「コシノコバイモ」は、ユリ科で、山地の林下に自生します。
葉陰に、釣鐘型の目立たない花を着けます。
北陸の春を代表するスプリングエフェメラルです。
生まれ育った、魚沼の山里で、畑近くの山から、
カタクリと一緒に持ち帰ったものです。○十年前のことです。
一度大部分が枯れたのですが、残ったものが増えてきました。
6号深鉢植えで、草丈は10~13cm程です。
花弁は6枚で、花色は淡紫褐色と淡緑色の2タイプがあります。
冬囲いの中に入れず、玄関外の庇下に置き、2月下旬の芽出しです。
6日後の2月28日、発芽したすべての芽が蕾を持っています。
3月上旬、
その4日後の3月10日、
3月中旬、草丈を10cmほど伸ばし、蕾を開きます。
その5日後、
3月下旬、
その4日後、
他のコバイモにはない特徴が、花弁の縁に毛状突起があることです。
3月末の花、
4月上旬、一昨日の姿です。
壺型の花の先が萎み始め、この後、花弁を散らします。
「ヒマラヤユキノシタ」はヒマラヤ地方原産で、
ユキノシタ科の常緑多年草です。
自宅北東隅軒下に植た株が、増殖し、
雪解けとともに、庭の草花では最初に開花します。
太い赤紫の茎、肉厚の大きな葉は長さ10-20cm、幅10cm程、
房状に咲くピンクの花が特徴です。
3月中旬の蕾、
3月下旬の蕾、
その2日後から開花です。
4月初め、
その3日後の花、
昨日、4月6日の花です。
ミニスイセンの「ティタティタ」は、
花弁も副冠も黄色、花径4cm位で草丈20cm位です。
6号深鉢植え、丈夫で繁殖力が強く群生します。
3月下旬、蕾が開き始め、
その2日後、3輪開花です。
更に2日後、4輪の開花、
3月末、6輪の開花です。
長く植え替えしてないので、今年は6輪だけの開花でした。
4年前には、同じ鉢で46輪の花が咲きました。
「日向水木」(ヒュウガミズキ)は、マンサク科の落葉低木です。
日向(宮崎県)には自生せず、日向に多く植栽されたか、
明智日向守光秀の所領であった丹波地方に多く植栽されたのが名の由来か。
石川県~兵庫県の日本海側で、限られた地域の岩場に自生し、
早春、葉が出る前に、薄黄色の小花を2~3個ずつ、下垂します。
東庭の北東隅に苗木を植え、樹高1m数10cmの株立ちになりました。
冬囲いを撤去した3月中旬には、蕾を膨らませてきました。
3月下旬に開花しました。
花径1cm、長さ2cm程の薄黄色花です。
その4日後、
3月末の花、細枝をたくさん伸ばし、花が密に着きます。
4月初め、
背後の紅紫色は、自宅北東脇に植えた挿し木のエゾムラサキツツジです。
昨日の花、
脇を通る時触れた花は、花弁を散らし始めました。
マンサク以外は、庭木も鉢植えも冬囲いされ雪に覆われた冬、
玄関の内と外に、冬に開花させる花木や草花を置きます。
12月末の玄関内(無暖房)、
寒さに弱い観葉植物、開花中のシクラメンと、この後咲く花梅の鉢、
シャコバサボテンの開花前の鉢植えです。
東側には60cm水槽1台。 過去の趣味で、3坪の温室を持ち、
ディスカスからグッピーまで、各種熱帯魚を繁殖させていました。
その名残水槽ですが、冬は主に彼らとの会話が楽しみの1つです。
熱帯魚を扱う店が無くなり、魚数が減ってきました。
玄関外の庇下には、開花前や開花中の花木や草花が集められています。
1月下旬、
2月中旬、
3月上旬、
3月末から、庭に春の訪れです。
庭植えの花木、ヒュウガミズキやエゾムラサキツツジが咲き、
樹下で、クロッカスが咲いてきました。