(続き)
○小坂委員
では、このあたりの機能的な老朽化や、もともと耐震性はあるのに、それを老朽化と言うのかというふうなあたりの問題点を抱えながら、今後の方向性を見出していきたいと思うんですけれども、私が最初述べましたように、どうしても協議すべきところを飛ばして、それで進めているのではないかというところが大変ひっかかります。これは決算特別委員会のところでも御指摘させていただいたわけなんですけれども、計画ありき、改築ありきで区のほうは進めてきたのではないかとどうしても思わざるを得ないんですね。
例えば、5つぐらい論点があるんですけれども、まず区議会への報告が、学校改築の小学校改築計画策定調査、これは平成21年3月にでき上がったと書いておりますけれども、この予算特別委員会で出していただけなかった。出したのは4月ですから。でも、このような大切な計画を予算を通すのであれば、まず我々に見せるべきであったのではないか。このあたりの一応確認です。これにかかわらず、大切な計画というのは、この予算特別委員会に出して臨んでいただきたいというのは、もうすべてにおいて言えることなんですけれども、このとても大切な計画が去年の予算特別委員会に出されずに進んでしまっているという、このあたりを何とかしてほしいと考えますし、また、プラスで言うのであれば、平成19年には700万円か800万円くらいかけて学校施設整備基本計画というのをつくられたということですけれども、これも我々には見せていただけない状況にあります。こういう貴重な情報はオープンにして、それで議論していくべきなのに、そのステップを飛ばしてはいらっしゃらないでしょうか。
○橋教育長
決算特別委員会の際も、私どものほうから御答弁させていただきましたが、平成21年3月は、これは最終報告の形でありまして、3校を改築します、これこれの理由で、こういう見込みでこういうふうに改築してまいりたいということで、御報告は地域との協議も踏まえて、平成20年の12月の所管委員会にきちんと報告しております。ですから、予算の審議の前に議会のほうには区としましては御報告させていただいたという認識でございます。
それから、平成19年の調査につきましては、基本計画策定に当たって、私どもの資料とすべく調査させていただいたものでありまして、これについても何度かお尋ねいただいて、それは基本計画の中に反映しておりますと。それぞれ100億円少しぐらいの金額を、財政フレームを見ながら、教育の計画だけ立てるわけにいきませんから、基本計画2008の中では、ほかの区の施策ともバランスをとりながら、教育委員会の建物については、3校を10年間で改築したい、それから補てん的な改修もあわせてやってまいりたいということで、そこに生かしてあります。これは何度もたびたび御答弁申し上げてございますので、御確認いただきたいと思います。
○小坂委員
ぜひともこの700万円かけた学校施設整備基本計画は、我々にも情報共有させていただきたいと思うんです。恐らくこれは単にこの3校だけではなくて、7校のうちの3校であり、そのほかのものも分析しているはずなんですよ。そのあり方も考えていく上で、我々に見せていただきたい。これは区民の貴重な税金からつくられたものであり、それを共有するのは当然の話だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○橋教育長
確かに区民の税金で調査したものでございますが、それはしっかりと基本計画策定等の中に生かしておりますし、これまでも重ねて御答弁申し上げましたとおり、そういう形、今、委員が御期待しているような、例えば部材のサンプル調査までしたような調査ではございませんので、全体をただ事務的に整理しただけでございますので、改築に当たっては単に、老朽度は7校ほとんど一緒なわけですね、大正から昭和初期ですから。ですから、その老朽度も踏まえながら、改築に当たっては、今までの経緯とか児童数の見込みだとか、そういう視点を設定して、この小学校改築計画策定調査の中でこういう考え方でこの3校にしましたということで整理したものであります。
○小坂委員
私はこれに関しては、一つには、この3校の改築が本当にどのようなものかというところの分析プラス今後の7校の貴重な資料も入っているであろうから、700万円かけていますから、すばらしい分析がきっとなされているはずなんです。ですので、ぜひとも我々に公開していただきたいと思っております。
(続く)
○小坂委員
では、このあたりの機能的な老朽化や、もともと耐震性はあるのに、それを老朽化と言うのかというふうなあたりの問題点を抱えながら、今後の方向性を見出していきたいと思うんですけれども、私が最初述べましたように、どうしても協議すべきところを飛ばして、それで進めているのではないかというところが大変ひっかかります。これは決算特別委員会のところでも御指摘させていただいたわけなんですけれども、計画ありき、改築ありきで区のほうは進めてきたのではないかとどうしても思わざるを得ないんですね。
例えば、5つぐらい論点があるんですけれども、まず区議会への報告が、学校改築の小学校改築計画策定調査、これは平成21年3月にでき上がったと書いておりますけれども、この予算特別委員会で出していただけなかった。出したのは4月ですから。でも、このような大切な計画を予算を通すのであれば、まず我々に見せるべきであったのではないか。このあたりの一応確認です。これにかかわらず、大切な計画というのは、この予算特別委員会に出して臨んでいただきたいというのは、もうすべてにおいて言えることなんですけれども、このとても大切な計画が去年の予算特別委員会に出されずに進んでしまっているという、このあたりを何とかしてほしいと考えますし、また、プラスで言うのであれば、平成19年には700万円か800万円くらいかけて学校施設整備基本計画というのをつくられたということですけれども、これも我々には見せていただけない状況にあります。こういう貴重な情報はオープンにして、それで議論していくべきなのに、そのステップを飛ばしてはいらっしゃらないでしょうか。
○橋教育長
決算特別委員会の際も、私どものほうから御答弁させていただきましたが、平成21年3月は、これは最終報告の形でありまして、3校を改築します、これこれの理由で、こういう見込みでこういうふうに改築してまいりたいということで、御報告は地域との協議も踏まえて、平成20年の12月の所管委員会にきちんと報告しております。ですから、予算の審議の前に議会のほうには区としましては御報告させていただいたという認識でございます。
それから、平成19年の調査につきましては、基本計画策定に当たって、私どもの資料とすべく調査させていただいたものでありまして、これについても何度かお尋ねいただいて、それは基本計画の中に反映しておりますと。それぞれ100億円少しぐらいの金額を、財政フレームを見ながら、教育の計画だけ立てるわけにいきませんから、基本計画2008の中では、ほかの区の施策ともバランスをとりながら、教育委員会の建物については、3校を10年間で改築したい、それから補てん的な改修もあわせてやってまいりたいということで、そこに生かしてあります。これは何度もたびたび御答弁申し上げてございますので、御確認いただきたいと思います。
○小坂委員
ぜひともこの700万円かけた学校施設整備基本計画は、我々にも情報共有させていただきたいと思うんです。恐らくこれは単にこの3校だけではなくて、7校のうちの3校であり、そのほかのものも分析しているはずなんですよ。そのあり方も考えていく上で、我々に見せていただきたい。これは区民の貴重な税金からつくられたものであり、それを共有するのは当然の話だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○橋教育長
確かに区民の税金で調査したものでございますが、それはしっかりと基本計画策定等の中に生かしておりますし、これまでも重ねて御答弁申し上げましたとおり、そういう形、今、委員が御期待しているような、例えば部材のサンプル調査までしたような調査ではございませんので、全体をただ事務的に整理しただけでございますので、改築に当たっては単に、老朽度は7校ほとんど一緒なわけですね、大正から昭和初期ですから。ですから、その老朽度も踏まえながら、改築に当たっては、今までの経緯とか児童数の見込みだとか、そういう視点を設定して、この小学校改築計画策定調査の中でこういう考え方でこの3校にしましたということで整理したものであります。
○小坂委員
私はこれに関しては、一つには、この3校の改築が本当にどのようなものかというところの分析プラス今後の7校の貴重な資料も入っているであろうから、700万円かけていますから、すばらしい分析がきっとなされているはずなんです。ですので、ぜひとも我々に公開していただきたいと思っております。
(続く)