森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

煌く街を過ぎる

2012-12-25 09:05:29 | 梢は歌う(日記)

トップの画像は、秋葉原のホームから写したものです。

昨日は有楽町まで出かけて来ました。その街も低い街路樹にピンクなどのイルミネーションが煌めいていて、とっても綺麗でした。

秋葉原まで戻ってきて改札口を抜けると、駅員の人が東京駅でのイベントが中止になったプラカードを持っていました。

―ああ、あれ、中止になってしまったんだ。

 

「なぜですか。」と残念そうに駅員さんに女に人が聞いてました。
「それは・・・わかりませんが・・・」と駅員さん・・・・

たぶん、人が多く押し寄せすぎたんじゃないかなと、そんな事を思いながらその横を通り過ぎて行きました。

街に花の色が消えて紅葉の葉も落ちてしまうと、なぜだか多くの人は、この人口の煌く光に心惹かれるのですよね。

中止を知らないで、近くまで来た人たちはほんとうに残念に思ったことでしょうね。

 

 私も「多くの人」の一員です。

自分の街近くに戻ってきてからも、その光に魅せられていました。

 この光の雫が落ちる感じが素敵なのですが、静止画像だとあまり伝わっていないような気がします。

 

これって、何だ!?

実はこれです。

 この小さなおうちに万華鏡の模様が映し出されているのです。

 

この時私にはケーキを買ってくるというミッションが残っていたものですから、画像不足ですが、目に楽しい冬の街だったと思います。

 

※      ※      ※   

「クリスマス」にはその思い出話や関連のことを話題にしたいと思っています。

だけどこの三連休は風邪のために、一日は眠り姫の日、二日目は溜まった家事の日、三日目の昨日は遊びで外出と言うことで、なんとなく向きあう時間がと気力が持てませんでした。

だけど以前はどんなことを書いているのか、過去にさかのぼって、朝読んでいました。やっぱり、自分のブログの第一の読者は自分なのだと思います。その想い出に思わずほろっと来たりして。

しかも2009年、クリスマスメニューは全く今年と同じでした。ふふふ~。

ビーフーシチューにトリのもも肉、サラダ、食後のケーキ。

もうお腹がいっぱいです。

だけど、夫殿が息子たちを呼びに行く時に

「今年はちょっと、少なめメニューだけど早くおいで。」

と不思議な事を言いました。

「じゃあ、テリーヌとか買ってくれば良かったってわけ。」と私。
「いや、そんなの嫌いだ。」
「じゃあ、かまぼこ」
「なんでかまぼこ?」

でも実はこの蒲鉾ってのはサンタや雪だるまの絵付きのやつで、既に大人のうちになってしまった我が家でも出すと受けます。

だけど量的には、全然問題がなくて、誰もが満足なのです。昔と違って、お食事時間に家族全員が揃いませんし、以前のようにもも肉は翌日に半分残るぐらいで他の、例えばホタテのコキールとか中華ちまきとかを作ろうという気分にはなれません。

それに本当は夫殿がそう言った時、なぜか分かってしまったのです。それはサラダがシンプルすぎて物足りなく見えたんだなと。

疲れていたので卵もエビも茹でるのはナシ。ベーコンとかも炒めない。本当にグリーンサラダ。

―そかそか。じゃあ来年は、気合入れたろか。

と、ほんのちょっぴり思ってみたのですが、それにしても、さりげないこの言葉には、思わず違うことを思ってしまったのでした。

つまり子供も成長していってしまって、家族イベントの比重が徐々に軽くなって行く妻。だけどそれに反して夫は微かにその比重が増えているように感じたのです。

 

と、さり気なく今年のクリスマスシーンの一部を書いてしまいました。このような何気ないワンシーンでもいつか懐かしく思い出す日も来るのでしょうか。

 

 

 

 

 

 


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