
―木がまっすぐと伸びて、風が通り過ぎて行き、水が踊るように流れていく風景に出会いたいな。(前の『なんとなく独り言』の中で書いたことですが)
ふとそう思うと、居ても立ってもいられずに出かけることにしました。前日まで予約可能な「はとバス」で「御岳渓谷と奥多摩」と言う定期コースに申し込みました。
8月15日、8時40分東京駅南口から出発で新宿経由(9時20分)、通常なら1時間少しで着く所ですが、やはりお盆シーズンなので、その倍の2時間かかって御岳渓谷に着きました。
やっぱりこの時期は都内観光で我慢した方が良かったのかなとも思いましたが、今の自分の中のテーマはどうしても「自然」なので、多少の渋滞や混雑は仕方がないと覚悟を決めました。が、・・・
着いてみれば、なんと言うか御岳渓谷は静かな観光地でした。川遊びをしている高校生、川釣りをしている親子、河原でお弁当を広げている人たちや、バーベキューなんかをしているグループ。川の絵を描いている少女。ドライブでやってきた人たちと私たち「はとバス」のメンバー。そんな風に人をもはっきり見えて、なんとなくみんな自然の中に溶け込んでいるような感じでした。
水量も多かったのか、流れが速かったのです。水の流れは、見ているだけでなんとなく心が癒されますね。
ところが、次に行った「奥多摩湖」は鏡のような湖面だったのに見せられてしまいました。この人造湖に来たのは2度目です。前に来た時は紅葉の季節。電車とバスを乗り継いできたのですが、その時は一番の観光シーズンなのだと思いますが、人だらけで車だらけ、、思っていたほど紅葉も綺麗ではないし、良いイメージのない所でした。
でも、バスから降りてそのイメージはいっきに消え去ってしまいました。なんていうか、こちらもひっそりとしていて、湖面は深い緑で湛えられていたのです。囲む山々は、確かに紅葉でもなければ新緑でもなく、一番良い時ではないかも知れませんが、その静かさはそういうものにも勝っていたかもしれません。
あいにく15日は雨模様だったのですが、時々降り渡って行く霧雨がその静かな湖面に降り注いでとても美しかったです。
そして最後は御岳山。
かなり急勾配のケーブルカーで上りました。8月はレンゲショウマと言う花が身頃だというので楽しみにしていましたが、バラバラと間隔があいて咲いているので、群生のイメージは遠のいてしまいました。ただ、この花は清楚なかわいい花です。
私はここで、とっても私らしい事をしてしまいました。バスツアーと言うのはお気楽に移動させてくれるので、気持ち全体にお気楽ブームが漂ってきて、ちょっと甘いものが食べたいと思った私はソフトクリームを食べながらその辺を散策しようかなと思ってしまったのです。
ところが、そのレンゲショウマの群生地はとってもきつい山道で、かなりハアハアと言いながら登って行かなくてはならない所だったのです。何かを食べながら登るなんて無理な話。ところが、ソフトクリームですよ。捨てるわけには行かないし、仕舞うわけにも行かないし、食べてしまうしかないでしょう。
ハアハア言いながら、ソフトクリームを食べる。これって、苦しいですよ。死ぬかと思いました。でも、もしも、ばったと倒れて、「この人なんで倒れたの。」って聞かれて「ソフトクリーム食べて呼吸困難になったから」というのは、かっちょ悪い・・・。
でも、登りきって展望台の所たどり着き、眼下に広がる風景を見たとき、その苦しさに耐えたご褒美をもらえたような気がしました。
雨雲の広がるはるか彼方、その雲が途切れているその下にある街々が、光を浴びてきらきら光っているのです。
私はこの時ほど、写真を撮る技術がないのが残念に感じたことはありません。撮っては見ましたが、やはり私が見たようには撮れては居ませんでした。
その山道はリフトで楽しく降りてきましたよ。
帰りは渋滞にもはまらず順調に帰ってきました。
充実した一日でした。こんな一日を過ごした後は「よし、また明日から頑張ろう」という気持ちにもなるものですね。
その他玉堂美術館。勝仙閣似てゆず懐石料理
・・・・・この「はとバスツアー」はお勧めです。
ふとそう思うと、居ても立ってもいられずに出かけることにしました。前日まで予約可能な「はとバス」で「御岳渓谷と奥多摩」と言う定期コースに申し込みました。

8月15日、8時40分東京駅南口から出発で新宿経由(9時20分)、通常なら1時間少しで着く所ですが、やはりお盆シーズンなので、その倍の2時間かかって御岳渓谷に着きました。

やっぱりこの時期は都内観光で我慢した方が良かったのかなとも思いましたが、今の自分の中のテーマはどうしても「自然」なので、多少の渋滞や混雑は仕方がないと覚悟を決めました。が、・・・
着いてみれば、なんと言うか御岳渓谷は静かな観光地でした。川遊びをしている高校生、川釣りをしている親子、河原でお弁当を広げている人たちや、バーベキューなんかをしているグループ。川の絵を描いている少女。ドライブでやってきた人たちと私たち「はとバス」のメンバー。そんな風に人をもはっきり見えて、なんとなくみんな自然の中に溶け込んでいるような感じでした。

水量も多かったのか、流れが速かったのです。水の流れは、見ているだけでなんとなく心が癒されますね。
ところが、次に行った「奥多摩湖」は鏡のような湖面だったのに見せられてしまいました。この人造湖に来たのは2度目です。前に来た時は紅葉の季節。電車とバスを乗り継いできたのですが、その時は一番の観光シーズンなのだと思いますが、人だらけで車だらけ、、思っていたほど紅葉も綺麗ではないし、良いイメージのない所でした。

でも、バスから降りてそのイメージはいっきに消え去ってしまいました。なんていうか、こちらもひっそりとしていて、湖面は深い緑で湛えられていたのです。囲む山々は、確かに紅葉でもなければ新緑でもなく、一番良い時ではないかも知れませんが、その静かさはそういうものにも勝っていたかもしれません。

あいにく15日は雨模様だったのですが、時々降り渡って行く霧雨がその静かな湖面に降り注いでとても美しかったです。
そして最後は御岳山。
かなり急勾配のケーブルカーで上りました。8月はレンゲショウマと言う花が身頃だというので楽しみにしていましたが、バラバラと間隔があいて咲いているので、群生のイメージは遠のいてしまいました。ただ、この花は清楚なかわいい花です。
私はここで、とっても私らしい事をしてしまいました。バスツアーと言うのはお気楽に移動させてくれるので、気持ち全体にお気楽ブームが漂ってきて、ちょっと甘いものが食べたいと思った私はソフトクリームを食べながらその辺を散策しようかなと思ってしまったのです。
ところが、そのレンゲショウマの群生地はとってもきつい山道で、かなりハアハアと言いながら登って行かなくてはならない所だったのです。何かを食べながら登るなんて無理な話。ところが、ソフトクリームですよ。捨てるわけには行かないし、仕舞うわけにも行かないし、食べてしまうしかないでしょう。
ハアハア言いながら、ソフトクリームを食べる。これって、苦しいですよ。死ぬかと思いました。でも、もしも、ばったと倒れて、「この人なんで倒れたの。」って聞かれて「ソフトクリーム食べて呼吸困難になったから」というのは、かっちょ悪い・・・。

でも、登りきって展望台の所たどり着き、眼下に広がる風景を見たとき、その苦しさに耐えたご褒美をもらえたような気がしました。

雨雲の広がるはるか彼方、その雲が途切れているその下にある街々が、光を浴びてきらきら光っているのです。
私はこの時ほど、写真を撮る技術がないのが残念に感じたことはありません。撮っては見ましたが、やはり私が見たようには撮れては居ませんでした。
その山道はリフトで楽しく降りてきましたよ。
帰りは渋滞にもはまらず順調に帰ってきました。

充実した一日でした。こんな一日を過ごした後は「よし、また明日から頑張ろう」という気持ちにもなるものですね。

その他玉堂美術館。勝仙閣似てゆず懐石料理

はとバスツアーって、1回利用してみたいと思っていたのです。
日帰りで、楽しめるのが手軽でいいですよね。
ソフト食べながらの山登り、考えるだけでも大変そうです^^;
リフトで帰れて良かったですね。本当に、遠近関わらず、旅行って最高の気分転換になると思います。
まだまだ暑いけれど、お体を大切にお過ごしくださいませ。
そのうちカキ氷でも食べましょう!
(^^)/~~~
はとバスツアーは3回目の利用なんです。東京、もしくはその周辺の観光には最適ですよ。本当は、いくらでも電車で行けるところではあるのですが、あちらこちらを効率よく、しかもガイドとリッチな昼食付きで回ってくれ、しかも申し込みが当日でも可能と言う手軽さが気に入っています。
アレっ、私「はとバス」の回し者みたいですね。
ミニ旅行でしたが、ソフトの事も含めて楽しかったですよ。
一緒にカキ氷・・いいですね。その時を楽しみにしています。