風しん(三日ばしか)について、Q&A形式で解説いたします。
Q:どんな病気ですか?
A:首のリンパ節の腫れがまず起こります。その後、紅い小さな発疹が顔からはじまり体そして四肢へと拡がっていきます。この発疹は、3日前後で消えます。しみのようなあとは残さず消えます。発疹と相前後して発熱します。発熱のない子もいます。頭痛、関節痛、咽頭痛などを伴う場合があります。
Q:原因は何ですか?
A:風しんウイルスの感染で起こります。このウイルスに感染してから発症までに約2~3週間の潜伏期があります。
Q:治療法は?
A:特別な治療法はありません。出てきた症状を軽くするような治療をします。発疹がかゆい場合、かゆみ止めの飲み薬を処方します。比較的軽く治るのが一般的です。はしかに似た発疹をだしますが、三日で治るから、三日ばしかとも呼ばれています。
Q:家庭で気をつけることは?
A:熱が高い時は、十分水分を取らせ、水枕・氷のうで冷やしてください。医師の指示のもと、解熱剤を使用してください。
かゆみが強い場合、お薬で対処します。
お風呂は、元気であれば、入っても構いませんし、食べ物も、とくに食べていけないものはありません。
Q:診断を受けた後、もう一度診察を受けた方がよい場合は?
A:以下の3つのような時です。
① ぼんやり、ぐったり、元気がないとき
② 3日以上熱が続くとき
③ 関節が腫れたり、痛みが強いとき
Q:予防法は何かありますか?
A:小学生の場合、定期接種として、麻しん・風しん混合ワクチンまたは、風しんワクチンとして、予防接種が済んでいるはずです。この予防接種により、ほぼ予防できます。
Q:学校にはいついけますか?
A:熱が下がり、発疹がすべて消えてから医師の治癒証明をもらって登校してください。休んだ期間は、欠席扱いにはなりません。
Q:他に注意することはなにかありますか?
A:特に、妊婦は、風しんの患者さんとの接触には要注意です。
妊娠初期、特に3ヶ月以内に風しんにかかると生まれてくる赤ちゃんが、目(白内障)や耳(難聴)や心臓(動脈管開存症、肺動脈狭窄症)に障がいを来たす場合があります。先天性風しん症候群といいます。
万が一、妊婦が風しんの患者さんに接触した場合、産科の先生にご相談ください。
おしまい。
Q:どんな病気ですか?
A:首のリンパ節の腫れがまず起こります。その後、紅い小さな発疹が顔からはじまり体そして四肢へと拡がっていきます。この発疹は、3日前後で消えます。しみのようなあとは残さず消えます。発疹と相前後して発熱します。発熱のない子もいます。頭痛、関節痛、咽頭痛などを伴う場合があります。
Q:原因は何ですか?
A:風しんウイルスの感染で起こります。このウイルスに感染してから発症までに約2~3週間の潜伏期があります。
Q:治療法は?
A:特別な治療法はありません。出てきた症状を軽くするような治療をします。発疹がかゆい場合、かゆみ止めの飲み薬を処方します。比較的軽く治るのが一般的です。はしかに似た発疹をだしますが、三日で治るから、三日ばしかとも呼ばれています。
Q:家庭で気をつけることは?
A:熱が高い時は、十分水分を取らせ、水枕・氷のうで冷やしてください。医師の指示のもと、解熱剤を使用してください。
かゆみが強い場合、お薬で対処します。
お風呂は、元気であれば、入っても構いませんし、食べ物も、とくに食べていけないものはありません。
Q:診断を受けた後、もう一度診察を受けた方がよい場合は?
A:以下の3つのような時です。
① ぼんやり、ぐったり、元気がないとき
② 3日以上熱が続くとき
③ 関節が腫れたり、痛みが強いとき
Q:予防法は何かありますか?
A:小学生の場合、定期接種として、麻しん・風しん混合ワクチンまたは、風しんワクチンとして、予防接種が済んでいるはずです。この予防接種により、ほぼ予防できます。
Q:学校にはいついけますか?
A:熱が下がり、発疹がすべて消えてから医師の治癒証明をもらって登校してください。休んだ期間は、欠席扱いにはなりません。
Q:他に注意することはなにかありますか?
A:特に、妊婦は、風しんの患者さんとの接触には要注意です。
妊娠初期、特に3ヶ月以内に風しんにかかると生まれてくる赤ちゃんが、目(白内障)や耳(難聴)や心臓(動脈管開存症、肺動脈狭窄症)に障がいを来たす場合があります。先天性風しん症候群といいます。
万が一、妊婦が風しんの患者さんに接触した場合、産科の先生にご相談ください。
おしまい。