第59回さっぽろ雪まつり。
会期は、平成20年2月5日(火)から本日2月11日(祝)までの7日間。
まさに、感動!!のイベント。
「純白の夢よぶ世界のひろば」というテーマそのもの、
“夢の世界”のような現実を体験できる。
2/10と2/11の診療の合間をぬって見てきたので報告します。
ひとりの道外観光客として私が選んだ雪像ベスト3は、
三位タモリ(リアルすぎ!)
二位コジマヨシオ(風邪もひかず、がんばっていた)
一位母のぬくもり(小児科医としては、一番理想の形だった)
特別賞国宝犬山城(製作過程のビデオを見て、作成者達の情熱が伝わってきた。ビデオでは、完成したしゃちほこを取り付けるために運んでいたおじさんが、マジつまずいていたが、落としてたら、笑い事じゃすまなかっただろうなあ~)。
さっぽろ雪まつりを見て感じたことは、
①味にも感動!
雪まつりに限らずだけど、6丁目のフードコーナーを中心に、北海道の食は、本当においしい。ああいうイベントで出される食事は、おなかを満たせば十分という発想で、ふつう味は二の次なのだけど、雪まつりでは、雪で感動、北海道の味で感動と、一度に二度おいしかった。
②北海道の自衛隊は強いはず
雪まつりの大雪像は、自衛隊が力を貸して作成している。雪まつりにおいて、一つのものを力を合わせ作った経験、そこから生まれた達成感の共有。まさに、戦いや災害救助の時に大切になってくるのは、部隊のチームワークや隊員相互の信頼関係であるが、それを醸成できる場を毎年持っているわけだから彼等はきっと強い。
③市民参加という価値
雪まつりのホームページによると、事業費は約1億3500万円(昨年第58回決算額)。観客数は、200万人以上(第58回は210万1千人)。経済波及効果は、268億円以上。雪まつりの経済効果は言わずもがなであるが、もともと敗戦から立ち上がるべく昭和25年から開催され、以来札幌市民の心の支柱として存在してきたと思う。そしてそれが、今も力強く根づいている。市民が雪像作りに積極的に参加し、大切なメッセージを込めて雪像を築き上げ、雪像から発せられたメッセージが見る人の心に届く。札幌市民の一つの国民性(市民性)が、まさに雪まつりにより形づくられているのではないかと感じる。すなわち市民参加・市民参画という国民性。
実際、ひとつの表れとして、雪まつりに設置されたボランティアセンターが、足腰の弱い高齢者を車椅子で案内するなどして、積極的に活躍していた。
さて、明日が来ると、雪像は、水となり大地に帰っていく。「あんなすばらしいものが、一瞬にして破壊される、なんてもったいない。」そう思いたくなるが、古いものが消え去るからこそ、新しいものを創ろう、生み出そうというさらなるパワーが生まれ出るのである。札幌市のパワーの源泉にもなっていると思う。
雪まつりの実行委員会の皆さん、関係者の皆さん、札幌市の皆さん、感動をどうもありがとうございました。
来年は第60回の記念すべき雪祭りになりますね。皆さん、がんばってください。期待しています。
会期は、平成20年2月5日(火)から本日2月11日(祝)までの7日間。
まさに、感動!!のイベント。
「純白の夢よぶ世界のひろば」というテーマそのもの、
“夢の世界”のような現実を体験できる。
2/10と2/11の診療の合間をぬって見てきたので報告します。
ひとりの道外観光客として私が選んだ雪像ベスト3は、
三位タモリ(リアルすぎ!)
二位コジマヨシオ(風邪もひかず、がんばっていた)
一位母のぬくもり(小児科医としては、一番理想の形だった)
特別賞国宝犬山城(製作過程のビデオを見て、作成者達の情熱が伝わってきた。ビデオでは、完成したしゃちほこを取り付けるために運んでいたおじさんが、マジつまずいていたが、落としてたら、笑い事じゃすまなかっただろうなあ~)。
さっぽろ雪まつりを見て感じたことは、
①味にも感動!
雪まつりに限らずだけど、6丁目のフードコーナーを中心に、北海道の食は、本当においしい。ああいうイベントで出される食事は、おなかを満たせば十分という発想で、ふつう味は二の次なのだけど、雪まつりでは、雪で感動、北海道の味で感動と、一度に二度おいしかった。
②北海道の自衛隊は強いはず
雪まつりの大雪像は、自衛隊が力を貸して作成している。雪まつりにおいて、一つのものを力を合わせ作った経験、そこから生まれた達成感の共有。まさに、戦いや災害救助の時に大切になってくるのは、部隊のチームワークや隊員相互の信頼関係であるが、それを醸成できる場を毎年持っているわけだから彼等はきっと強い。
③市民参加という価値
雪まつりのホームページによると、事業費は約1億3500万円(昨年第58回決算額)。観客数は、200万人以上(第58回は210万1千人)。経済波及効果は、268億円以上。雪まつりの経済効果は言わずもがなであるが、もともと敗戦から立ち上がるべく昭和25年から開催され、以来札幌市民の心の支柱として存在してきたと思う。そしてそれが、今も力強く根づいている。市民が雪像作りに積極的に参加し、大切なメッセージを込めて雪像を築き上げ、雪像から発せられたメッセージが見る人の心に届く。札幌市民の一つの国民性(市民性)が、まさに雪まつりにより形づくられているのではないかと感じる。すなわち市民参加・市民参画という国民性。
実際、ひとつの表れとして、雪まつりに設置されたボランティアセンターが、足腰の弱い高齢者を車椅子で案内するなどして、積極的に活躍していた。
さて、明日が来ると、雪像は、水となり大地に帰っていく。「あんなすばらしいものが、一瞬にして破壊される、なんてもったいない。」そう思いたくなるが、古いものが消え去るからこそ、新しいものを創ろう、生み出そうというさらなるパワーが生まれ出るのである。札幌市のパワーの源泉にもなっていると思う。
雪まつりの実行委員会の皆さん、関係者の皆さん、札幌市の皆さん、感動をどうもありがとうございました。
来年は第60回の記念すべき雪祭りになりますね。皆さん、がんばってください。期待しています。