椿(ツバキ)は、ツバキ科の常緑広葉樹で、
日本原産のヤブ椿や雪椿から作出された園芸種が多くあります。
「西王母」(セイオウボ)は、幕末に金沢で誕生し、
淡い桃色に薄紅のボカシが入る、一重筒咲きの中輪花で、
9月~4月に開花します。
(西王母は中国の古代神話上の女神で、女神が漢の武帝に与えたという
3000年に一度実が生る桃を「西王母が桃」といい、
この椿の蕾が桃に似ているところから名付けられた由。)
鉢植えで育てた樹を、自宅南東軒下に移植しました。
9月下旬の蕾から、
10月上旬に開花しました。
10月下旬の花、
画像数が多くなったので、11~12月の花は(2)で、
「ヒメイチゴノキ」(姫イチゴの木)は南ヨーロッパ原産で、
ツツジ科の常緑低木です。
秋に壺型の白花を房状に咲かせる花木であり、
翌年の春から秋にかけて、
黄色→橙→赤へと色付くイチゴに似た果実を稔らせる果樹でもあります。
秋10月中旬の蕾、
果実は夏から秋の異常な酷暑が原因?、緑果1個しか残っていません。
10月下旬、開花した白い壺型の花、
11月上旬、
この間には、前年の花による果実が生っているはずなので、
11月中旬の過去画像をアップしておきます。
赤熟した果実は径2cm程で、ジャムや果実酒に利用されますが、
生食すると、外皮がザラザラし甘くなく、我が家ではもっぱら観賞用。
12月中旬、遅れて咲いた花もあるが(左側)、花が散り落ち(右側)、
年明けて1月中旬、小さな実が着いています。
この果実が春から秋に生育し、
1本の樹で、蕾・花・果実を同時に見ることが出来るのです。
来年秋に期待しましょう。
「美男カズラ」(ビナンカズラ)は、マツブサ科の常緑つる性樹木で、
関東より西の野山に分布します。
昔、ツルから粘液を採って整髪料として使ったので、この名があるが、
正式和名はサネカズラ(実葛)です。
庭の北西塀際で、アケビの隣に苗木を植えました。
こんもりと生い茂った中で、夏に開花します。
名残り花を9月初めに撮りました。
上画像が雄花で、下が雌花です。
10月上旬の緑の果実、
11月中旬、赤く色付いてきました。
11月下旬、
12月上旬、
12月中旬、
1月中旬、雪に埋もれても、先日撮りました。
春4月にたくさん開花した
庭植えのボケ「東洋錦」(トウヨウニシキ)の樹です。
花後には、こんな果実を稔らせました。
果実酒が出来ますが、家では利用ナシです。
5月中旬、まだ名残り花が咲く中で、咲き終えた花の後には果実が、
6月下旬、
7月下旬の実成り状態です。
9月上旬、
9月中旬、
9月下旬、
10月上旬、
10月中旬、
晩秋には毎年、返り咲きが見られます。
11月上旬、
11月中旬、
11月下旬、
1月中旬、冬囲いされ、降雪の中でも、蕾や残り果が、
サカキ(榊)は、
神と人間の境界にある木=境にある木(サカキ)⇒神事に使う木=榊
花後の果実は径6~8mmほど、夏から冬への変化を見ます。
8月下旬の緑実、
9月末、
11月下旬には茶色に染まり、
12月上旬には、黒色に変わり始め、
12月中旬、寒さで葉に傷みが出るも、黒熟果に、
12月下旬、冬囲いされました。
1月中旬、殆どの果実が野鳥に食べられたようで、
残った果実を1個だけ。