11/14、本日 築地市場等街づくり対策特別委員会 開催。
行政側からの議題は、一点。
第5回豊洲土壌汚染対策専門家会議について。
私は、
一、第5回豊洲土壌汚染対策専門家会議について、
一、築地市場現在地再整備に向けた、具体的な行動について、
一、街づくり協議会について
質問させていただきました。
私の持ち時間は、33分(行政側の回答時間も含む)。
一、第5回豊洲土壌汚染対策専門家会議については、
①調査方法の不十分な点について、
不透水層の上の部分の土壌汚染調査のみでなぜ、十分なのか
環境基準の10倍で汚染物質を管理することで、なぜ、十分なのか
調査においてクロスチェックをなぜ、認めないのか
これを問いましたが、
、不透水層に調査のための穴を開けると、汚染物質や地下水が下の層に落ちてしまうから調査しない
、環境基準の10倍が下水道処理の基準であり、その基準を用いた
、クロスチェックは今後検討する
という行政からの回答。
私は、その回答は、回答になっていないので、
都から回答を求めるべきだと主張した。
都からなんらかの回答をもらえるように対応するとのこと。
この都からの回答如何では、中央区は、専門家会議に
意見書として、
不透水層も土壌汚染の調査をすべきである。
環境基準の10倍で汚染物質を管理するのではなく、環境基準で管理すべき
である。
調査においてクロスチェックを認めるべきである。
この点を、意見書として出すように主張した。
*委員会を終えて感じていることは、この議論の中で、科学的な立場で、データを行政側が分析することの重要性である。現状では、都が出してくるデータの鵜呑みの状態である。私は、科学的に解釈できる人材が行政には必要なのではないかと強く感じる。
一、築地市場現在地再整備に向けた、具体的な行動について、
①築地市場現在地再整備に向けた具体的行動は?
かつて、中央区は、都の再整備計画から、豊洲移転計画を持ち出したとき、10万人の署名を集める行動を平成11年にとったという回答。
私が聞きたかったのは、これから築地市場現在地再整備に向けたどういう具体的行動をとるかという話であった。
②住民・市民の声の集約という行動は?住民投票や市民討議会という手法の可能性?
具体的行動の一つとして、区民の声の集約は、署名後あるのかという問いに対し、アンケートでは有るという回答。それでは、インパクトをもって、都に声が届かないのではないか?
インパクトのある、築地現在地再整備を望む声として、住民投票や市民討議会という手法を用いて、声をとどけていけばどうかと問うた。
行政側は、不安をあおるような行動はとれないというような感じであったが、他にインパクトのある方法はあるだろうか。これら手法をとることが有効と私は感じる。
これは、このテーマに限らず、まちづくり協議会でも同じことが言えて、その協議会ででた住民の声が、どれだけインパクトをもって都に届いているのか疑問であると併せて、述べた。
*委員会を終えて感じることは、声を届けることは、これからも区の抱えるテーマであるだろうということ。住民の声をインパクトのある声として、如何に都に届かせていくかという課題。区レベルの委員会の内容も、如何に都に届かせていくか、課題である。
③現在地再整備計画の区からの提案を行うことについて?
平成8年頃、現在地再整備の計画が工事中に中断。それから、時間が経っているので、今、現段階の技術レベルで、再度再整備計画案を作成し、現在地再整備が可能であることを都に示していくことについて問うた。
かつては、大前研一氏の計画案など、数々あったし、実際工事も行われたが、途中で頓挫。その理由の一つは、築地市場内での調整がつかない点があった。
現在、土壌汚染の豊洲に移るのであれば、痛みを分かち合いながらも築地での再整備を考えていこうという声が市場内には起こってきている。
私は、現在地再整備計画案の再度作成をしていくべきだと考える。
その他、現在地再整備に向けて、具体的な行動について提案した。
④築地で様々なイベント開催を積極的に行い、注目を集めていく。
⑤築地市場移転問題に関するチラシ・パンフを作成し、築地市場、築地場外市場に、歳末多く来られる観光客、来客に配布し、情報発信を積極的に行っていく
⑥東京オリンピック招致をひとつの交渉カードに
⑦行政作成の文書で、築地市場移転を既成事実化するような表現の使用をやめる。
例えば、『行政評価(平成19年11月)』48.49ページ。「施策:観光」において、「区を取り巻く環境の変化」の中で、「築地市場移転後の地域活性化」と書かれているが、「築地市場移転計画(予定)に伴う地域活性化」のようにすべきではないか。
一、街づくり協議会について
①司会進行役は、中立な立場の学識経験者がすべき
同様な指摘は、本年5月頃の街づくり協議会でもあったが、今回11月開催でも行政側が行っているが、いかがか?
回答:中立な立場で、現在都市整備部長が行っている。
②オブザーバーの発言
オブザーバーも、広く住民の声を聞くのであれば、発言の時間を持ってもよいと考えるが、いかがか?
回答:街づくり協議会を昭和62年開始以来、行っていない。
以上が、私の発言や、区の回答の要旨。
あと、他の委員から、私が問いたかったことが質問されたため、私は質問しなかった。その内容を書く。
一、環状2号線築地での築地換気所
環状2号線トンネルの排ガス排気口を築地に作る予定。そこには、築地市場、築地場外市場、国立がんセンターがある。排ガスによる二酸化窒素や浮遊粒子状物質による大気汚染は、本当に大丈夫か?
回答:区独自で、開通後も大気汚染を調査し、大気汚染の可能性が考えられる場合、対策をとるように都に強く対応を求めていく。
以上、報告終わり。
行政側からの議題は、一点。
第5回豊洲土壌汚染対策専門家会議について。
私は、
一、第5回豊洲土壌汚染対策専門家会議について、
一、築地市場現在地再整備に向けた、具体的な行動について、
一、街づくり協議会について
質問させていただきました。
私の持ち時間は、33分(行政側の回答時間も含む)。
一、第5回豊洲土壌汚染対策専門家会議については、
①調査方法の不十分な点について、
不透水層の上の部分の土壌汚染調査のみでなぜ、十分なのか
環境基準の10倍で汚染物質を管理することで、なぜ、十分なのか
調査においてクロスチェックをなぜ、認めないのか
これを問いましたが、
、不透水層に調査のための穴を開けると、汚染物質や地下水が下の層に落ちてしまうから調査しない
、環境基準の10倍が下水道処理の基準であり、その基準を用いた
、クロスチェックは今後検討する
という行政からの回答。
私は、その回答は、回答になっていないので、
都から回答を求めるべきだと主張した。
都からなんらかの回答をもらえるように対応するとのこと。
この都からの回答如何では、中央区は、専門家会議に
意見書として、
不透水層も土壌汚染の調査をすべきである。
環境基準の10倍で汚染物質を管理するのではなく、環境基準で管理すべき
である。
調査においてクロスチェックを認めるべきである。
この点を、意見書として出すように主張した。
*委員会を終えて感じていることは、この議論の中で、科学的な立場で、データを行政側が分析することの重要性である。現状では、都が出してくるデータの鵜呑みの状態である。私は、科学的に解釈できる人材が行政には必要なのではないかと強く感じる。
一、築地市場現在地再整備に向けた、具体的な行動について、
①築地市場現在地再整備に向けた具体的行動は?
かつて、中央区は、都の再整備計画から、豊洲移転計画を持ち出したとき、10万人の署名を集める行動を平成11年にとったという回答。
私が聞きたかったのは、これから築地市場現在地再整備に向けたどういう具体的行動をとるかという話であった。
②住民・市民の声の集約という行動は?住民投票や市民討議会という手法の可能性?
具体的行動の一つとして、区民の声の集約は、署名後あるのかという問いに対し、アンケートでは有るという回答。それでは、インパクトをもって、都に声が届かないのではないか?
インパクトのある、築地現在地再整備を望む声として、住民投票や市民討議会という手法を用いて、声をとどけていけばどうかと問うた。
行政側は、不安をあおるような行動はとれないというような感じであったが、他にインパクトのある方法はあるだろうか。これら手法をとることが有効と私は感じる。
これは、このテーマに限らず、まちづくり協議会でも同じことが言えて、その協議会ででた住民の声が、どれだけインパクトをもって都に届いているのか疑問であると併せて、述べた。
*委員会を終えて感じることは、声を届けることは、これからも区の抱えるテーマであるだろうということ。住民の声をインパクトのある声として、如何に都に届かせていくかという課題。区レベルの委員会の内容も、如何に都に届かせていくか、課題である。
③現在地再整備計画の区からの提案を行うことについて?
平成8年頃、現在地再整備の計画が工事中に中断。それから、時間が経っているので、今、現段階の技術レベルで、再度再整備計画案を作成し、現在地再整備が可能であることを都に示していくことについて問うた。
かつては、大前研一氏の計画案など、数々あったし、実際工事も行われたが、途中で頓挫。その理由の一つは、築地市場内での調整がつかない点があった。
現在、土壌汚染の豊洲に移るのであれば、痛みを分かち合いながらも築地での再整備を考えていこうという声が市場内には起こってきている。
私は、現在地再整備計画案の再度作成をしていくべきだと考える。
その他、現在地再整備に向けて、具体的な行動について提案した。
④築地で様々なイベント開催を積極的に行い、注目を集めていく。
⑤築地市場移転問題に関するチラシ・パンフを作成し、築地市場、築地場外市場に、歳末多く来られる観光客、来客に配布し、情報発信を積極的に行っていく
⑥東京オリンピック招致をひとつの交渉カードに
⑦行政作成の文書で、築地市場移転を既成事実化するような表現の使用をやめる。
例えば、『行政評価(平成19年11月)』48.49ページ。「施策:観光」において、「区を取り巻く環境の変化」の中で、「築地市場移転後の地域活性化」と書かれているが、「築地市場移転計画(予定)に伴う地域活性化」のようにすべきではないか。
一、街づくり協議会について
①司会進行役は、中立な立場の学識経験者がすべき
同様な指摘は、本年5月頃の街づくり協議会でもあったが、今回11月開催でも行政側が行っているが、いかがか?
回答:中立な立場で、現在都市整備部長が行っている。
②オブザーバーの発言
オブザーバーも、広く住民の声を聞くのであれば、発言の時間を持ってもよいと考えるが、いかがか?
回答:街づくり協議会を昭和62年開始以来、行っていない。
以上が、私の発言や、区の回答の要旨。
あと、他の委員から、私が問いたかったことが質問されたため、私は質問しなかった。その内容を書く。
一、環状2号線築地での築地換気所
環状2号線トンネルの排ガス排気口を築地に作る予定。そこには、築地市場、築地場外市場、国立がんセンターがある。排ガスによる二酸化窒素や浮遊粒子状物質による大気汚染は、本当に大丈夫か?
回答:区独自で、開通後も大気汚染を調査し、大気汚染の可能性が考えられる場合、対策をとるように都に強く対応を求めていく。
以上、報告終わり。