12月19日、昨年より1週間遅れて庭木の雪囲いをしました。
懇意の造園業者から午前4人午後2人の職人が来て、曇り一時晴れ時々小雨の中、
手際良く作業が進められました。
雪の重みによる枝折れを防ぐ雪吊り は、松2本とモミジ3本の樹木に施しました。
大きな赤松は、丸太を2本繋いで、主な枝を縄で結んで吊ります。
大きなツツジとラカンマキは、丸太を組んで板で囲い ます。 リンゴ・洋ナシプラム・梅
などの果樹もまとめて板囲いしました。
板囲いの下には、椿などの花木や実物樹木の鉢植えなどがギッシリと並び ます(事前
に私がやるこの作業の遅れで、町内で最も遅い雪囲い作業になってしまいます)。
右端の姫コブシ(マンサクやサルスベリも同様)は、主要な枝同士を縄で結んで枝折れ
を防ぎます。
その他のツツジ、ハナミズキ、ヤマボウシ、ブルーベリー、ビナンカズラ、アケビ等は、
縄で枝縛りした後、金属の穴あけ棒を使って竹支柱を立て、縄縛り します。
2日後の21日朝、薄日が差して来ました。残っていた温帯睡蓮の鉢を板囲いの下に
移動し、残っていた鉢やプランターを囲いの下や塀沿いに移動しました。
(雪割草、大文字草などの山野草類は北側と、東側の軒下に置き並べます。)
美男カズラ (別名・実葛)はマツブサ科の常緑つる性木本で、主に関東以西に分布
します。 昔ツルから採った粘液を整髪料に使ったので名が付きました。
斑入り葉種の鉢植えを庭に移植しました。
開花は遅く、9月に
咲いた花です。
1枚目は、左に雌花、
中が蕾、右は雄花。
2枚目、赤い雄花
3枚目、緑の雌花です。
雌花の花弁が落ちて小さな実が出来、緑実に成長します。
11月頃に赤く熟し て、急に目立つようになります。
下の4枚は10月下旬から12月上旬にかけての変化です。
次の1枚目は11月中旬で、まだ熟さない緑実もあります。
2~4枚は12月上旬の晴れた日、隣家との塀沿いに繁茂したビナンカズラ(アケビの
ツルも混在)、赤く輝く果実は宝石のようです。 この後間も無く雪に覆われました。
矮性台木接ぎの富士リンゴは、毎年たくさんの果実が生ります。
他に2種のリンゴを植えてあるのですが、共に熟すまで至らずに落果し、失敗でした。
洋リンゴの「バレリーナツリー」は枝が横に伸びず、狭い場所でも栽培可能です。
4種ある内で、果実が食用に向くという「ポルカ」という品種を「富士」の東隣りに植え
ました。 花芽も少なく、3箇所しか実が着かずに、9月初めには赤く熟す前に落果し
てしまいました。下は5月上旬の花、6月中旬の実、8月下旬の果実です。
もう1種は、矮性台木使用の「秋茜」という
品種です。「富士」と「ゴールデンデリシャス」
の交配種から選別された濃い紅色に着色す
るリンゴです。
「富士」の西隣りに植えた若木で、3個だけ実
をつけたのですが、10月初めに落果しました。
上は、5月上旬の赤い蕾と、白い花、
下は6月中旬、8月下旬、9月上旬、9月中旬です。 この後10月上旬に虫や腐れが
入って相次いで落果しました。 無農薬では難しいのかも・・・・。