「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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子ども手当てに関連予算に関しての中央区議会の空転

2010-03-10 23:00:00 | 財務分析(予算・決算)
 現在、区議会第一回定例会が開催されています。
 
 3月10日、子ども手当て関連の予算が計上されている議案37号「平成21年度中央区一般会計補正予算」の審議において、中央区議会本会議が一時止まりました。

 この補正予算では、
 住民情報システムの運用に要する経費 1,113万円が計上されています。
 子ども手当て支給システムの整備に関する予算です。

 財源内訳は、国庫支出金から補助率10分の10の全額1,113万円です。

 現在中央区議会定員30のところ29名
 構成は、中央区議会自由民主党議員団14名
     中央区議会公明党5名
     日本共産党中央区議会議員団4名
     私の属する無所属議員会派である友愛中央3名
     民主党区民クラブ2名
     かけはし1名

 採決にあたり、自民党13名、公明党5名が議場を退場。

 議場には、共産党4名、友愛中央3名、民主党2名、かけはし1名、議長1名の11名。
 定足数を割ったため、議会が進まなくなり一時休憩。

 約3時間後に、再開。

 退場していた自民党13名は、今度はもどり、公明党5名のみが退席のままで、議場内の議員は、24名。

 今回は、採決に入り、自民党13名を含め全員賛成となり、子ども手当て関連の補正予算は、成立しました。

 各党の考え方があり、それぞれ苦渋の選択があったものと察します。

 定足数を割って、議会が一時成立しなくなる前代未聞のことがあったため、ご報告いたします。

 さて、3月11日より、予算特別委員会が本格的に審議に入ります。
 私は、その委員であり、友愛中央から420分の質問時間をいただきました。
 区民福祉の向上を目指し、がんばって参る所存です。
コメント
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