Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

大阪の ウエムラサイクル パーツ

2009-11-24 19:18:44 | よもやま話
昨日の祭日、勤労感謝の日に大阪の有名自転車店
ウエムラサイクルへ行って来ました このお店は
売り上げが関西一とも言われ 商品の在庫量はかなりの
ものです その店内を少しご紹介






お店は大阪の下町の商業地域 前の道路は国道 26号線です
間口の狭い 4階建のビルこの一階が店舗です
表から見ると なんでも無いお店なんですが 一歩店内に
入ると そこは自転車好きにはたまらない楽園 至高の時間を
過ごせます








ホイール ホイール ホイール・・・ 実はこんな物じゃない
全部見ていたら首が疲れます




タイヤのごく一部 ←ここ大事




最近流行りの 街乗りピストの完成車













ロードのフレームは何本有るのだろう 100本以上は有る
だろうな
少し前まで私は cervelo サーベロに興味深々だったけど
ちょっと熱が冷めたな








実はカーボンの軽~いフレームが 1本欲しい・・・
私の乗車姿勢では トップのサイズが 520mmまで
これが案外少ないんですよね 






この B.H でトップが 510mm シートが 440mm 
でもこれってボトルの出し入れが大変そう

このお店、販売価格もご覧の様にお安い 正規代理店経由では
この 25% 0ff は無理でしょう 並行輸入なんだろうね

今回は知人のお買い物の為にお付き合いしたんですが
その方は、子供の様に目が爛々と輝いていました 
解るなその気持ち(笑)

コメント (20)
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自転車の洗車に シンプルグリーン フォーム

2009-11-22 21:06:45 | メンテ 用品
自転車の洗車作業 私は日常的な整備で自転車に水を掛けるのは
好まないが この作業が必要な時も有る そんな時、自転車に対して
優しい洗剤 こんなのが有れば良いですよね






先日より少し気になっている洗剤 simple green シンプルグリーン
今迄自転車の洗車には マジックリンと家庭用台所洗剤を併用して
来た でもマジックリンはその後の整備に依っては 有効なのだが
あの手がピリピリする様な刺激 これが自転車にも良いはずはなく
実際に自転車が カサカサになる

そして今回試しに買ってみたのが シンプルグリーン フォーム
泡タイプです






じゃ何かで この効果と使用感を試してみましょう
危険だと言う事で発売が中止になった SPINERGY スピナジーの
カーボンホイール これに付いているカセットフリーを洗ってみよう






SHIMANO シマノ デュラの 9速フリーですが 使用後メンテもせずに
保管して有った物






シンプルグリーンの缶を良く振り フリーにスプレー
泡が上手く部品を包み込んでくれます




2~3分置いて 洗車ブラシで擦ってみます






お~ 中々良いじゃない軽く擦っただけですが 
油汚れは綺麗に落ちています




ではもう一つ試してみましょう これはデュラのハブ こんな
使っていないホイールがあちこちにゴロゴロしています




フリー装着部の汚れ方はこんな具合 効果を試すのには丁度良い






シンプルグリーンをスプレー後 しばらく置いて
歯ブラシで擦ってみます




ついでに自分の手にもスプレーし どんな感じなのか試しましょう
刺激はほとんど感じないしベタツキ感も無く 良い感じ






スプレー後、放置時間も含めわずか 5分以内の作業
良いじゃないですか これなら充分です

自転車整備で分解整備 最終的にグリスアップまでするなら 洗浄には
洗い油が良いですが
そこまで整備をしない今回の様な作業には まさかガソリンで洗う訳には
いかず そんな時には大変有効で効果的な商品ですね

チェーンのオイルアップ ついでにフリーも綺麗にしてやろう
変速機やブレーキキャリパーの洗浄などにも良いでしょう
今回のシンプルグリーン フォーム 私の使用感は二重丸です
充分使えます お値段は定価で 600円 惜しくない価格ですね




この液体タイプとを使い分け 次の自転車整備の洗車作業で
使ってみましょう まず先日の VIVALO ビバロのピストだね

こうなると 手洗い用のジェルタイプに益々興味が湧いて来ました

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鋼管配管は ネジを切る

2009-11-21 23:49:49 | よもやま話
設備配管では色々なパイプを使います 最近の住宅では
まず使う事は有りませんが 鋼管と言うパイプの配管工事では
パイプにネジを切り配管していきます




今回の現場 ここの給水管は VLP と言う鋼管を使います 
ビニールライニングパイプ 鉄管の内部にビニールをライニングコート
したパイプです

これを用いての配管工事は 接着剤でひっつける訳には行かず
接続部には 写真の様なネジ切りの機械 旋盤でネジ切り加工
をします






このパイプのサイズは 65A 2 1/2 とも呼び 外径が 76.3mm
この位のサイズになると 機械の能力にも依りますが ネジ切りにも
結構時間が掛かります

でも綺麗にネジが切れるでしょ? 加工時には当然、切削用の
オイルを使いますが これには水に溶ける切削油を使います
なんと言っても水道管ですから 何時までも油が管内に残れば
困りますもんね

ビニールパイプを接着剤で組んで行くより 10倍は時間が掛かる
でしょう 
こんな施工性が悪いパイプを使うのは 消防法などで不燃材料を
使う必要が有るのも理由の一つです




ここの仕事も一段落しました
少し自転車を触る時間も出来そうです こんな落ち葉が舞う季節
整備依頼で預かった VIVALO ビバロのトラックレーサーも早く
整備を始めないといけませんね

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KURE シトラスクリーン

2009-11-19 21:08:18 | メンテ 用品
ハンドクリーナーと呼ばれる 油汚れに威力を発揮する
手洗い用の洗剤 CRC-556 等で有名な KURE 呉 工業の
商品です 今回、初めて買ってみました






少し前に 自転車に優しくて、油汚れに良さそうな
シンプルグリーンと言う洗剤を購入しました
この手洗い用のジェルタイプも有るのですが

良く私のブログにコメントを下さる R1@八王子さんが
このクレ・シストラスクリーンを使っていらっしゃるらしい

人が使って良いと仰る物は とにかく試させて頂きましょう
自分で良い物に出会うには かなりの無駄な買い物も発生しますが
人のお薦めは有り難い事です






発売元 呉 工業の謳い文句です
・ グリースやタール、オイル、油性ペンキ、油性インクなどの
 油汚れを、すっきりと落とします。
・ 肌のキメを整えるラノリンを配合。
・ 天然のオレンジ抽出成分とスクラブ成分を配合。

容器から出してみると 粘り気の有る お好み焼きの生地みたいで
使ってみると ややザラザラ感の強いクレンザーの様な感じです




この手の洗剤は 直ぐに手の届く所、色々な場所に置いておきたい
小分けにする容器に選んだのは 醤油差し ちょっと笑えますね
しかしこの粘り気にはこれがピッタリ ナイスチョイスでした






前回のシンプルグリーンと共に 手洗い用として容器に小分けし
色々な所に置いています

使用感は 
シンプルグリーンは汚れは落ちるが 液体で泡立ちも無く使う量が多く
不経済
シトラスクリーンは汚れも良く落ち 手を洗っていると言う実感が有り
手洗いでは シトラスクリーンに軍配を上げましょう

ただ私の好みは 洗剤にはもう少しヌルヌル感が欲しい 時期を見て
シンプルグリーンのジェルタイプも買ってみましょう
お値段はどちらも 800円前後です





昨日は 少々山手の方へ仕事に行って来ました その近くの落ち葉は
すっかり晩秋の気配 着る物が一枚づつ増え 動き難くなりますね
コメント (8)
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ボスフリー サンツアー ウイナー・プロ 分解 整備完了

2009-11-18 20:16:30 | 自転車整備 フリーホイール
前回 構成部品を洗浄後 Microlon マイクロロン処理をした
SUNTOUR サンツアーのボス フリーホイール ウイナープロ 
今日はボス本体のグリスアップと組み付けを行います






マイクロロン メタルトリートメントで表面処理をした ボスフリーの各部品達
マイクロロンのフッ素樹脂を金属に定着させてやる事で 摩擦係数の低減と
耐久性を飛躍的に延ばします 本体組み付けの際には 各部に応じた油脂類を
使ってやる事にします





今回の WINNER PRO ウイナープロ 126mm巾対応で専用チェーンを使う
ウルトラ 7 と呼ばれている 7段フリーです

今回このフリーを分解し 良く出来ているのに感心した その一つが
このフリー本体外部ケースに この様な金属リングが嵌め込まれている
これは前回分解整備をした サンツアーのボスフリー α アルファ 
これには装着されていない部品です

前回のボスフリー整備風景 【 ボスフリー メンテナンス 】






この金色のリングは凹型 この外部ケースに入る内部本体が
凸型 これが重なり合って防塵、防水シールドの役割を果たしている




では組んで行きましょう





ボス本体外部ケースの 内側にグリスを薄く塗布します
先程の金属リングを本体に納めます 使っているグリスは
マイクロロン ルブリカント






ケース本体のボールレースに スチールボールを並べます
このリングの下がボールレースです 本体を分解した時
ボールが落ち難いのはこのリングが有るからですね






スチールボールを並べ終えたら グリスを少量入れてやりますが
今回はシールドの役目をする 金属リングの凹部にも塗布します

私は この注射器型の器具にグリスを入れ 便利に使っていますが

※レースシーンでは選手もメカニックも この形状の物は
 現場への持込は N.G です






ボス内部本体に 薄くグリスを塗布し ラチェットの爪を付け
爪の脱落防止と開閉を行う為のスプリングを取り付けます




スプリングが納まる 本体の溝には粘度の低い
Tomity Racing Oirl トミティレーシングオイルを差しておきます
このオイルも Microlon 配合の 大変優れたオイルです






爪の脱落防止と 玉当りの調整を兼ねたスペーサーを入れます






この内部本体を 先程ボールを組み付けた外部ケースに
そっと入れます この時、ラチェットの爪がどうしても
当りますので 反時計回りに回しながら入れると良いでしょう






内部本体を落とさない様に 気を付けて裏返します





この金属リングは 本体の表側にも有ります






表側はリングの凹部と 玉押しを兼ねた蓋の凸部が咬み合い
シールドの役目をします ここはお互い非接触部です

ウイナープロの出来の良さを感じるもう一つは この蓋の
玉押し部やボールレースの研磨 かなり綺麗な仕上げです 
私の手持ちの他のフリーには無い精度で仕上げられています






本体表側のボールレースに ボールを並べます






ルブリカントを塗布します 今回はリングにはやや多目の量を
使いましたが ルブリカントは多く塗布する必要は有りません

理論上は ハブの回転部分で 耳かき一杯で良いと言われています






蓋の凸部にはルブリカント ネジ部にはデュラのグリス
ネジ部にマイクロロンを使うと摩擦係数が少ないので
緩む事が有り 使わない方が良いですね






蓋を本体に締め込みます この時スチールボールが重ならない様に
注意します これは目視出来ませんから 指先で感じるしか無いですね

カニ目レンチで締め込みますが 本締めは最後に行います






本体にスプロケットを組み込みます ここはオイル持ちの良い
やや粘度の高い Super Lube Synthetic Oil スーパールブを
使いましょう このオイルもフッ素樹脂配合のオイルです

歯の組み込みにも注意をする処が有りますが これは冒頭に
書いた 前回のボスフリーのメンテナンスを参考にして下さい






フリーホイールバイスにセットし トップギアのねじ込みを
確実に行います ここは目一杯締め込んでおきましょう
ここは正ネジです

本体の蓋は ドライバーの先を当てハンマーで殴り、増し締め
しておきます ここは逆ネジです




完成



メンテナンスをしていて かなり良く出来たフリーホイールだと実感出来ました
このフリーで状態の良い物なら 私の在庫として置いておきたいくらいです

これで知人にも調子良く使って頂けるでしょう

今回の日記は長かったですね 写真も 40枚弱有ったはず 最後までお付き合い
頂き有難うございます お疲れっす!(笑)

この整備 前回作業はこちら 【 ボスフリー サンツアー ウイナー・プロ 分解・清掃 】

コメント (12)
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