皆さま、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
さて毎年恒例の元日スペシャル、今年「開局55周年記念」と冠が付いているからでしょうか。ものすごく面白かったです。
時間は過去から今と振り子のように揺れて、またそれが独特に雰囲気を作り上げていました。
今回のゲストヒロインの茜が
「終わらなかったお茶会を終わらせることが出来ました。」というようなことを言いましたが、
森の中を他愛のない秘密の話で戯れながら行く少女たちの時間は、あのアルバムの中に永遠に閉じ込められているような気がしました。
たくさんの謎解きがあった今回、ラストにオマケのように語られた、朋子がなぜロンドンで右京を見て泣いたのか、茜がなぜ右京を見て驚いたのかという謎解きで最後に刹那さで胸が一杯になりました。ホテルのロビーで朋子は何をぼーっと見ていたのか。そして少女たちがカメラマンにお願いしたことは何だったのか。さして重要ではない謎解きの部分だったかも知れませんが、この物語の完成度を高めたと思いました。
だけど今回は本当に謎だらけ。
「文書」をめぐる大きな組織の思惑、隠し財産の謎を追う個人の自分本位の欲望、57年前にあった少女の神かくし事件とホテル火事消失の謎。
夫は、金田一っぽくて面白いって言っていたけれど、私はどちらかと言うと「ルパン」っぽいなと思いました。あっ、「ルパン」といっても「三世」じゃなくて、モーリス・ルブランが原作のやつですが。
そんな事をぼんやり考えていたら、時計の謎が。やっぱり「813」を連想してしまいました。といっても、それを読んだのは小学生の頃で、なんでそれを連想したのか自分でも良くわかりません。じゃあ、書くなってところですが、たしかあれも時計の謎をとくんじゃなかったかしら。。。
とにかく、なんかこう、異文化の香りがしたと言いたいのかも知れません。←ひとり突っ走りでまとまりがつかなくなってきたので「とにかく」で無理矢理でまとめてみました^^
ところで地下室での捜一参加の大捕物劇、面白かったですね。
今回ちょっとレギュラーがオール出演でも電話などが多くておとなしめの演出だなと思っていたものですから、最後のあれは嬉しかったです。
おとなし目と言っても、部長と参事官のブラック度がますます深くなっていて笑えました。そういえばオールじゃなかったです。ラムネさんはいなかったですよね、確か・・・・。
最後に事件解決後、帰る車の中で右京は運転し、カイトはその横で疲れて寝ています。
なんかさりげないけれど良いシーンだと思いました。
というわけで、次回は1月16日でーす。