ツイッターに頼って一石二鳥でブログを書くのをやめようかなと思ったとたんに、穴を開けました。
夜、映画を見たりドラマを見たりする時間はあっても、ブログを書く時間はなかったわけで、真夜中に書いています。
昨日はお仕事dayだったので、そのお話を少々。
その日はお別れ会ならぬ、次年度に向けての決意表明式をケーキとジュースでわずかな時間にしました。一人一人の時間を作って面談も。
春ですからね、張り切っているのです。
この私が・・・。
でも、この私が張り切っても仕方がないんですよね。
「君の成績が上がるように、私がお百度参りをして上げましょうか。そしたら君の成績は上がりますか?」
ちょっと他の人と言う事違います、私。
でも子供は吃驚して、首を振るのです。とてもそうは思えませんよね。私が祈れば自分の成績が上がるなんて。
「じゃあ、どうすれば良いわけ?」
と、後は自分の言葉で言ってもらいます。
そんな風に面談で上手い具合に決意させたと思ったのに、最期にお菓子を食べながら、
「じゃあ、今年度の決意を言ってみよう~!」
と言いましたら、一人の少年の決意その一は「痩せる」だったので、こけそうになりました。しかもポテチの袋を抱えながら言う姿に、思わずその場の雰囲気を和ませます。
が、・・・。
「まあ、素敵な三文字」と笑いながら言った私のこめかみの♯に気がついたのか、
「痩せて~」―その痩せては必須事項らしい。
「勉強も頑張って、受験も頑張ります。」
他の子はさっきの面談の内容を生かして「苦手な理科も逃げないで・・」とか「国語読解にも力を入れます」と具体的に言っているのに、君は「痩せる」かいと思っていたら、他の子も、「しまった、それも入れるんだった。」とぶつぶつ言っているのが聞こえました。
全く、今時はお子様メタボが多いのですよ。
今日で去っていった少年の話。
もう私はセンチメンタルな気分にはなりません。「書く」と言う事は不思議なもので、妙に気持ちを覚めさせるのです。先日彼の事は書いたから、そんな軽さの私です。
彼も、先日ほどではありません。どちらかと言うといつもどおり。
でも、
「さあ、終わり~。さっさとみんなお帰り~」と言うと
「何か足跡を残していこう。」と筆箱を開けるので
「落書きするなよ~!」と釘を刺しました。
仕方がないと思ったのか、筆箱の中からクリップを出し、壁に貼ってある九九表に止め
「ある日、僕がふらっとここに来たら、まだこのクリップがあって『まだ、同じようにあるんだ~。』と言うんだ。」と彼は言いました。
セリフまで決まっているのかと感心してしまいましたが、その九九表、あまりにも汚いから近いうちに捨てたいなと思っていたのです。これではせめて一年は捨てるわけにはいかないなと思いました。
それから玄関に飾ってあるゴジラも座らせて、彼は去っていったいったのです。
そのゴジラはこの先ずっと座っていると思います。
その子がある日ふらっとやって来るまで。そして彼は言うのです。
「あっ、ゴジラがまだ座っている。」と。
会うは別れの始まり
さらばでござる。
夜、映画を見たりドラマを見たりする時間はあっても、ブログを書く時間はなかったわけで、真夜中に書いています。
昨日はお仕事dayだったので、そのお話を少々。
その日はお別れ会ならぬ、次年度に向けての決意表明式をケーキとジュースでわずかな時間にしました。一人一人の時間を作って面談も。
春ですからね、張り切っているのです。
この私が・・・。
でも、この私が張り切っても仕方がないんですよね。
「君の成績が上がるように、私がお百度参りをして上げましょうか。そしたら君の成績は上がりますか?」
ちょっと他の人と言う事違います、私。
でも子供は吃驚して、首を振るのです。とてもそうは思えませんよね。私が祈れば自分の成績が上がるなんて。
「じゃあ、どうすれば良いわけ?」
と、後は自分の言葉で言ってもらいます。
そんな風に面談で上手い具合に決意させたと思ったのに、最期にお菓子を食べながら、
「じゃあ、今年度の決意を言ってみよう~!」
と言いましたら、一人の少年の決意その一は「痩せる」だったので、こけそうになりました。しかもポテチの袋を抱えながら言う姿に、思わずその場の雰囲気を和ませます。
が、・・・。
「まあ、素敵な三文字」と笑いながら言った私のこめかみの♯に気がついたのか、
「痩せて~」―その痩せては必須事項らしい。
「勉強も頑張って、受験も頑張ります。」
他の子はさっきの面談の内容を生かして「苦手な理科も逃げないで・・」とか「国語読解にも力を入れます」と具体的に言っているのに、君は「痩せる」かいと思っていたら、他の子も、「しまった、それも入れるんだった。」とぶつぶつ言っているのが聞こえました。
全く、今時はお子様メタボが多いのですよ。
今日で去っていった少年の話。
もう私はセンチメンタルな気分にはなりません。「書く」と言う事は不思議なもので、妙に気持ちを覚めさせるのです。先日彼の事は書いたから、そんな軽さの私です。
彼も、先日ほどではありません。どちらかと言うといつもどおり。
でも、
「さあ、終わり~。さっさとみんなお帰り~」と言うと
「何か足跡を残していこう。」と筆箱を開けるので
「落書きするなよ~!」と釘を刺しました。
仕方がないと思ったのか、筆箱の中からクリップを出し、壁に貼ってある九九表に止め
「ある日、僕がふらっとここに来たら、まだこのクリップがあって『まだ、同じようにあるんだ~。』と言うんだ。」と彼は言いました。
セリフまで決まっているのかと感心してしまいましたが、その九九表、あまりにも汚いから近いうちに捨てたいなと思っていたのです。これではせめて一年は捨てるわけにはいかないなと思いました。
それから玄関に飾ってあるゴジラも座らせて、彼は去っていったいったのです。
そのゴジラはこの先ずっと座っていると思います。
その子がある日ふらっとやって来るまで。そして彼は言うのです。
「あっ、ゴジラがまだ座っている。」と。
会うは別れの始まり
さらばでござる。