ミステリーチャンネルで見ました。
これ、NHKでもやるなと思っていたら、1月25日に終わっていました。
でも見逃した方は、ミステリーチャンネルで2月27日20:00から見られますよ。
ポワロもミス・マープルも出てこないアガサの世界の世界です。
【1954年、ルーク・オビアコ・フィッツウィリアムがナイジェリアから政府職員としてイギリスへやってきた。彼はロンドンに向かう列車で老婦人のラヴィニア・ピンカートンと出会う。彼女は村で起きた連続殺人事件を通報するためロンドン警視庁に行くと言うのだ。】が、その直後に彼女はひき逃げされてしまうのでした。
原題でもある「Murder is easy 」は、このラヴィニア・ピンカートンがルークに伝えた言葉です。
実はウキペディアには「殺人は容易だ」で、検索することが出来るのですが、推理小説でありながら原作のラストまで、つまり犯人名まであげてあらすじが書かれています。すでに読んだり見たりした人には、ちょっとありがたいですね。人は忘却を友にしているわけで。
だけど未見・未読の人には、絶対にお勧めできないページですね(笑)
そのページの原作のあらすじを読むと、もろもろ設定なども違いますが、犯人の動機が、このドラマの方がより深く描かれていたように思います。
そして犯人の栄光の輝く時が、あの時だったとは。それはほんの一瞬の夢から覚める前のつかの間の間。かなり切ない演出だなと思いました。
軽く描けば描けるような連続殺人事件を、それぞれのトラウマや人生の葛藤も描き、趣深い作品に仕上がってると思いました。
ところで先に書いたウキペディアの「殺人は容易だ」のページによると、なんと「ミス・マープル」のシリーズでも、この物語は作られていたのですね。
(何でもやるな、ミス・マ―プルは・・・・^^)
そしてルーク役はベネディクト・カンバーバッチなんですよ。見たいなと思うじゃないですか。ミステリーチャンネルで遣らないかなとチェック入れたところ・・・・・
ああ、泣きますよ、まったく。見たいなと思ったのは昨日の夜。それまさに昨日のお昼に放送されていて終わっていました。(/_;)
またやる日も来ると思うので、要チェックです。
シーズン4のエピソード2ですね。