森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「功名が辻ー初めての浮気」告白するべきか否かそれが問題だ

2006-03-06 00:04:07 | ドラマ (大河)
 今回は、副題が「初めての浮気」と言う、とても不愉快なものにもかかわらず、オープニングから笑えた。
 派遣会社で働く忍びたち。忠義ではたらくのではないという分かりやすい解説で、なんか電話に出ている忍びの映像って結構似合ってて、この映像で違うドラマを見たいなんていうのが、我が家の話題になってしまった。「忍び派遣株式会社」なんてね。でも、甲賀も伊賀も昔のそんなものなんだよね。

 さて、オープニングはともかく命ぎりぎりのしんがり勤めは、どのドラマを見ても面白く感じるところだが、今日も面白かった。ここのシーンを子供たちもよく知っているので、不思議に思って
「なんで」と聞くと、「センゴク」(宮下英樹・講談社)と言う漫画を読んでいるからだと言う。って、私も読んだじゃない。血も汗も涙もどろどろのド迫力の合戦漫画だ。
 「功名が辻」は血も汗もどろどろではないけれど、なんかその漫画が複線になって今日のシーンがやたら迫力があるように思えてしまった。本当にぎりぎりのところで家康に助けられて、良かった良かった。

 また、この撤退戦に緊迫感を感じさせたのは、六平太の
「祈れ、それしか出来る事はない。」と言うセリフだった。

ただそれは、私達、母や妻と呼ばれる人たちの日々のセリフだなとも思った。当たり前のように
「いってらしゃい。気をつけてね。」と言う。だけど祈ってる。ある時は、走り去っていく子供の後姿を見ながら
「大丈夫、大丈夫。」と自分に言い聞かせている。
いつものように、何事もなくみんなの「ただいま」を聞くまでは、戦国時代も今も実は一緒だ。


 ところで、やっぱりこの時代でも、他の女性との関係は浮気と言ったのだろうか。男たるもの、このようなことは遭ったほうがいいと思われていたのだろうか。いったい、新右衛門と吉兵衛のあの態度は何。お勧めしているみたいで理解できない。
 でも、可愛らしい小りんにあんなふうに迫られちゃねえ。拒むのは、難しい事よね、きっと。その小りんが忍びとわかって、ちょっと「ざまあみろ」と思いつつ気の毒にも思ったりして。

 そして、千代たちの元に返ってきた一豊たち。ここで、一話目の場面につながったわけで、ひと区切りということだろうか。

 今回は、驚くような告白のシーンが2回ありましたね。もちろんひとつは、一豊の浮気告白。もうひとつは、お市の方の裏切りの告白。両方とも「えー、言っちゃうの?]と驚いてしまいました。告白というのは、愛が前提にある甘えのような気がしますよ。
「許してくれ。」または、「御成敗してください。」とその身を投げ出しても、受け止める側にも、自分の苦しみを共有させてしまうのですから。
 ただ、そのほうが、二人で乗り越えていい方向に行くことのほうが多いとは思うのです。お市の方と浅井長政がそうであったように。千代たちは来週まで引っ張るみたいですが、なんか・・・

       ・・・なんか来週も面白そう



200石おめでとう年収500万から2000万になったってことですよね。命賭けただけある~

 
コメント (18)
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