中央区ゆかりの文化的なものは、
たくさんある。
普段何気なく通っている道端が、
かつて有名な俳人が句を詠んだ場所であったり、
何気なく利用している建物の土地が、
今建っている建物からは想像がつかないような
さまざまな文化施設や教育施設の発祥の地であったりする。
再開発にともなって建物が新しくなったとしても、
かつてそこで息づいたものが、何らかの形で残ることで、
その土地への、人の愛着が続くし、
それをきっかけに、
かつての文化に親しみを沸かせるきっかけになる。
さて、如何にかつての文化をその土地に残していけばよいか。
どういうステップで話を進めていくとよいか。
例えば、
ある歌人にゆかりのある家が、再開発でビルが建つことになり、
その家が消えてしまうと仮定する。
その歌人の歌碑を、その場所に立てるには?どうするか。
【1】民間の力で立てる
思いを持った有志が、再開発業者と話し、
合意の上で、ビル敷地内に歌碑を立てるやり方は、
一つの方法であろう。
【2】行政とともに立てる
もし、その近くの区道や、公園に歌碑を建てるには、
行政が絡んでくる。
行政は、その歌碑の公共性(私的なものでない)についての評価をはじめ、
個別に判断することになる。
以下のような流れであろう。
1)思いを持った有志が話し合い、歌碑の計画を立てる。
(その形体や設置場所、資金調達法)
2)設置場所となる区道や公園を管轄する土木部に歌碑の計画を持っていく。
(都道なら第一建設事務所)
3)土木部が歌碑の計画を評価
歌碑が設置場所を占有することに伴い、
なにか問題が生じないかどうかなど、評価。
4)土木部がその歌人の業績等の評価を、教育委員会に依頼。
もし、
①その歌人の業績が多大で万人の認めるところである
②その歌人と中央区とのかかわりも強い
(③地元の人たちの強い要望から出た計画である)
という評価をクリアーすれば、
5)行政で計画の承認がおり、実現
という話になるであろう。
歌碑設置の費用は、
基本的に、有志が集めることに、なるであろう。
「【1】民間の力で立てる」場合であっても、
業績や中央区とのかかわりが強いのであれば、
教育委員会の案内板を、設置する対象にはなる。
手続きをきちんと踏む必要があるが、
中央区は、多くの文化人が関係した場所なり、建物が多い。
たとえ、再開発にともない、
それらがなくなったとしても、
記念碑等何らかの形で、残して行きたい。
中央区全体が博物館!そういう構想を
タイムドーム明石館長陣内秀信氏が
(法政大学工学部建築学科教授)
ある講演で述べられていらっしゃった。
私も大いに同感である。
文化と気軽に接する街、文化の息吹く街、
是非、中央区で実現していきたい。
以前書かせていただいたが、
科学は、生きる糧を与えてくれる。
文化は、生きる価値・目的を与えてくれる。
文化を大切にする視点はとても大切である。
たくさんある。
普段何気なく通っている道端が、
かつて有名な俳人が句を詠んだ場所であったり、
何気なく利用している建物の土地が、
今建っている建物からは想像がつかないような
さまざまな文化施設や教育施設の発祥の地であったりする。
再開発にともなって建物が新しくなったとしても、
かつてそこで息づいたものが、何らかの形で残ることで、
その土地への、人の愛着が続くし、
それをきっかけに、
かつての文化に親しみを沸かせるきっかけになる。
さて、如何にかつての文化をその土地に残していけばよいか。
どういうステップで話を進めていくとよいか。
例えば、
ある歌人にゆかりのある家が、再開発でビルが建つことになり、
その家が消えてしまうと仮定する。
その歌人の歌碑を、その場所に立てるには?どうするか。
【1】民間の力で立てる
思いを持った有志が、再開発業者と話し、
合意の上で、ビル敷地内に歌碑を立てるやり方は、
一つの方法であろう。
【2】行政とともに立てる
もし、その近くの区道や、公園に歌碑を建てるには、
行政が絡んでくる。
行政は、その歌碑の公共性(私的なものでない)についての評価をはじめ、
個別に判断することになる。
以下のような流れであろう。
1)思いを持った有志が話し合い、歌碑の計画を立てる。
(その形体や設置場所、資金調達法)
2)設置場所となる区道や公園を管轄する土木部に歌碑の計画を持っていく。
(都道なら第一建設事務所)
3)土木部が歌碑の計画を評価
歌碑が設置場所を占有することに伴い、
なにか問題が生じないかどうかなど、評価。
4)土木部がその歌人の業績等の評価を、教育委員会に依頼。
もし、
①その歌人の業績が多大で万人の認めるところである
②その歌人と中央区とのかかわりも強い
(③地元の人たちの強い要望から出た計画である)
という評価をクリアーすれば、
5)行政で計画の承認がおり、実現
という話になるであろう。
歌碑設置の費用は、
基本的に、有志が集めることに、なるであろう。
「【1】民間の力で立てる」場合であっても、
業績や中央区とのかかわりが強いのであれば、
教育委員会の案内板を、設置する対象にはなる。
手続きをきちんと踏む必要があるが、
中央区は、多くの文化人が関係した場所なり、建物が多い。
たとえ、再開発にともない、
それらがなくなったとしても、
記念碑等何らかの形で、残して行きたい。
中央区全体が博物館!そういう構想を
タイムドーム明石館長陣内秀信氏が
(法政大学工学部建築学科教授)
ある講演で述べられていらっしゃった。
私も大いに同感である。
文化と気軽に接する街、文化の息吹く街、
是非、中央区で実現していきたい。
以前書かせていただいたが、
科学は、生きる糧を与えてくれる。
文化は、生きる価値・目的を与えてくれる。
文化を大切にする視点はとても大切である。