今日はとても晴れていたかと思ったら、突然の激しい雨。そんなことの繰り返しと言った一日でしたね。
窓の外が急に明るくなって、まだ2歳ぐらいだったルート君が長靴をはいて外に飛び出した。
「ママ~、アメ、ヨンダヨ~」と言った。
―エ、何?ああ、そうか。―と思ったが、私は直さない。
だって、「雨が呼んだ」って楽しいじゃない。
雨が呼んだものって何があるかな。
澄み切った空気や、流れる雲、差し込む光の喜び。運がよければ、虹なども。葉に残る水滴の輝き、ただ雨が上がっただけで嬉しそうな子供の笑い声、それを見ている母の幸せ。
でも、ある日そう言ったルート君に、彼の言葉が遅い事を気にしていただんなが、
「違う
『アメガ、ヤンダ』というんだ。」と教え、その後は聞くことは出来なかった、ルート君の「アメガ、ヨンダヨ~」。
また、ある日小学一年生だったラッタ君の遠足の作文を読んで気がついたことがあった。言おうかな、とふと思ったが、やはり母は言わなかった。ずっとずっと・・・
だけど、とうとう5年の遠足の作文に朱筆が付いた。
「お弁当の事は書かなくていいです。」
あ~ぁ、ちょっと残念。
ラッタ君はその時まで、遠足や運動会の作文で、ことごとく次のことを書き続けていた。
「お昼になり、お弁当を食べました。お弁当は、とてもおいしかったです。」
フフフ・・・
こんな母に育てられては「東大、早大、問題外」となるのも・・・いたしかたなし
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窓の外が急に明るくなって、まだ2歳ぐらいだったルート君が長靴をはいて外に飛び出した。
「ママ~、アメ、ヨンダヨ~」と言った。
―エ、何?ああ、そうか。―と思ったが、私は直さない。
だって、「雨が呼んだ」って楽しいじゃない。
雨が呼んだものって何があるかな。
澄み切った空気や、流れる雲、差し込む光の喜び。運がよければ、虹なども。葉に残る水滴の輝き、ただ雨が上がっただけで嬉しそうな子供の笑い声、それを見ている母の幸せ。
でも、ある日そう言ったルート君に、彼の言葉が遅い事を気にしていただんなが、
「違う
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また、ある日小学一年生だったラッタ君の遠足の作文を読んで気がついたことがあった。言おうかな、とふと思ったが、やはり母は言わなかった。ずっとずっと・・・
だけど、とうとう5年の遠足の作文に朱筆が付いた。
「お弁当の事は書かなくていいです。」
あ~ぁ、ちょっと残念。
ラッタ君はその時まで、遠足や運動会の作文で、ことごとく次のことを書き続けていた。
「お昼になり、お弁当を食べました。お弁当は、とてもおいしかったです。」
フフフ・・・
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こんな母に育てられては「東大、早大、問題外」となるのも・・・いたしかたなし
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