日曜日に書きかけて、またも放置していた大河の感想です。「今日」と書いてあるのは日曜日の事です。
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今日たまたま、溜まっていた録画を1個でも消化しようと「ごちそうさんっていわしたい」を見たんです。
それがいけなかったのか、イケメン高良健吾君が登場で嬉しいはずなのに、彼と文さん、つまり井上真央さんが並んで、そしてそこに東出君が絡んでくると、杏さんもどこかにいるんじゃないかと思えてしまうから不思議です。
NHKの朝ドラって言うのは半年で時間も15分なんだけれど、週6日やるから、一年間やる大河と同じ重さがあると思うんですよね。
朝ドラと大河の区切りとか縛りとかどこが違うのかって、ちょっと思ってしまいました。大河でもずっと昔に現代劇をやった事があるし、朝ドラでも大正時代あたりまでが今までの時代設定だったのかもしれないけれど、別に幕末に舞台を持っていってもいいわけですよね。
そんなどうでも良い事を考えながら見ていたりもしたのですが、でもこれは文句とか言うやつではないですよ。
私は大河が上で朝ドラが下だなんて思ってないですから。
ただはっきりしてるのは朝ドラは女性の一代記をテーマにしていると思われるので、朝ドラでやることも可能なのかなと思ったわけです。
あっ、でも松陰先生とか野山獄の人たちは朝ドラでは手に余るかも。
と言うわけで、今回のお話の感想ですが、
「お前の人生がつまらないのはお前がつまらないからだ。」と言うセリフに尽きてしまうかもしれません。
このセリフが、なんとなく胸に突き刺さった方も多くいらっしゃったのではないですか。
高杉晋作の辞世の句は
「おもしろきこともなき世をおもしろく」。
だからなのか彼のキィーワードは面白いとかつまらないとかが多いように感じました。
ふと「つまらない」の対義語は「つまる」ではないのかとか、ふと考えちゃって・・・・
あっちこっちで脳内脱線をするから、ちっとも前に進まないのですが、若い頃なんか、いつも何かが物足りなくてそして何かを探してうろうろし、その何かが何なのか分からなくてまたイライラする、そんな時代だったりするのですよね。この高杉晋作は特別な人ではなくて、そういう若者代表のようなもののような気がしました。
この高杉と久坂はライバルのような感じなのですが、どうしてと言うのはあまり描かれてないような気がしました。
だけれど何でも持っているような高杉が何も持っていないような空洞を抱え、何も持っていない久坂が重いものを持ち続けている、そんな感じがしました。二人はそんな事から反発しあっているのかもしれません。でもちょっぴり、ライバルっていいなあと思ったりもしたのです。
この高杉のおかげと言うか、ちょっとだけ久坂と文さんに青春ラブストーリーが芽生え始めたのもいいですよね。
今回の見どころの一つは敏三郎の大人の階段上る~♪と言う所だったかも。
あそこで敏三郎の気持ちを代弁する高杉晋作も良かったですね。人の気持ちを伝える事によって、自分の気持ちに気が付くシーンですよね。
しかしお金を持ち出した理由は分かっても、やっぱり勝手に持ち出してはダメよねと、そこのところが気になってしまった私です。
それと大人になった男子に「お風呂に入れていた。」と言う言葉は結構厳しいなあと思った次第。
「オシメ替えてあげた。お風呂入れてあげた。」はやっぱり禁句だと思うのですね。別にこれって男子ばかりではなく、女性だって同じですよね。
あっ、そうそう。
HPの壁紙サービス、今日気が付きました。
なかなか面白い事をやっていたのですね。ちょっといいなと思いました。