最初に・・・・。
繋がっていないようで繋がっていて、繋がっているようで関係のないお話ですが、昨日の「紅白」出場者のお名前に、伊藤蘭とあって驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
だけどちょっと楽しみですね。
今年の後半は、水谷豊さんの娘さんの趣里さんが頑張っていて(『ブギウギ』で)、水谷さんが右京として頑張っているのを見ると、夫が「そりゃお父さんもハリキらなくちゃな。」と言いました。
多くの方が予想していると思うのですが、この蘭さんの時に趣里さんも登場してくるのではないでしょうか。
ついでだから水谷さんも乱入しちゃえばいいのにって、私、思っちゃった(笑)
で、「相棒」の感想ですが、遅れたのはリアルでは寝落ちしちゃって、昨日ちゃんと見返してみたからです。
途中まではちゃんと見ていたのですよ。
ただあの盗聴録音テープを聞いた時、
「ああ、これ、二人で台本を演じているのね。」と分かってしまったので、なんだか眠くなってしまったのでした。
「分かった」などと書くと、ちょっと偉そうな感じですが、本当のことを言うと、ちょっと凄いなって思ったのですよ。
お芝居の中でお芝居をして、それを聞いてお芝居だと感じさせる演技ってどんだけ~って思っちゃいますよね。
意外と普通に演じていたのに・・・・・。
でもなんか分かったような気がしたら眠くなってしまったのです。
動機なども分からないままでしたが、昨日見返してみたら、そこはちょっと物語の核心部分であったのに、ずっと着々とチャンスを狙っていたわけではなくて、偶然がその殺人の行動を起こすきっかけになってしまったのですね。
しかし自分のやった悪行も忘れてしまうなんて、本当のクズ男。こんな男のために自分の人生を棒に振るなんて・・・・
まあ、だから完全犯罪を狙ったわけですね。
何となく彼女が気の毒に感じました。
さて、右京が「リバーブ」で、この謎を解きました。
ああ、だから私も聞いていて、すぐに分かったのかしら ?
えっ?
そんなに耳が良かったかしら、私(笑)
単純にドラマ・映画・お芝居の見過ぎの人だからかなと思っていたのですが。
アッ、いや、単なるサスペンス好きだからだったと思います(;^_^A
しかしですよ、今「密室」が要の本を読んでいるのですが、「密室」も2文字、そして「移動」も2文字。なぜ「密室」だと、脳みそフル回転で「なぜ」となるのに、「移動」の謎はこんなにも軽いの ?
ある方もおっしゃっていたけれど、彼女ひとりで男一人を運ぶのって大変だと思う。
って言うか、無理じゃないかな。
それよりも、なぜ犯行現場はアパートじゃダメなの ?
移動したら、痕跡とか目撃者とかで、もろもろリスク高いし、鑑識が入ったら血の量とかですぐに分かっちゃうと思う・・・・。
男が怪しむから ?
いやそんな事ないよね。むしろ喜んでやって来ると思いますよ。
「ドアをノックするところから、やってくださいね。そのドキドキするところから勉強したいので。」とか言っちゃって。
そして小道具も、リンゴを半分向いてテーブルの上に置いておきなさいよ、まったく、あなた、甘いわよ・・・・って犯人側に思わず寄り添っちゃったりして(;^_^A
つまり彼女はシナリオまでは書けるけれど、舞台演出にはかなり疎かったというわけですね。
それにテープが送られてくる賭けの理由が、神の審判的なことを言うじゃないですか。
ちょっと嫌な気がしました。
右京さんが諭してくれましたよね。
セリフが定かではないので書きませんが、殺人に神を関わらせるとはとんでもないことですよ。真面目に「演劇の神」に褒めてもらおうと日夜励んでいる方々に失礼なことです。
あと、「天使の前髪」は昔流行っていた「チャンスマンの前髪をつかめ。」ってやつですね。
チャンスマンには前髪しかなくて、走ってくるチャンスマンの前髪をつかめというやつ。
でもチャンスマンは前髪をつかまれたら,痛いのでは!?
いやいや、違う、そうじゃない !!
分かっているのですが、最近は、そう言うのは疲れちゃって。
本当のチャンスは、意外ともっと穏やかにやって来るような気がしますよ。そして決断する時間も、モノに応じてだと思います。早いものは即決、長いものは数年の時間があるものもあると思います。
あっ、そうか。書きながら今やっと理解しました。←遅い(;^_^A
彼女は、この復讐が、今しかないチャンスに思えたのかもしれませんね。つまり「天使の前髪」に。
(やっぱり、それって悲しすぎる…。)