「第5回 朝潮運河周辺における良好な歩行環境の実現に向けた検討会」が3/23開催されました。
検討会でのひとつの大きなテーマとして、検討会構成員自らが、良好な歩行環境の実現に向けたプレゼンテーションを行いました。
構成員プレゼン終了後に、橋建設反対の署名約500人分を座長に提出し、座長は、署名を区長に渡すことを伝えました。
プレゼンで出された提案は、「晴海通りに横断歩道を設置する」というものでした。
私は、たいへんすばらしいプレゼン・提案であったと思っております。
地域のことを真剣に考え、具体的な提案を成し遂げた地域の皆様のご努力にたいへん頭が下がる思いです。
その他、検討会では、構成員による質疑応答・意見を述べる場が設けられ、
1.
災害時に助けられる橋があることは望ましい。
産業(晴海トリトン)も今より栄える。
2.
月島・晴海は島である。橋の建設に8億かかるが、命には代えられない。
3.
避難のことを考えるのであるならば、豊海のほうが余程危険である。
橋は1つしかない、人口は増加傾向の現状の中で計画すらない状態ではないか。
などの意見が出されていました。
座長が述べた、今後の方向性は、
*事務局は、次回検討会までにプレゼンの内容について、次回までに数字の精査し具体案を作成する。
*矢田区長あてに提出する朝潮運河周辺における歩行環境の実現に向けた検討報告原案に、構成員意見・プレゼンでの横断歩道・歩道橋の文面を入れたものを次回までに作成する。
*構成員の意見は4月6日までに、区が返信封筒にて回収し、質問が出た場合は次回検討会の2~3日前までに構成員全員に、質問内容と答えを知らせる。
*検討会は、あと2回くらいで終了し結論を出したい。
事務局からは、
「質問事項に関しては、行政では分からない専門的なものに関し、専門者とのやり取りもある為、検討会前に回答できるか分からないが、できる限り対処します。そして、間に合わなかったとしても状況を伝える。」
今後のこの検討会の行方に関し、少し気にかかることがございます。
たとえば、あと二回ぐらいで検討会を終了するという風に、急な幕引きが述べられている点です。原案の原案の検討から、原案を作成、それをさらに検討して区長への答申案を作成するというように私は検討会の話し合いの経過の中で、理解をしておりました。
いずれにしろ、住民の合意形成の下、まちづくりがなされることを期待いたしております。
なお、このブログ記載は、私の目を通しての検討会のご報告です。
区の検討会は、以下のサイトからご確認願います。
⇒ http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/kentiku/kentoukai/index.html