「美男カズラ」(ビナンカズラ)は、マツブサ科の常緑つる性樹木で、
関東より西の野山に分布します。
昔、ツルから粘液を採って整髪料として使ったので、この名があるが、
正式和名はサネカズラ(実葛)です。
庭の北西塀際で、アケビの隣に苗木を植えました。
こんもりと生い茂った中で、夏に開花します。
名残り花を9月初めに撮りました。
上画像が雄花で、下が雌花です。
10月上旬の緑の果実、
11月中旬、赤く色付いてきました。
11月下旬、
12月上旬、
12月中旬、
1月中旬、雪に埋もれても、先日撮りました。
春4月にたくさん開花した
庭植えのボケ「東洋錦」(トウヨウニシキ)の樹です。
花後には、こんな果実を稔らせました。
果実酒が出来ますが、家では利用ナシです。
5月中旬、まだ名残り花が咲く中で、咲き終えた花の後には果実が、
6月下旬、
7月下旬の実成り状態です。
9月上旬、
9月中旬、
9月下旬、
10月上旬、
10月中旬、
晩秋には毎年、返り咲きが見られます。
11月上旬、
11月中旬、
11月下旬、
1月中旬、冬囲いされ、降雪の中でも、蕾や残り果が、
サカキ(榊)は、
神と人間の境界にある木=境にある木(サカキ)⇒神事に使う木=榊
花後の果実は径6~8mmほど、夏から冬への変化を見ます。
8月下旬の緑実、
9月末、
11月下旬には茶色に染まり、
12月上旬には、黒色に変わり始め、
12月中旬、寒さで葉に傷みが出るも、黒熟果に、
12月下旬、冬囲いされました。
1月中旬、殆どの果実が野鳥に食べられたようで、
残った果実を1個だけ。
「サカキ」(榊)は、モッコク科サカキ属の常緑小高木で、
神棚や祭壇に供え、神事に用いられます。
茨木、石川以西~四国九州に分布し、
関東以北では「ヒサカキ」を代用しています。
苗木を自宅東側軒下に植えてみました。
年々成長し1m50cm程となり、毎年開花結実し、
神棚には365日欠かすことがありません。
葉は厚みのある革質です。
6月上旬の淡黄緑の蕾、葉腋からたくさんの蕾を下げ、
6月中旬、白く膨らんだ蕾から、
開花へ、
その4日後の清楚な白花、径1.5cm程の5弁花です。
花の終盤は黄変して、
花後に着いた緑の果実、8月下旬です。
秋に黒熟する果実は(2)で、
「炉開き」(ロビラキ)は、茶の木と雪椿の自然交雑種、
淡桃色の一重平咲きで、花茎4cm程の小輪品種です。
原木は長岡市栃尾の民家で発展され、
茶道で地炉を開く11月頃に開花することから名付けられました。
11月上旬の蕾から、
11月中旬に咲き始めました。
その3日後、
11月20日の花、4号深鉢植えで、樹高は30cm弱です。
1月上旬、最後の蕾が開きかけたが、
野鳥に突かれたのか花弁も傷み、全開できずに落果しました。