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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

麒麟がくる 第十六回「大きな国」

2020-05-08 08:48:44 | ドラマ (大河)

私の当面の心配事は、いつ「麒麟」の放送が止まってしまうかなんです。

(あらッ、くだらない・・・・・って声が聞こえて来たかも~!?)

だって「家政婦のミタゾノ」も次週は傑作編。思わず「ミタゾノ、お主もか !?」と言ってしまいましたわ、ほほほ。

今は本当に仕方がない事です。

だからこの毎回とっても楽しませてくれている「麒麟がくる」が、いつ止まってしまうのかと気になってしまうのです。

 

ちょっと言う順番が違いますが、予告編にワクワクしませんでしたか。

思わず声に出して言ってしまいました。

「凄いな~!」って。

今まで道三と高政の一騎打ちなんてシーン、見たことなかったと思いませんか。今まで歴史のわき役だった彼ら。陽の光があたったようです。

そしてやっぱり、このシナリオって説得力あるなって思いました。

「父の名は誰ぞ !」

どう考えたって、その時代のそんなシーンでそんな事を言うわけはないと思われるのに、そのシーンに引き込まれ「あり」になってしまうのですから。って、それ来週書けよって感想でしたね。てへっ^^;

と言うか、予告編の印象が強すぎちゃってね。

なんたって本木さんと伊藤さんの演技合戦でもあるわけですから。

そんな事を姉に言ったら、教えてくれたのですが

本木さんの「プロフェッショナル 仕事の流儀」が5月10日(総合)4時45分から再放送されるのだそうですね。

前回の本放送の時は見なかったので、今度は絶対に見ようと思います。

 

それから、「紀行」の大桑城も。

いつか行ってみたいなぁ。

「城址」と言う石碑を写した写真をコレクションしたい~ !!

なんか、自粛生活で少々鬱憤みたいなものが溜まってるような発言になって来てしまっているかもですね(^_^;)

 

さて今回の(予告編以外で)一番印象に残ったのは、ラスト近くの、光秀が高政につくかそれとも道三につくかで悩むところです。しかも道三の兵の数は圧倒的に少なくて負け戦になる事は予想が付く・・・・・。

それでも光秀は悩みます。

妻の熙子は、「覚悟は決まっています。後は殿のお心次第」と言いきります。

また家臣たちも、光秀が「敵は高政様 !!!」と言っても誰一人「えー!!」などと言いません。

(まあ、お芝居だからねと言われたら元も子もない話ではありますが。)

いつの時代もリーダーは大変です。着いていく人たちも。

しかも選んだ道は負け戦85%以上の道!!←数字はチョー適当。

それでも光秀は、その道を選んだのです。

 

高政は凡庸な人と前の感想にも書いてしまいましたが、今回はちゃんと高政の想い描く国づくりと言うものが語られたように思うのです。

 

光秀はもっと若い時に交わした彼との会話を思い出します。

「その時は、よろしく。」と言われ、頷いたのに・・・・・・。

 

この物語には、「父よ」「高政よ」と慈しみ合うシーンもなければ、「高政~」「光秀~」と想いはあっても、友情をはぐくみ合うシーンもない・・・・。お互いに大事に思う気持ちがあったはずなのに、帰蝶と光秀の未来も想えば・・・・。

なんともはやクールなドラマだと思います。

 

光秀と叔父光安との考えは違うものだったと思います。

光安叔父さん、良かったですね~。温厚でちょっと頼りない感じで、癒しキャラでもあったような気がするのですが、彼が自分の誇りを投げ打って笑われようとも守りたかったものは、兄から預かった明智の庄。武士の意地のために、彼は道三の元にはせ参じるのです。

 

光秀はなぜに。

理詰めでチマチマと勝率を計算しているような男にも感じるのですが、彼は意外とロマンチストで美しい人美しい言葉を語る人に弱いでしょう。道三の叶う事のなかった「大きな国」と言う言葉にぐらっと来てしまったからでしょうか。

イマイチ選んだ説得力がないなと思ったら、次回のあらすじに(また、そこか)に書いてありましたね。「明智庄を守るべく」と。

ならば、高政が領地替えの事を言い出さなかったら、彼らの未来はまた違うものになっていたのかも知れませんね。

 

しかし説得力が無くても、歴史がそうなってるから分かってたと言うのは、ちょっと棚の上にあげて置いて、それがなくても彼が道三側に着く事は予想が付く事だなと思いました。なぜなら伏線がずっと昔に貼ってあったから。

戦に出て、ある武将と一騎打ちで組み合うと、その男はまさに叔父の顔。しばらく彼はその戦場での出来事に苦しめられます。そんな光秀が叔父と相対する側に着く事はナイナと思われるからです。

伏線と言えば、第一回の最初に、まるで絵画から抜き出したかのような明智の庄が映し出されたのもそれと言えるかもしれません。彼らが作り守って来た美しい土地。取り上げると言ってはダメだったのですね。

 

またも駒のシーンがスルー。

帰蝶と信長のシーンもイイかな。

だけどまたも帰蝶が動いていましたね。

 

近頃、現代の服を着てCMなど出ていても、帰蝶が出ているような気がしてしまいます。

「かるび~!!」なんて最後に言うと、カルビー殿が、何やら陰で暗躍しだすと言うモヤモヤとした妄想が脳内で動き出し・・・・

って、どんだけ麒麟脳になってるんだ、私…ってなわけで、次週も楽しみですね。

(明後日ですが(^_^;))

 

 

 


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6 コメント

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Unknown (遅生)
2020-05-08 13:48:24
こんにちわ。
麒麟の放送がどうなるか、心配ですね。

地元の人間としては、美濃生まれの光秀には、標準語ではなく、岐阜弁をしゃべってもらいたいです(^^;

大桑城址へ来られるのなら、その数km東の隠れ里のような所に、光秀の墓として地元で守られてきた桔梗塚がありますので、そちらへもお起こしください。

今後のドラマでどの程度出てくるかわかりませんが、私の辺りは、稲葉城の南西、斎藤龍興と信長が合戦をくり広げた所です。ほぼ集落ごとに小規模な城跡があります。
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Unknown (閑斉)
2020-05-08 17:09:58
感染対策で大勢の合戦シーンが撮れなくなるんではと心配しています。
まさか、CGでやる訳にもいかないでしょうし。
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Unknown (ポチ)
2020-05-08 21:23:59
こんばんわ。
光秀から、弟を焚きつけていたことを指摘されても「兄とは思わぬ」なんてことを口にする帰蝶さん、なかなかの悪女っぷりです。初登場のころのイメージが少しづつ崩れていきます。
さて、豆知識です。昔から伊賀忍者の親玉として描かれてきた服部半蔵さん。初代は伊賀出身で三河の松平清康に仕えた忍びの者らしいので配下の菊丸が幼い元康を影から見守っていた、というのは納得のいく話です。ちなみに二代目の半蔵は三河で生まれて後に徳川家康に槍で仕えた武将です。
一方、東庵先生の「望月」は「甲賀望月伊賀服部」と言われた甲賀五十三家筆頭格の望月家だとすれば立派な忍者ということになります。各地の有力者とよしみを通じた情報通というのも頷けます。賭け事好きで相手に借金を抱えていれば怪しまれずに先方に出入りできますしね。
架空の人物がたくさん登場するこの物語、作者の時代とその背景についての幅広い知識を考えるとまた違った側面からドラマを楽しむことができると思います。
長々と失礼しました。
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遅生様 (kiriy)
2020-05-08 21:37:39
こんばんは~☆
コメントをありがとうございます。
岐阜弁ってどんなのがあるのだろうかと、検索してみたら、「かわいい」と言われているのですってね。
「君の名は。」の影響みたいです。
かわいい言葉を使う光秀は嫌ですが、「たわけ~」とかは「しとる」とかの文末表現などは、むしろ良いような気がしますね。

桔梗塚の情報もありがとうございます。
しかし、中山道もイイナぁ~。

何処かに行きたい病が発病しそうです (^_^;)
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閑斉様 (kiriy)
2020-05-08 21:44:19
こんばんは~☆
本当にそうですよね。撮影が再開されても
>感染対策で大勢の合戦シーンが撮れなくなるんではと心配しています。
しばらくは、これは難しいですよね。
先にとってあれば良いのですが。

だけどNHKは過去の映像もたくさん持っているし、CG技術も長けているので、いざとなったらヤルかもしれませんね。

いろいろな意味で、今は本当に大変。
苦労が皆様それぞれに耐えませんね。
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ポチ様 (kiriy)
2020-05-08 21:57:05
こんばんは~☆
>初登場のころのイメージが少しづつ崩れていきます。
帰蝶は可愛らしい感じでしたものね^^
でもあの可愛らしい顔で、ダークな行動と発言。なんかたまらなく好き(笑)
時々、あの降板した彼女がやっていたらと考えてしまう事があるのですが、なんだか似合い過ぎちゃって怖かったかもと思ってしまいます。

半蔵のお話も面白く読まさせていただいたのですが、「へぇぇ」と思ったのが東庵先生の甲賀望月家の件。

>作者の時代とその背景についての幅広い知識を考えるとまた違った側面からドラマを楽しむことができると思います。

まさにまさに。
ありがとうございました~♪
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