森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒―元日スペシャル「ノアの方舟~聖夜の大停電は殺人招待状!狙われた法務大臣・次の標的は豪華客船?」

2009-01-02 11:32:35 | ドラマ(相棒)
「相棒」ファンの皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


「ノアの箱舟」と言うと、一昨年前の「バベルの塔」を思い出してしまいます。では来年は「カインの末裔」なんちゃって。
アッ、でもそれなかなか良くないですか?
「相棒」っぽい感じ。

いつも元日スペシャルは、タイトルが長いです。しかも土曜ワイドっぽいと思っている人は私だけではないはずだと思うのですが、如何でしょうか。

「聖夜の大停電は殺人招待状!」
こういうドラマでやっぱり殺人は必要なのかしら、とふと思ってしまったような殺人でした。なくても今回のドラマはしっかりと成り立っていたと思います。

短い時間で残念でしたが、聖夜の大停電シーンは面白かったですね。特に面白かったのは、やっぱり「花の里」でのたまきさん。日頃の上品なイメージを払拭しそうな「イテッ!」発言。さりげないけれど笑えました。
停電になって
「用意していたものが役に立ちました。」とクリスマスケーキにろうそくを灯してくるたまきさんですが、
「ひとりでは大きすぎるのではないですか?」と言う右京さんに、
「ですよね~」の返事に対する右京さんの反応が笑えましたね。


・・・・・でも、二人だけの「花の里」は寂しかったです。


今回の「相棒」はいろいろなところで、テレビの前の私を騙してくれました。だいたい予告編の
「まだお引き受けしたわけではありません。」
「ひとりより二人の方が寂しくないじゃない。」・・例によってセリフは不正確です。

と言う小野田さんとの会話シーンで、てっきり新しい相棒登場かと思っていましたから、そこからすっかり騙されてしまいました。

お話はバッチリ飛んで、そのラストの別れのシーンもまた、かっこ良かったです。右京さんはそういうシーンが似合う男なのですね。でも、そうすると新相棒は彼女ではない…?
次の予告を見てみると、じゃあ、次はあの方が次の事件の相棒?

フムフム・・・って、なんか「相棒」って見ているだけでアハ効果がありそうなドラマじゃないですか。


次の騙しは、あのメモです。だんなが一目見て
「ああ、鉄道だ。」と言いました。私もあの「クモ」でそうだと思ってしまいました。
ストーリーもヒントなども出てきて、一気に新宿駅疑惑に走っていきます。大河内さんも得意げでした。違かったと分かった時の彼は出てきませんでしたが、どんな顔をしていたのかしら。少なくとも、ラムネのボトルは一個分空いてしまったような気がします。

ここのところは作家様が(今回は徳永富彦さん)、「ふふふ」と気分良く書いていた所ではないでしょうか。
で、だから私は思うのです。

あのサブタイトルはよろしくないのでは・・・。

私は土曜日の東京から断崖絶壁までが15分ぐらいしかないような錯覚をさせるようなサスペンスでも、長いサブタイトルは読みません。ただでさえ下手をしたら15分以内に犯人から動機まで分かってしまうドラマが多いのに、サブタイトルなんて読んでしまったら、余計つまらなくなってしまうじゃないですか。
読む習慣がなかったので、一緒に騙されて楽しむことが出来ましたが、隅から隅までチェック入れてしまう方などは、最初からそれが見当違いだと早い段階から気がついてしまい、ちょっと損をしたような気分になりませんか。
なんたって、

「狙われた法務大臣・次の標的は豪華客船?」ですからね。

ここまで丁寧にサブタイトルを付けないでも良かったのでは・・。


まぁ、いいか。新年から ブーブー言いたくないし



だけれど、勉強になりますね。「契約の虹」なんて知りませんでした。クリスチャンではないですし、「ノアの箱舟」の話は知っていましたが、そこまでは詳しくはなかったです。

ノアは水が引いたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟を出た。そこに祭壇を築いて、焼き尽くす生け贄を神に捧げた。神はこれに対して、ノアとその息子たちを祝福し、ノアとその息子たちと後の子孫たち、そして地上の全ての肉なるものに対し、全ての生きとし生ける物を絶滅させてしまうような大洪水は、決して起こさない事を契約した。その契約の証として、空に虹をかけたという。
Wikipedia抜粋 旧約聖書より


エコテロと言うのも面白い発想ですが、このグループは結局アレでしたが、この「契約」と言う言葉には、もっと何か深い意味があったと思いました。「二度と決して起こさない」・・・
真面目に深読みしすぎでしょうか。

新宿駅西口出口、ロッカー1900、招待状の蝋印・・・この辺の畳み掛ける推理が面白かったです。
でも新宿駅で右京さんが姉川に解説している時、通行人のエキストラの人で、ひとり頑張りすぎている人がいて、しかも二度三度携帯持って大笑いしていたり、走っていたりと目立ちすぎだよ~。その人インパルスの堤下さんになんか似ていたのですが、まさか本人ではないよね。

そして豪華客船。怪しい人が全員集合で、さらに受賞者や官僚の人(いい加減)や女議員まで怪しさ倍増。

ここでは「クモ」の謎が解けた右京さんが姉川に伝えた時、反応の鈍い彼女に一瞬生まれた間が笑えました。

彼女も見かけとは違って行動派ですね。解決の時の彼女のタックルに惚れ惚れしました。
書き方がお話の流れに沿っていなくて、&イタミン達の活躍ぶりを書かなくてすみません。



内村刑事部長の
「何で、毎年毎年あいつが~・・・」と悔しがっていましたが、だって仕方がありませんよ。
「相棒」の元日スペシャルがある限り・・・



とりあえず角田課長は早くかえってお正月・・・。


「鑑識 米沢守の事件簿」の宣伝が派手に入りだしました。米沢さんの逃げた女房は大変なことになっていましたね。どうしようかなと思っていたけれど、一気に気持ちが盛り上がりました。
見に行くよ~、米沢さん!!

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