に触れない様に保管しておきます

今回のレストア 気温が低いのでフレーム塗装の乾燥にも時間が掛かります
その間に出来る事はしておきたいのですが 沢山の研磨、バフ掛けが残って
います この作業は気が乗らないと出来ないな・・・ それ位苦痛が伴う作業
なんですよ  でも大丈夫、何時も気合は入っています(笑)

コメント (2)
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