「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

普天間基地問題と日本の安全保障

2010-04-22 16:46:32 | 国政レベルでなすべきこと
 以前、お知らせしましたNPJ企画のシンポジウムは、非常に勉強になるものでした。

 メインテーマは、普天間基地問題でしたが、それは、日本の政治の問題へと話題が通じていました。

 
 日本の政治の問題の根源には、さまざまな勢力(主要なものは五つ)が存在しています。
 その勢力にうちかち、政治を変えていかねばなりません。

 政治の問題が解決されるために、何が必要か。

 
 一、ひとりひとり思考する市民
   (主役は、市民、国民である)

 一、健全なジャーナリズム
   (マスコミには、そのスポンサーが存在し、影響をうけることがあります。)

 一、政治とカネの関係を断ち切る
   (企業団体献金のあり方を考える必要があります。)

 これらのことが、シンポジウムから私は、見えてきました。


 日本の安全保障問題において、短期的な問題として、普天間基地問題は、どのように解決を見出せばよいか。

1)現状分析
 今、普天間基地は、米軍海兵隊でのどのような役割をになっているか。

 どれだけの人数が駐在しているか。その推移は。

 有事のときは、海兵隊はどのような機能を果たし、どのように動くことになるのか。

 
2)国民との対話
 導き出した結論を、国民にわかるように伝え、議論する。


3)日本の考え方を米国に示し、米国との意見交換
 米国は、普天間基地の機能をどのようにみなしているのか。

 光熱費負担、給料負担、人材や技術力、テロなどのリスク、居心地のよさなどとどう折り合いをつけるか。

 
などで、結論が導き出せるように感じます。



 そして、中長期的な安全保障問題は、唯一の被爆国である日本のあり方を今後、議論していく必要があります。

 *米国との距離はどうするか。

 *米国の核の傘はどうするか。

 冷戦構造が変質し、これらを日本の国民が考え直す時期にきています。
コメント
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