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4月のおまとめ日記です。
3月のおまとめ日記が「去って行ってしまった3月。。。。。」
で、比べてみると、コロナによる「疫病騒動天魔付き」・・・なんじゃ、この変換は。でもあまり嫌いじゃないので残しておこう・・・( ̄ー ̄)ニヤリええと4月は「疫病騒動顛末記」が悲惨な方に転がっていく様を感じます。
この月は毎年、「4月はもう一つの新年だ。」と言うスローガンを掲げて、一年の初め、または2月の節分の頃にたてた一年の目標などを修正したり見直したりしていました。
だけど今年は、どこかに行くと言う目標などは立たないわけですし、映画やお芝居などにも出掛けて行く事は今は叶わない事になっていますよね。
と、書くと何やら遊びの計画ばかりのようにしか感じないと思いますが、そうとばかりは言えないのです。
今年企画していた事は、確かに旅行にはなるわけですが、病気の妹と一族の子供たちを皆引き連れて、近頃すっかり弱気になっている母を伴って温泉に行こうとか、母はもう行かないけれど、生きているうちに母の辛い想い出の地でありトラウマにもなっている疎開の場所の福島を敢えて訪れるとか、姉の海外旅行デビューに万里の長城を見に行こうとか・・・・・みーんな延期です。
秋になったらなどとも思えません。
そうなってくると、前にちょっとだけ書いた、おうち映画を100本見ようとか(書いたっけ?)、漫画を200冊読もうとか、そのような目標が中心になってくるわけです。それでもやりたい事をあれやこれやとノートにあげ連ねて言ったら、絶対に無理だなと言う目標になってしまい、その訂正版を思案中。考えている間は実践できず。つまり4月は、世間ではコロナのせいで社会の機能がポツポツと、そして緊急事態宣言でポツポツポツポツツーと停止して行ってしまったようなわけですが、自粛生活をしている割には、思考中、いわば思考停止中につきなーんにもしていない感が強かった私なのでした。
それでもなんかしていたはずと、絞り出しつつ4月を振り返ってみたいと思います。
いつもここから始める
【映画】
もちろん寂しい事におうち映画です。
・「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」
生まれながらの女王(6か月で即位)メアリーは美しく、二度の結婚をし子供も設ける。一方エリザベスは、庶子・・・いや、母アン・ブーリンはちゃんとヘンリー8世と結婚したのだから庶子とは言わないな。あれっ、そうだっけなぁと、なんだかまたもイギリス史を簡単ですがお勉強してしまいました。アン・ブーリンが処刑された時に、王位継承権もはく奪されて庶子扱いになったのでした。エリザベスのあれやこれやのみならず、この辺のイギリス史は血なまぐさいのですが本当に面白いのですよね。
それで間違いの訂正。女王メアリーは三度の結婚でした。
とにもかくにもエリザベスは女王になるまで本当に困難な道のりでした。
最後の方のセリフで出てくるのですが、メアリー自身も自分の出を誇り高く思っていて、エリザベスを低く見ていたようなのです。立場が逆転しても。エリザベスは疱瘡の痕が残り髪も禿げ上がり、真っ白な白塗りの化粧とカツラで身なりを整えていました。結婚もしなかったし子供もいない・・・。メアリーの結婚&母になったということを羨ましいと思っていたと言うセリフがあったように思います。だけど、そのメアリーの結婚も決して幸せなものではなかったのでした。
見応えがありました。良い作品です !
・「こども食堂」
今、福祉関係がやっている子供食堂とは違うのですが、子供の貧困は福祉関係だけでは見えないものがあるのかも知れません。
ちょっとこれは今思った事ですが、昔の人は、子供を捨てる時にそれなりの施設の前に捨てたじゃないですか。今の人は、野原や室内の中に、子供が捨てられたと分からないように捨てるんだなと思いました。だから助けるのにも時間がかかる。その部分を想うと心が凍ります。
親は子供の鏡。そんな部分もちょっと感じる映画でした。地味な映画でした。このようなものは、ドラマのスペシャルでガンガンやって頂きたいかも・・・・ああ、そうか。ドラマは数字が撮れないとダメなので、こういうのは難しいのかも知れませんね。
・「ゆがんだ家」
アガサクリスティ原作の映画。wowowで見たのですが、この映画の後に評論家さんたちの解説が入ります。それが結構酷評で、けっこうそれに笑ってしまいました。「えっって思っちゃった。アガサってこんなもの ?」なんて事を言うのだもの。
これ、大きく広げて小さく畳んだの典型ミステリーで、見慣れた人に取っては、ぐるっとまるっと御見通しだ的な内容でした。でもアガサって、このパターンが好きだと思うのですよ。私は古典を見たようで意外と楽しめました。
・「チャイルド44 森に消えた子供たち」
今、皆さまが面白い映画や、見た映画の紹介してくださっているじゃないですか。
その中の「事務職員へのこの1冊」様の「チャイルド44 森に消えた子供たち」 Child 44 (2015 GAGA)
の記事を読んでチョイスしました。なんたってシリアルキラーのお話が好きですから。でもこれ、確かに犯人は出てきますが出て来ただけだな~ってな感じです。もっとお話は重く・・・・・そして眠い(いやいや、失礼しました^^)
社会主義国には殺人は存在しないと言う思考ありきから、物語は始まり進むのです。
何の木を植えたかも考えないで、森は花盛りに違いないと思い込むようなものだなと思いました。
でも最後まで見ききると、意外と面白かったなぁと思える不思議な映画でした。
もっと見たような気もしますが、とりあえず初見はこの4本だったかもしれませんね。
【漫画】
19冊読みました。なぜ漫画を読みだしたのかは、「坂道のアポロン」の感想の記事内に書きました。
その中の、「坂道のアポロン」は9冊。感想は→「坂道のアポロン」を読みました。」
また「さよならソルシエ」は2冊完結です。感想は→「さよならソルシエ」を読みました。
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