新しく整備された水辺公園のヤマボウシに小ぶりの花が沢山開花しているのを見つけたのが10月だった。12月始めには紅葉した葉、開花中の花や実が観察出来た。今回は葉は殆ど落ちていたが、花と実、冬芽が見られた。
ミズキ科ミズキ属
↓ 2015年12月31日午後12時
↓ ヤマボウシの花は
花弁に見える4枚の総苞片の中に、花弁4枚雄しべ4本の小さな花が多数ある。果実は集合果、種子は約3ミリで大きい果実には3~4個、小さい果実には1個入っている。食用になり、果実酒にも適する。
↓ ヤマボウシの集合果と冬芽。
↓ このヤマボウシは4枚の総苞片と小さな花に4枚の花弁が見えるものや、花弁が落ちて小さな柱頭が残っているものなどが見える。
↓ ウルトラマンのように見える冬芽
↓ 2015年12月6日午後3時15分
↓ 花が開花はじめたヤマボウシ、初夏の花より小ぶり。
2015年10月1日午前7時20分
こうして見てくると、このヤマボウシ(山法師)は、最近新築住宅のシンボリツリーとして人気の常緑ヤマボウシの仲間かもしれない。続けて観察していこうと思う。