最近短く記事を書こうと思っていて、そうすると写真日記ではあっても、それでもかなりチマチマと小口日記になっています。
・「青空と野岩鉄道」
の続きです。
次は「むささび橋」から白岩を目指して歩いて行きました。
けっこう体力的にヨロヨロしていたので、白岩からバスに乗って戻る、または先に行くと言う選択肢もあったわけですが、結局は、この同じ道を往復して、「むささび橋」からは違う道を通って、龍王峡駅に帰ると言うルートを選びました。
今だから、こういうやり方もあったな、ああするのも良かったなと思えるのですが、行く前は上の地図を見ても、さっぱり分からなかったと言うのが本音です。
下の画像は、歩いている道の側面を撮ったものです。なかなか高さを出すのって難しいですね。
上の地図の「かめ穴」「兎はね」「五光岩」のところに、看板が立っていました。覗いては見ましたが、背が高い草や木が邪魔になって良く見えませんでした。かと言って、道から外れて崖の縁まで行ってのぞき込むなんて事は、私には絶対に出来るわけは無い事でした。
なぜなら柵とかがあるわけでもなく、ツルって行ったらどうするのって思いますものね。
案内板があるのにスカッと見えないって、なんか気持ちもスカッとしませんでした。
だけど側面側のこういうのは、安心なのでじっくり見ました。
見え辛いと文句を言いつつも、時々隙間から狙って撮りました。
↓ ダムになっているみたいで、半端ない水量でした。この橋を通る時ちょっと怖くて、だから写真を撮ったのも側面からになりました。
意外と見所があったように思います。
エビガライチゴ
上の植物は、家に帰ってから検索しました。花が咲いた後イチゴになるのですね。そう言えば可愛らしいイチゴがあったのですよ。
ヘビイチゴの仲間かと思って写真も撮らなかったのでしたが、惜しかったなと思います。
家でヌクヌクしていたツケは、体力だけを奪っていたのではないのだなと、しみじみと思いました。
時々、目の引く岩が見え隠れ・・・。
大観と言う所は休憩所にもなっていて、帰り道そこから撮った風景です。
この時、星子さんが不吉は一言を。
「遠雷が聞こえない ?」
確か、午後3時くらいからお天気は崩れるって、天気予報では言っていました。
この時、まだ1時20分ごろでした。早まったのかしら ?
ちょうどむささび茶屋まで戻って来ていた私たち。星子さんが茶屋のオジサンに確認しましたが、この日は雷注意報は出ていなかった模様。
ちょっとホッとして、この記事の最初に書いたことですが、むささび橋からは来た時とは違う道を行きました。
だけどこの時の私、
なんかもうどうでも良いやって気分。
そして思っていました。日光の森の中って、整備された遊歩道だったんだなって。
そう言えば、高尾山の下りは、ここよりも道は険しかったけれど、距離的に短かったかも。
星子さんが、
「ここは西沢渓谷みたいね。」と。
私は西沢渓谷には行った事がなかったのですが、行った人で山登り系が趣味で無い人は、皆あそこはきつかったと言ってました。
足も怠く疲れて来たし、お腹もペコペコになってきました。雷は平気でしたが、ごく稀に雨粒を体で感じるようになりました。
もう早く、駅に戻り次に行きたいなと思っていたのです。
「確かにこちらのルートの方が、森を堪能できて、風景も綺麗だわ。」と、星子さんが言いました。
ふーんと、心もこもらないような声で「本当だね。」と言いつつ撮った風景。
愛があったかどうか。
↓ 星子さんが何かを真剣に撮ってたから、じゃぁ、私も撮ろうかなと思って撮った風景。
やはり、愛はあったかな。
やはりミズバショウの湿地帯。
やっぱり愛は・・・しつこいって !!
(ボケちゃったものね。)
でも、この最後の一枚には、愛はありました。
確かに龍王峡は、最近のひきこもり生活をしていた私には、鼻歌レベルではありませんでした。
だけど美しかったです。
そして楽しかったです。
また秋のシーズンにも来たいと思いました。
そして、今回の相棒の杖。
本当にお世話になりました。この杖がどれだけふらつく足元を支えてくれたか分かりません。
小川をジャンプしていくのにも、役に立ってくれました。
この杖は、元あった場所に戻しておきました。
因みに入口にあるお土産やさんには貸し杖などが置いてある事に、帰りに気がつきました。
だけど行く時には、このお店のほとんどは閉まっていたので気がつかなかったのですね。
龍王峡ハイクは終わりました。
だけど「私たちって、何かしらはあるな。」という記事で、もう一回あります。