現在、中央区の全小学校の耐震性は、大丈夫なように補強されています。
いつ地震が起きても、災害拠点として十分対応が可能です。
その中で、上記三校を取り壊し、新たに校舎を新築する計画が、中央区にはあります。
歴史と伝統、風格ある学び舎、そこで学ぶからこそ、心豊かな子どもたちが育つのです。
その校舎は、地元のランドマークとなり、卒業生をはじめ、多くの地元の皆様に深く愛されています。
教育課題に対応すること、とても大切なことです。
生徒数増加に対応するために教室数を増やすこと、設備を更新すること、とても重要です。
ただ、取り壊しを選択するのは、あまりにも安易とはいえないでしょうか?
耐震性、耐久性が十分であるにもかかわらず。
『小学校改築計画策定調査報告書』(平成21年3月中央区教育委員会)にも、「大正から昭和初期にかけて建設された小学校7校は、震災復興小学校として建設された鉄筋コンクリート造りの堅牢な建物であり、これまで学校運営に支障のないよう施設の維持管理や必要な改修をおこなっている。また、耐震対策については、平成9年に必要な補強工事を終了し、すべての学校施設で耐震基準をみたしている。」と明記されています。
私は、いままで、多くの保存を望むまちの声をいただいてまいりました。このブログに書いたときも、いくつも貴重なご意見をいただきました。
以前、予算特別委員会での状況をブログで掲載しましたが、予算審議段階で、区からは十分な資料の提出がないままの議論でした。
今回、決算特別委員会委員として、私は、決算特別委員会で、この学校取り壊し問題を取り上げます。
いままでいただきましたご意見を参考に委員会に臨む所存でございますが、もし、なにかご意見のございます方がいらっしゃいましたら、ぜひ、いただきたく存じます。
どうか、よろしくお願い申し上げます。
電話:03-5547-1191
ファクス:03-5547-1166
<過去の記載>
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/f6e67ef5b3447f9338d7d88d9d837c6a
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b17a5cc9125987f9c7c732be5138e2cc
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/d15ab3dde8a93b43a0eba3cee48d36a9
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/ee25946bc23960b182f6d19840339817