森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

日光浴ノート2020《野生の王国&ヤジキタ》

2020-10-31 00:34:36 | お出掛け日記

私と星子さんがお出掛けすると、だいたい弥次喜多道中記になる事が多いのです。

なぜなら私は、最終的には辿り着くけれど、真っすぐには辿り着けない「辿り着けない女」だからで、じゃあ星子さんはそれをフォローするかと言えばそうではなく、二人揃って「辿り着けない女」だからです。

なぜだか遠回りで(余計に楽しい経験をしながら)辿り着くことが多数。

 

でも今回は、あまりと言うかほとんどそんな事はなかった・・・・と思います。

私たちだって学んでいるのです(たぶん)

 

【魔導士の杖、再び】

ところで私、日光に行く一か月前から膝の調子が悪くて、歩くと痛かったのです。

「これで明日、日光に行くのは大丈夫かしら。」と前日にあった友人に言うと、凄く驚かれました。

だろうね、と私は思いました。だってハイキングに行くわけで、私が自分で不安に思うの、友人が驚くのも当たり前ですよね。

だけど確かに痛かったのですが、歩いているうちに逆に楽になってくるので、意外と大丈夫でした。

と言っても、15日は東照宮の奥宮に行って207段の階段を上り、その時点で太ももふくらはぎがパンパンになり、股関節も痛くなってきました。その後、2kmの舗装された坂道を上り、また0.5㎞の山道を上って浦見の滝に行ったので、足は限界に近づいていたのです。

帰り道は下りだから楽かと言えば、そうではないのですよね。足にとって本当に辛いのは下りだと思います。

私は、星子さんに言いました。

「また魔導士の杖を見つけて。」と。

その杖は、2015年に日光に来た時に、戦場ヶ原から湯滝、竜頭の滝に至る道で、星子さんが私の為に拾ってくれた木の枝の杖の事です。

そんなに都合よくあるわけないと思うでしょう ?

それが都合よく木の根元に転がっていたのです!!

お蔭で本当に下り道は楽で助かりました。

だけどその時、星子さんが言いました。

「今日、行くホテルは小さい所で3階建てらしいんだけれどエレベーターがないのよね。」

思わず私は言いました。

「お願い !  今その情報、要らないから。」

 ←お世話になった木の杖。

だけどバス停について吃驚 !!

2時間近く、湯元に行くバスが無かったのでした。(ノД`)・゜・。

 

【ホテル~♪】

ホテルはお料理も美味しくて、とってもいい感じでした。

夕食

 

 

そして朝食(一部です。)

 

 

 

【源泉の紅葉】

16日はホテル近くの源泉の観光から始めました。

 

ちょっとした所でしたが、美しい風景を堪能しました。

そしてこの近くには日光山温泉寺があって、立ち寄り湯もあるのですよ。

こんな風に灯篭も並んでいるのです。

 

【野生の王国とヤバイセリフ】

えっ、猫ですよ !?

と言われてしまそうですね(^_^;)

温泉寺についた時に、真っ先に目に飛び込んできたのは、実は鹿さんの姿だったのです。

じゃれて遊んでいる後ろに、普通にいる鹿。

鹿に近づいていくと、猫たちもじゃれて遊ぶのを止めて鹿を見ていました。

鹿も気配を感じてサッサと移動。

その時私は気が付きました。そうです。私のリュックにはクマよけの鈴が付いているのです。

近づけるわけもなく、星子さんが果敢に挑戦しました。

 

「撮れた~ ?」と私が大きな声で聞くと

「ううん。お尻しか撮れなかった !」と星子さんは、離れて立っている私に、同じようにちょっと大きな声で言いました。

だけど言った途端に、「ヤバイよ !ここでその言葉はダメだよ~。」と走って戻ってきました。

えっ、何で ?

そう思ったのですが、すぐに分かりました。

なんと私たちが居たのは立ち寄り湯の真裏だったのです。

 

「撮れた~?」

「ううん、お尻だけ。」ってヤバすぎるでしょう。(笑)(笑)

 

そしてこちらが、星子さんが撮ったお尻だけの写真です。

だけど湯ノ湖に行く途中で鹿さんにはまた会いました。そこでも私はやっぱり1匹はお尻ばかりになってしまったので、こちらも星子さん撮影のをアップしますね。

 

また湯ノ湖ハイキングの途中では

 普通に猿さんがいました。

近づきはしませんがなんだかみな人慣れしている感じがしました。

ハイキングの途中で、写真など撮るのに不用意にリュックなどを端に投げおいてはダメですよね。

一度何も考えずにリュックを降ろし道の端に置きました。そのリュックをまた背負おうと見るとすぐ真横に、何と鹿のフン !!!!

キャー・・・・・・と思いましたが、セーフでした !

日光は野生の王国。そこに入って行く私たちが気を付けなくてはいけないのだと思いました。

 

【それはやっぱり失敗ではなかったね。】

裏見の滝の往復が予想外に時間がかかったために、たぶん当初の計画のバスを逃してしまったのだと思います。でもその後のバスが2時間近くもないなどと、思ってもなかったのでした。と言っても、計画は星子さんに丸投げで、私はその場で驚くだけの人なんですが。

だけどその待っている間に、バス停近くに有ったドラッグストアに行き、足のためのジェルを買いました。

湿布は持って行ったのですが、あちらこちらに塗りたかったので、調達できて良かったと思いました。しかも薬剤師常駐のドラッグストアだったので、いろいろとアドバイスをもらって私に合ったものを買えたのも良かったです。それはよく効いて、翌朝は、元々痛かった膝以外は回復していたのです。

今思うと、それは必要な時間だったように思います。

また、その後は少しでも先に行こうと中禅寺湖止まりに乗って、そのバスターミナルで待っていたのですが、バスが来るまで、そこにいたのは私たちたった二人だったのです。

いつも混んでいる観光地で、たった二人・・・。

いつかこんな日の事も懐かしく思い出すに違いありませんね。

 

2020年の日光浴ノートも、これにて終了です。

いつもお読みくださいまして、ありがとうございます。

 

 

 


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