「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中国視察報告:隣国中国の大いなる発展

2008-02-07 20:29:30 | 国政レベルでなすべきこと
中国・北京を視察し、帰りのバスの中。
中国・北京の発展は、すさまじかった。

東京五輪の頃の日本が、今の中国とみなす向きがあるとすれば、
私は、中国・北京を見る限り、当てはまらないと感じた。

非常に発展した都市であった。
近代的な高層建築物が、いたるところで建設され、建設ラッシュである。
街の中心街は、再開発し、商業施設、ショッピングセンターを作っている。
5車線ほどの広い幹線道路が整備されている。
子ども達は、教育を受ける機会に恵まれている。
土地は、いくらでもあり、
その広い土地に、数限りないマンパワーを投入できる。
テレビでは、芸能面でも、垢抜けた歌謡局が流れてくる。


広い国土、人的パワー、絶大なる政治のリーダーシップ、
これらが合わさり、まさに中国は、アジアをリードしていくであろう。


自由や豊かさにならされた日本は、
今後、この中国のパワーに圧倒されるであろう。


中国にも、弱みは抱えている。
北京の都市部の発展はすさましいが、
一歩、外へでると、農村部との
格差や、都市部でも、労働者の住む地域との
格差が著しい。

また、中国の国民がどれだけ、“思い”を
もっているか。どれだけ、日々の生活に、
楽しさを見出しているか。
真の“自由”の中で出てきたパワーこそ、
人のパワーになりうる。
中国の人の数が、極端に多いため、
“思い”の有無でさえ、
数にのみこまれて、いる感はうけはするが。

では、日本は、どうあるべきか。
“教育”しかない。
教育にできる限り、投資していくことであろう。
本人が、やりたいことを、
ひとりひとりの状況にあわせ、
実現できる環境を整えることであろう。

今の中国の勢いで行くと、
今後は、
日本は、パートナーには、
させてもらえないかもしれない。
中国が、進んでしまい、
日本を相手にしてくれなくなるかしれないとさえ、
私は、危惧する。


帰りの飛行機の中で、
たまたま、番組で流れていた。
「きむらかえら(?)」さんが言っていた。
「ひとは、みがけばひかる宝石をだれもが持っている。」
だれもがもつ宝石を、
みがく、ここにあった教育こそ、
今の日本の抱く課題を解決してくれるであろう。




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今週の診療時間の変更について(この記事は、2/7までトップに来る設定です。)

2008-02-07 20:00:00 | Weblog
今週の代診及び診療時間の変更をお知らせいたします。
(理由:予算打ち合わせ及び視察(中国、北京)のため。)
2/4(月)午前診療 通常通り
    午後診療  13:00-15:00及び17:30-18:30 小坂和輝医師
2/5(火)午前診療 休診
    午後診療  14:00-18:00 高階慎子医師
2/6(水)午前診療 9:30-12:00 高階慎子医師
    午後診療 13:00-18:00 高階慎子医師
2/7(木) 全日休診
*病児保育は通常通り致します。
*なお、3月議会では、予算審議のため、大幅な変更がありますことを、あらかじめお伝えいたします。

たいへん、ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。


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