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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ウッドデッキ 床材の準備

2015-06-19 20:25:54 | ウッドテラス作り
前回床組の根太まで終わらせ いよいよ床材を貼れる処まで来ました
計画している寸法に切り準備を行います





今回も床材はホームセンターで買う事にしました ただこのお店の建築資材売り場は
本職の建設業の人達が多く利用し 朝 6時30分から開いています
今回、ウッドテラス、ウッドデッキと表題部で併用していますが 細かな定義は
当然有ると思いますが 実際使い分ける事も少なく同意語として使っています




床に使う為の材料を降ろしました 何を使うか
迷いましたが SPF材 ツーバイフォーの建物に
使う材料です 耐久性はどうかと思いますが
厳命されている低予算 それに併せ加工のし易さで
これを選びました サイズは 89mm巾 19mm厚です






小口(コグチ)があまり綺麗じゃないので ここは
両方、落してしまいます






三段に重ね 3列 9本の材木を一度に切ります
丸ノコの刃は目一杯出せば奥まで届くでしょう
65mm 程有ります 大丈夫ですね








コグチは両方切り落し それぞれの面(ツラ)を
揃えました








必要な長さにカットします 2040mm これがデッキの
巾になります






丸ノコで切る部分の真下は避け 木端(こっぱ)= 材木の
切れ端を下に敷いておきます ここで気を付ける事は
材木が切れた時、天秤にならない様に木端の位置を決めます 
そうなるとノコの刃が材木に噛んで丸ノコが跳ねて大変危険です






問題無く綺麗に切る事が出来ました






9本の材木を揃える為に ラッシング(荷締め)用の
ナイロンスリングで材木を束ね仕事を進めています

3650mm の長さの材木から 2040mmを切り落した後
残りからさらに 1020mmの長さの物を取りました
歩留りを良くする為です




切り終わった床材は一旦床組の上へ仮置きします
今回 最後に使う手すり用の木材も買っておきました






床をシートで養生し 防腐材を塗ります 今回初めて
使った塗料ですが 乾くと水も弾き、これは選んで
良かったと思います






塗って乾くまで約 2時間 色々な所で乾燥させています
乾いた奴はデッキの上に置いておきましょう 予定では
明日使います






全ての床材に塗り終わりました 一度に四面を塗れないので
二面ずつの作業で結構塗装に時間が掛ります 出来上がってから
塗る人も居る様ですが そうすると塗れない部分も出て来るので
手間は掛りますがそれを惜しまないで 仕事を進めています




部屋の中からデッキの上を写してみました 塗料
乾燥中の木材です ここまでで丁度良い時間に
なりました 今日はここまでにしましょう




今日のご褒美が頂けました





赤いウインナー これって意外に美味しいですね、ちょっと見直しました
さてこれで明日は床が貼れます楽しみですね 私は仕事が進むにつれ
日焼けで黒くなって来ました 丁度木に塗っている塗料と同じ位の色です(笑)

前回の記事 【 素人親方のウッドデッキ工事 建築金物の取付け 】

次の作業 【 雨には勝てない 独り親方 】 

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素人親方のウッドデッキ工事 建築金物の取付け

2015-06-18 20:23:40 | ウッドテラス作り
本職でない私が作るウッドデッキ 前回は床の構成材を組上げ
それらしい形になって来ました 今回はその床組に金物を取付け
左右に強い強固な物にして行きましょう





前回は材木を寸法切りした物を組立て 束石の上に床組をした状態で終えています
この構造は束の上に大引きをビスで止めているだけで筋交い(すじかい)などの補強材を
入れていません 建築金物を使いもう少し強固な物にしましょう






束と大引きの接合部分です 木材の加工はせずに
大引けの上からビスで揉んでいるだけです さすがに
これだけでは揺れに弱いので補強金物を使います






建築の補強金物は実に色々な物が有ります これは
土台と柱 又は今回の様な束と大引きの入り隅に使う
には良い形をしています 正式な名称は解りませんが
スリムプレートと言う商品です






この金物はこの様な場所にビスで止めて使います






使うビスの頭は四角で 金物ビスと呼びますが
高トルクで締める所では良く使います






当然インパクトドライバーのビットも専用の物を
使います






金物を取り付けて行きましょう 木材の中心に
取付けます






かなり良く締まるビスです 良い手応えを感じます






金物の裏に当て木をして 材木の真ん中で倒れの
無い様に取り付けています 水平器で縦の倒れを
見てみましたが 束の立ちがそれ程シビアに出て
いないのであまり意味は無かったです




全ての部分に金物を取り付けました 正面から見て
横方向はかなり頑丈な物になった事を感じます

前後方向にはこの様な金物が使えないので 何か
他の事をしたいのですが 筋交いなどを入れると
このデッキの下に出入り出来なくなります それは
避けたいので工事を進めながら考えて行きます

※ 筋交いとはこの写真の左奥で斜めに控えを
取っている木材が有りますが この様に斜めに
入れ構造を補強する部材です






建物から L型金物で束を固定していますが 長い
部分が飛び出したままです これで頭を打つと実に
痛いです この様な危ない物は切ってしまいましょう




この黒い墨で切り 束から飛び出さない様にすれば
良いですね






私達はサンダーと呼びますが ディスクグラインダーと
言うのが正式名称かも分りません




相手に依って刃も色々な種類が有り これは金属の
切削用を装着しています




この道具は歯の当り方が悪いと手前に跳ねたりするので
怪我には注意して作業を進めます

※ 今回この様に刃の部分にカバーが無い状態で使っていますが
これは建築現場では出入り禁止になる事も有ります 私が指導する
立場では有りませんが カバーを付けて作業をする方が安全ですね






慣れれば極簡単に切る事が出来ます 切った跡は
バリが残らない様に面取りをしておきました






切り口はそのままにしておくと刃物の様に切れます






床組の上部はこんな状態です ここで使う根太は揃えて
います






ここでの現場作業だけでは無く 家で多少の図面を
書いたりしています ただ図面の勉強はした事が
有りません




根太のピッチを書いています この巾は最終的に
フェンスを付けますがそれを基準に決定しています






端の根太は仮止めをしています その他の根太の位置の
墨を出しました 根太のピッチが少し広いですが、この
辺は全て材料の取りの関係です 
※ 取りが良いとか悪いとか 無駄なく材料を使うのは
取が良い なんて言います




根太を間配りました(まくばり)








根太を決めてしまうと サッシのフェンスが取り難く
なります ビスを先に抜いておきます






根太の固定には 90mm のコースレッドビスを使います

※ コースレッドはネジのピッチが粗く先端が木材に
入り易い形状をしています






大引きに各二本ずつ揉みました 釘なら斜めから打つ事が
多いですが ビスなら上からだけで良いでしょう





今回は建築金物の取付けと根太まで決めました これで床を貼る事が出来ます
床材の用意をしないといけないですね 次回はそれらを段取りしましょう

前回の作業 【 素人大工が作るウッドテラス 床組 】

次の作業 【 ウッドデッキ 床材の準備 】

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素人大工が作るウッドテラス 床組

2015-06-17 20:36:01 | ウッドテラス作り
前回は加工した床の構成材を組み付けました 今回はそれを立ち上げ
床組を行いましょう 一人で行う奮闘記です





この行程にくるまですでに 6 行程を消化しています これは前回組み付けた
床を作る為の材料です 今回はこれを束石の上に立ち上げてセットして行きましょう




現場打ちしたコンクリートの束石です 内部には
アンカーを打って動かない様にしています 束を
建てる芯墨を出しています ここでは目安程度に
考えて良いでしょう






90mm 角の木材を 6m 程度使っているので結構重いです
束石の上に乗せ倒れない様に控えを取りました 束石から
寸三の木材で突っ張りをしています 寸三とは 35mm 角の
木材の事を言います






住宅の壁に密着させるのは控え 壁と束は 5mm
空かす(すかす)為にパッキンを挟んでいます
これは後で取ります 下げ振りを使い立ちを
見ています 立ちとは垂直方向の傾きの事を
言います 立ちが悪ければ直して行きます






大引きの上に水平器を乗せて水平を見ています 束石の
上に乗せただけですが気持ちが良い位バッチリでした
事前に全部の束石の高さを確認し それに従って束の
長さを決めたのが良かった様です こう言うのはホッと
すると同時に嬉しいですね






壁際の骨組には壁から金物で控えを取ります
壁と束にビスで止めます






この建物の外壁は厚さ 50mm の ALC が貼られその下地は
コンパネです 長いビスを使えばコンパネにビスが効きます
※ ALC = 気泡コンクリート 耐火材です






足元にも突っ張りを入れました ここは建物の基礎
コンクリートです






コンクリ―トに穴を開け スタープラグを打って
ビスで止めましょう




床に束石の準備をした時に使ったロータリーハンマー
ドリルを使います 回転と打撃でコンクリートに穴を開けます






スタープラグには色々な商品が有りますが 今回は
エビのモンゴを使います これは少し高価ですが
一番使い易いですね






プラグを軽く叩いて奥まで入れます






5mm のビスを使います 下穴とプラグは 8mm を使っています






壁際の床材の設置が終わりました 建物からの控えで
しっかりと自立しています 窓にダッフィ―の姿が・・
外が気になる様です






立ちを見る下げ振りはこの様に使います 取付け位置は
束と糸の間が 50mm 開いています 下部の下げ振り部分の
糸との間を測り 上と同じ 50mm なら倒れていないと言う
事です 倒れている、寝ている等の言葉を使い垂直に
なると立ちが出たと言います





この後それぞれの床組材を 天端部分と足元の距離を
合せながら 上部の根太(ねだ)を両端に仮止めしました
※ 根太とは大引きと直角に交わる床の下地材で
今回は 45mm 角を選びました





今回の紹介はここまで 次回はこの床組みをもう少し強固な物へ補強して
行きましょう その後、根太も決めてしまいたいですね

前回の作業 【 日曜大工のウッドテラス 木工事 】 

次の作業 【 素人親方のウッドデッキ工事 建築金物の取付け 】

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マスターズ世界チャンピオン 丸山繁一選手来訪

2015-06-16 20:20:01 | 自転車競技
ある日自宅に居ると Kinoさん自転車店は開いていますかとの電話
元競輪選手 丸山繁一選手からでした





電話をくれた丸山繁一君 世界チャンピオン経験者のみ着用が許される
アルカンシェルのジャージを着ての登場です 彼は 2000年 2005.2006年に
UCI マスターズ世界選手権 スプリントで 3度の世界チャンピオンになっています




その当時は競輪選手でしたが 2013年12月に
引退し現在はサイクルジャージのパールイズミに
勤務しています




今日は競輪選手時代から練習に使っていた愛車
LOOK に乗ってやって来てくれました






楕円のチェーンリングはペダリングの補正を行う時に
使っている様です ハンドルは最近多いシャロ―タイプ、
浅曲がりは好みでは無く伝統的なマースバーを使って
いました




ブレーキは Campagnplo ですが このインナーワイヤーの
処理 この長さはマニアックで良いですね




自転車に併せた訳では無いと思いますがペダルは
LOOK を使っていました




彼が高校生時代 私はもう兵庫県でアマチュアの
お世話をさせてもらっていましたが 彼が選手で
一緒の国体へ行った事も有ります 高校卒業後
スギノへ入社しアマチュアでも活躍していました
自転車にもこだわりが有り当時流行ったファニー
バイクにも早くから乗っていましたね その後
競輪学校へ入学しています




現役の競輪選手時代には 自転車連盟の組織が
プロアマ合同になった頃 第 35回全日本実業団の大会で
スプリントにエントリーして優勝しています 2004年9月
兵庫県明石自転車競技場での開催です この時は
マスターズの世界戦から帰国し空港から明石の競技場へ
直行したらしいです 

全日本実業団第一回大会でのスプリントの優勝者は
兵庫県の魚住俊一さんでした(当時はスクラッチ)
私は第二回大会に出ています




久し振りに昔の懐かしい話しや 我々があまり普段
触れる事のない競輪や 世界戦の話を楽しく聞かせて
くれました また時間が有る時に立ち寄って下さい





丸山君から貰って来ました 彼の仕事中の写真ですがあまりにも格好良いので
貼っておきます 現在はパールイズミの営業で全国の自転車店を訪問している様です
何処かの自転車屋さんで会えるかも分りませんね

コメント (2)
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日曜大工のウッドテラス 木工事

2015-06-15 20:27:39 | ウッドテラス作り
ウッドテラスの工事を始めています 木工事は素人が行う奮闘記
ご自分で制作を計画されている方の 何かのお役にたてば幸いです
今回はここまでに用意した木材を組立てて行きましょう





前回は必要な長さに切った材木に防腐剤と木材の保護を兼ねた塗料を塗って終わっています
その塗料も一晩経ち 乾いたので今回はこれを組立てて行きましょう




塗料の説明では気温の高い季節で乾燥まで 2時間
との事ですが 木の裏側などは一晩おいてもまだ
湿っぽい感じがします 塗料の乾燥には気温だけ
では無く風通しも大切な条件ですね




でも思ったより綺麗に塗れているので次の作業に
掛りましょう 今日はこのカットした木材を組立てて
行きますが ビスを揉む前に下穴を開けます 
使うのは電気ドリルと木工用のキリです






木工用のキリです これは鉄鋼用やコンクリート用と
比べ先端に特徴が有ります 木の中に食い込んで行く
小さな螺旋状の先端をしています この部分の刃先が
駄目になると全く木の中に入って行かなくなります
今回使うのはビスの頭に合せた 8mm です




事前に墨出しをしておいた所にドリルのキリを当てます
一つの場所に 5ヶ所穴を開けます






ドリルを正転させるとこのサイズのキリなら簡単に
木の中に入って行きます 螺旋状の先端の効果です






切り屑は刃の形状から表に排出され 本当に良く
考えられた道具だと思います 深さは 45mm






また別の話なんですが 最近のスケールはケースの
巾が広くストッパーが付いた物が多く有ります
ケースにはゴムの保護が付いた物まで・・
これは独りで長さを測る時、先端を基準にし スケールを
伸ばした後 ストッパーを掛けスケールをこの様に置く
事が出来ます ゴムなどは滑り止めも兼ねているのでしょう
とても便利です






材木の下穴を開け終ったので一旦材料を片付け
作業スペースを確保します




材料を組立てて行きましょう 手前に有るのが大引き
床組の上になる部分で 奥の三本が束でコンクリートの
土台の上に乗ります それぞれの長さは以前に測った
土台の高さから計算して大引きが水平になる様にして
あります





窓から応援をしてくれています 名前は Duffy ダッフィー あまり大きくならない
カニヘンダックスフンドです 私の自転車小屋にもたまに遊びに来て水を飲んで帰ります






木材を接合するのに木ビスとインパクトドライバーを
使います 先端ビットはネジの頭に依り選びます
これは同じプラスの 2番ですがこんな違いが有ります




木工用のビスの頭の違い 最近はスリムビスと言う
細い物が有りそれは右の様な小さい頭をしています
これには先の小さなビットを使った方が良いですね
従来の大きさの頭には通常のビットを選びます






今回は材木が 90mm 角なので 105mm のビスを使います




各部材を組立てる位置は事前に全て墨を出しています
※ 記事の本文中に墨と言う言葉が良く出て来ますが
建築用語で必要な場所に印を付ける事だと解釈して
下さい

これからビスで組立て、接合して行きますが木材同士の
矩(かね)曲(かね)色々な字を当てますが直角を出したり
段差が付かない様に現場で工夫する事は大切です






下穴を開けた位置にビスを揉んで行きます






今回のビスは 105mmとかなり長い物ですが 下穴が
無ければビスの先が相手に届きません 45mm の穴を
開けておく事で必要な長さが相手に入って行きます
この為の下穴です






今回の接合部分にはホゾやホゾ穴、合い欠き等
木工事で使う継手の工作はしていません これらは
実際、私にはハードルが高くどうしようかと豊富な
知識と腕の良い工務店の社長に相談した処 今回
程度のテラスなら 束の頭を散髪し(高さを揃える)
その上に大引きを乗せてビス止めで良いですよ。
とアドバイスも貰ったのでその方法を取っています






ただ継手部分が開いたり傾いたりするのを防止するには 
筋交(すじかい)と言う斜めに木材を入れてやるのが
効果的ですが テラスの床下に出入りし易くする為に
この様な建築金物を使ってみようと思っています






施工スペースに勾配が有り組立てに苦労するかと
思っていましたが 思いの外順調に組み上がりました






ビスの為に下穴を開けましたがこれをそのまま
放っておきたくは無いですね




穴塞ぎにダボを使います 他に良い呼び方が無いかなと
思いますがこれ自体はダボが正解でしょうか 木を削って
穴を塞ぐのは木栓と呼びますね






ダボを下穴に入れハンマーで叩き込みます 
サイズは 8mm です




全部の穴を塞ぎました この状態ではダボを使おうが
自分で木を削ろうが 使った材料に関係なく木栓をした
(木を使い蓋をした)で良いですね






下穴の周りが少し汚いのでささくれた所をノミで
削っておきましょう




ちょっとした事ですがこんな事の積み重ねで
出来上がって行きます






折角全体に防腐材を塗っているのですから ここも
補修しておきましょう 小さな刷毛を使います




これで水に対しても多少保護が出来るかな・・
自転車で言えばカットしたアウターケーブルの
切断面を整えてやる様なものでしょうか小さな
事の積み重ねですね




   
私のブログにたまに登場する空流(Cool)君 この子はこのお家の子です
私が自転車を触っているとそれを見て真似をします その道具の使い方が
実に上手い 今回も何かしたくて気の毒な位 私がする事を見ています
少し出来そうな事を手伝ってもらいますが 色々な意味で良いセンスを
しています さて次は今回組立てた加工材を使い床を組んで行きましょう

前回の作業 【 ウッドテラス木材カットと防腐剤塗布 】

次回の作業 【 素人大工が作るウッドテラス 床組 】

コメント (4)
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