森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

風林火山「駿河大乱」

2007-02-07 00:35:41 | ドラマ (大河)
兄弟で争うなんて・・・と凡人の私なんかは思ってしまいがちではあるけれど、考えてみれば共通の利害が絡むのはやはり身内が多いに決まっている。

その利害が大きくて、それに絡む人も多かったならば、その兄弟げんかも凄まじくなってしまう。古今東西、そんな兄弟げんかで歴史のモザイクは組み立てられていたりもするのかもしれない。

今川の家督相続の争いであった「花倉の乱」。こういう歴史は到底教科書からは学べない。
年長であっても、側室の子供であった玄広恵探と、年少であっても正妻の子供であった梅岳承芳の争い。人はそれぞれ利害のみならず、正義と感じる感覚が違うと思う。その時の軍師、雪斎や、力あった寿桂尼のことをないことにして、利害を考えずに行動するならば、あなたはどちらに付くだろうか。

私は・・・・に付く。でも、それが正義かは分からない事だ。


ところで勘助、すわっ、兄弟対決!
なにやら、いやな展開!   と、思ったら、兄ちゃん剣をおろして、
「もう、いいや。こんな風になるのは本位じゃあ、なかったのさ。」

福島が今川の家臣だから、彼についたのに、こんな風になるとは父も思ってはいなかったと。それでも、その主君を逃す為に勘助に切りかかった兄に侍の心を感じた。だからといって、弟と直接争うなんて望んでいることではないのだ。

「勘助に討たれたとあっては、あの世で母が嘆く。」と言って自害する兄。
討ったわけではないが、自害する兄の介錯をするなんて、切なさは同じではないのか。

死に望んだ兄は泣かず、それを見送った弟は泣きまくっていた。死に逝くものは断ち切り、生きていく者は今起きているそのことを、背負っていかなければならない、その違いのような気がしてしまった。


さて、話は前後するが、
「信虎に身内を殺された。」
「身内とは誰じゃ。」
「摩利支天です。」
・・・・・・そうじゃないだろ、って。
―妻を、妻を殺された。―この時代は、妻ではなく何と言っていたのだっけ。この時代のその言葉。

勘助殿、何故、そうは言ってくださらぬ。摩利支天と同じように大事な者というのはわかる。だけど、私は聞きたかった。
―妻―という言葉を。



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ドラマ「百鬼夜行抄」

2007-02-04 12:44:49 | テレビ・ラジオ

2月3日からスタートといわれていましたが深夜1時20分からだったら、2月4日スタートですよね。

深夜だと言うのに、起きている時間なので見てみました。

原作ファンだからと言えども、深夜の30分ドラマではその世界観までは表現できるわけがないので、さほど期待はしていませんでしたが、意外と良かったですね。もちろん、描ききる時間なんかないわけですから、ストーリーはダイジェストっぽい感じですが、よくまとまっていました。

こんな時間にそのドラマをみようと思っている人の多くは、すでに原作ファンで、頭の中にその世界観が出来上がっているので、その続きとみるならば、なかなかいい感じでした。でも、起きているついでに、始めてみる若い人たちにとっては、しっとりした感じの妖怪ものにしか見えないんじゃあないかなと思ってしまいました。

今年から早く寝ようと決意した私ですが、金、土は早くも例外です。

静岡でロケらしいですが家の雰囲気はいいですね。

ところで飯嶋律役の細田よしひこさん。私は今まで彼を知りませんでしたが、なかなか綺麗な青年でした。どんな人なのと検索したらブログも書いていました。裏話なども書いてあって面白かったので、たまに覗いてみようかとも思いました。

gooテレビの番組トピックスにも取り上げられていましたね。

 

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「相棒ー裏切り者」

2007-02-04 10:31:59 | ドラマ(相棒)

 今回も書く機会を逃してしまったので、またもスルーでいいかなと思いましたが、なんだか、それって「相棒」ファンとしての「裏切り者」ですか~?

 「相棒」の掲示板で「視聴率もいい」と言う気になるコメントを見つけたので、ふと思いついて調べてみました。

 「15,5」で今季のスタートを切った「相棒」ですが、今年に入ってから、スペシャル以外は(これは一日放送だし仕方ないですよね)16,5をきったことがないですよ。

「貢ぐ女」で16,8  「Wの悲喜劇」では18,1  やりましたね
その前は17,9

昨年は「殺人ワインセラー」で17,6と良かったですが、16に手が届けばGoodな感じでしたから、やっぱり上り坂ですよね。

「視聴率」なんてものを意識したことはありませんでしたが、「やっぱり、『相棒』って面白いよね。」と思っているお仲間が増えたかと思うと、応援し続けた甲斐があったというものでがんす。

今回の「相棒」のあらすじはココ

普通の主婦が、発砲され殺された。そこから始まる、警察の裏金疑惑。驚く展開で、25分辺りで時計を見て、今回は前、後編の二回だっけとも思ってしまいました。

社会派というのでしょうか。とっても面白かったです。一時間で終わるのかなと思わせた重さがありましたが、それを終わらせたのは、薫の涙ながらの訴えでしたね。

ところで前回「相棒」が面白いのは一回置きかなとか言ってしまいましたが、今のうちに訂正しておきます。次週、一日だけの記憶喪失のお話、面白そうですね。楽しみです。

 


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「壬生義士伝」を観ましたか

2007-02-03 03:51:22 | 映画
壬生義士伝 - goo 映画

―おもさげながんす― ッて、胸に響く言葉ですね。映画館でも観ましたが、一昨日もテレビで観ましたよ。

 テレビ版でも、渡辺謙主演でやりましたよね。私はそれを観て、テレビの前で泣きまくったことがあります。映画を観に行くときも泣かないわけがないと思って、ハンカチは二枚持って出かけました。

 思ったとおりでした。もう滂沱の涙で目が腫れ上がってしまいました。その時私の隣には年配の御夫婦のだんなさんが座っていました。日本の男の人って、ちょっと気の毒だと思うのですが、外ではあんまりあからさまに泣く事を躊躇ったりなんかしませんか。でも私が、声こそ出しませんがさめざめと泣きまくっているので、もうこんな泣き女の隣で我慢する事ないやと思われたのでしょうか、ポケットからやおらハンカチを取り出したかと思うと、最後まで私と競うように泣いていましたね。ちょっと心の中で思ってしまいました。

―おじ様、私の隣で良かったですね。―って。

 この映画には、もう一つ思い出があります。
今となっては全てが泡になってしまった英会話教室に通っていた時の事です。似たような事を「白虎隊」の時にも書いたのですが、微妙に違う話です。

その先生が日本映画の話をしました。「日本映画見ましたよ。なんだっけなぁ、有名なあの日本映画・・・」
それって「寅さん」。それはそれでいいけれど、「寅さん」で日本映画を語られたくなかった私は、この「壬生義士伝」を一生懸命、お勧めしたのです。
―日本人の魂がこの映画には描かれている。家族のために身を挺して働く、カッコイイ日本の父が描かれている。(この先生は新撰組を知りませんから。)それを心から感謝する妻がいる。―
何にも伝わらなくて、(結果は見えていましたか)ガッカリしましたが(ふがいない自分に)、なぜだか、日本を知りたかったらこの映画を観て~と感じてしまったのですね。

中井貴一演じる吉村貫一郎が、その最後を迎える時、雪を見ながら一人で遠く離れた家族に語りかけるシーン。その息子が五稜郭に向かう時、家老の息子と交わす、泉の水の水杯。・・・・思い出しても涙が出ます。

でも、私の一番はやっぱりココです。
遺髪を受け取った妻のセリフ。
「だんなさま~、ごくろうさんでやんした。私らのために銭っこためてくださりやんして・・」


前に、その頃の仕事場の知人に、このセリフは日本の妻の心だよねと言ったら、「エー、そ~う?」と不満そうに言われてしまいました。要するに私だってだんなと同じくらい頑張っているのに、なんで女だけ感謝しなければならないんだと言うことなんだと思います。
そんな事言っていませんよ。それに、男の人たちはエンドレスな地味な仕事を繰り返す妻の仕事に感謝していると思いますよ。(大反論の声が聞こえてきそうですが・・)

とにかく家族のために働いて働いて、現実にはさほど感謝もされず、それでも働いて、給料なんかがわずかに上がれば、また家族のために喜んで、そんな日本の大半のお父さん達はカッコイイと思います。


人は何を守るために生きるのか―愛するものであったり、「義」の心であったり・・・
ラストで佐藤浩一演じる斉藤が
「吉村先生、おもさげ、ながんす」と彼の娘に南部なまりで頭を下げるシーンがあります。娘ミツは医者であるわけですから、確かに先生と言われる立場の人ですが、吉村はすでに旧姓です。

斉藤はミツを通して、吉村貫一郎との出会いに頭を垂れたのだと思い、涙は留まることがありません。

泣いた泣いたという内容ばかりで、おもさげながんす。




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感謝します

2007-02-01 00:26:26 | 詩、小説

ありがとうございます
ありがとうございます
あなたさまのおかげです

朝日が昇る部屋に住んでいます
夕日が沈む庭を持っています

私はどのくらい
昇る日 沈む日を繰り返し見続けて来たというのでしょうか
三万回なんかが目標です

ありがたい事に
勝手に決めた その目標はまだはるか彼方にあります

昇った日のその光の下で
多くの人々が私の手を引いてくれました

日は沈み 訪れた夜の戸張の中で
星屑のような煌く語らいの日々がありました

この先の日々もそうあって欲しいと願っています

ありがとうございます
ありがとうございます
あなたさまのおかげです

過ぎた日の思い出を 時の泉から
両手でそっと  すくい取り
私はそっと胸のところで手を合わせます
それらは心の奥底に沁みこんでいき
私は合わせた手と手で祈るのです

あなたさまの今日と明日
また 今日と明日
繰り返す日々が平穏な豊かなものであることを

今日まで生きたきた全ての私が
私の人生の全てのあなたさまに
感謝します

 

―♪私は今日まで生きてみました~、♪まぁ、一応、誕生日ー

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