私が「相棒」の感想を書き始めたのは、season5からなので、再放送で見た時に気まぐれに感想を書いてみたいと思います。単純に考えて、season4は今から5年も昔の作品なのに、古い感じがまったくしないですね。このブログを始めた頃、このseason4はやっていました。秋シーズンが来て、season5が始まった時に、ネットのブログ周りが楽しくなっていた私は、ドラマブロガー様の記事を回りましたが、みんな本当に口を揃えて「『相棒』はいいや。」と書いてあったのです。
こんなに面白いのに、・・・と言うわけで、私は私設『相棒』宣伝隊(隊と言っても隊員は一人)になっていたのですね。
まあ、上に書いた事は以前にも書いた事ですね。そして今ではそんな事は過去の事ですね。同じような気持ちで、サイトを開いて楽しい時間を与えてくださっていた方も、その役割を終えたと思われたのか、ブログを停止させてしまいました。
これもひとつの時代なのでしょう。
だけど私は結構しつこい方なので、最後までお付き合いしようかなと今思っている所です。
ところで、この記事を気まぐれに書こうと思ったのは、ある意味予感だったのでしょうか。
チマチマ書いている途中で情報が入りました。
season10、決定ですよ。10月から3月までのお馴染み2クールです。
「ヒラp伊藤仁の事件簿」に詳しい情報があります。→ここです。
あとこちらにも→ここ
と言うわけで、この『殺人講義』の感想です。
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幸せなうちに死んでいく人は、つまり幸せな人・・・・これは以前アガサ・クリスティの「終わりなき夜に生まれつく」を読んで思った事です。幸せでないのは、つまり殺人者の方なのですね。
裏切りの酷い事件ですが、幸せの頂点の気持ちのまま被害者の女性が死んでいった事は、微かな救いがあったと思いました。
『相棒』はさりげなくレギュラーでスターを作っていくでしょう。脇役もそうですよね。このマンションの管理人のおばちゃんも、この後も出演しましたね。
このおばちゃんの、自分を慕ってくれていた女性の笑顔を信じた故に暴けた犯罪でした。
のらりくらりの心理学者は、ある意味最強だったと思います。やりがいもあって右京さんは楽しそう。犯人は彼。そう思っていても証拠の決定打がない。最後に打ったのは芝居。
この教授、計画は万全でしたよ。自分で毒の入った紅茶を処分させようと、カビが生えた茶葉を入れておくなんて凄いなと思いました。でも、結局はそれで自滅してしまうのですよね。でも本当にそう言う可能性だってあるはずですよ。途中で人にあげてしまうとか不測の事態は、誰にも計算は出来ないのですものね。
そして、いつから疑っていたのかと言う教授の質問には、最初から。
スーツも靴もピカピカなのに、名刺入れにだけ皺があった。それは結婚指輪を入れた後だったのですね。
右京さんの突然の授業も良かったですね。
誰にでも殺人者になる可能性がある・・・・。
きゃ、怖い!!