「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

国にさきがけ、中央区のワクチン行政の進展を

2010-07-08 16:14:41 | マニフェスト2011
 中央区では、ヒブワクチンや子宮頸がん予防ワクチンの接種費補助が実現されてきましたが、さらに小児肺炎球菌や、水ぼうそう、おたふく、インフルエンザへと接種費の公費負担を広げていく必要があります。
 本来は、国がすべき施策ですが、それを待つことなく、ワクチンで子ども達を病気から守り、救える命を救っていくべきだと考えます。

 以下、関連記事。重要と思われる箇所に、下線。

*****キャリアブレイン記事引用*****
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/28425.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
対象疾患の「ファクトシート」を作成―予防接種部会

 予防接種法の抜本改正を検討している「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会」(部会長=加藤達夫・国立成育医療研究センター総長)の会合が7月7日に開かれた。この中で、同部会で検討対象になっている主な疾患・ワクチンの特性や疫学情報などをまとめた「ファクトシート」について、作成に当たった国立感染症研究所所長の渡邉治雄参考人が報告した。

 ファクトシートでは、▽ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(ヒブ)▽肺炎球菌▽ヒトパピローマウイルス(HPV)▽水痘▽B型肝炎▽おたふくかぜ▽ポリオ▽百日ぜき―の8疾患・ワクチンについて、基本的な知見、予防接種の導入によって期待される効果、ワクチン製剤の現状などをまとめた。感染研が中心となり、臨床的な部分については日本ワクチン学会日本ウイルス学会などでつくる「予防接種推進専門協議会」の、ワクチンの需給や開発の状況に関しては各メーカーの協力を得た。

 ファクトシートによると、肺炎球菌7価コンジュゲートワクチン(小児用)の接種率が93%に上る米国では、ワクチンを接種した小児だけでなく、接種していない成人の感染も減少する「集団免疫効果」があった。また、日本で同ワクチンの接種率を100%、接種回数を4回とした場合、接種の総費用296億円に対し、接種により削減される医療費は中耳炎610億円、髄膜炎34億円など総額687億円と推計されている。

 会合で渡邉参考人は、「米国CDC(疾病予防管理センター)では百人規模の専門家集団がデータを分析して、ACIP(予防接種諮問委員会)の資料を作成している」と指摘し、情報を収集・解析する体制を強化すべきだと提言した。
 ファクトシート作成に協力した予防接種推進専門協議会委員長の神谷齊参考人(国立病院機構三重病院名誉院長)は、「基礎研究者と臨床家、感染研が協力したり、(ワクチンの関係)学会が協力したりして、こうしたシートを作ったのは初めて」として、今後も関係者が討議できる場が必要と訴えた。また、今回討議した8疾患はすべてワクチンで予防可能な疾患(VPD)で、他の先進国では既に定期接種になっていると指摘し、「日本でも当然、地方自治体ではなく国が接種費用を補償すべきだ」と強調した。

■各疾患の検討で小委員会設置へ
 事務局側は、ファクトシートをたたき台にして、個別の疾患・ワクチンの評価や分析の方法などを予防接種部会で検討するよう提案。また、個々の疾患について検討する小委員会を同部会の下に置く方針を示し、いずれも大筋で了承された。

( 2010年07月07日 21:48 キャリアブレイン )

*****以上******

****厚生労働省関連ページ****

感染症分科会予防接種部会
回数 開催日 掲載案件名
議題等 議事録/議事要旨 資料等 開催案内
第11回 10/07/07 1 予防接種制度について
2 その他
開催案内6月25日
第10回 10/06/23 1 予防接種制度について
2 その他
資料6月25日 開催案内
第9回 10/06/16 1 予防接種制度について
2 その他
資料 開催案内
第8回 10/05/19 1 予防接種制度について
2 その他
資料 開催案内
第7回 10/04/21 1 予防接種制度について
2 その他
議事録 資料 開催案内
第6回 10/03/15 1 予防接種制度について
2 その他
議事録 資料 開催案内
第5回 10/02/19 「予防接種制度の見直しについて(第1次提言)」について 提言
1 予防接種制度について
2 その他
議事録 資料 開催案内
第4回 10/02/09 1 予防接種制度について
2 その他
議事録 資料 開催案内
第3回 10/01/27 1 予防接種制度について
2 その他
議事録 資料 開催案内
第2回 10/01/15 議事録 資料 開催案内
第1回 09/12/25 議事録 資料 開催案内

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7/11まで、元麻布ギャラリー 障がい者支援展覧会 「ここから始まる。」【転載歓迎】 

2010-07-08 10:50:37 | NPO・地域力
 仲間たちと立ち上げた障がいのある方々への支援を行っていくNPOハート・エイド・ワン(特定非営活動利法人の認証申請中)によるはじめての企画。

 7/1から開催し、7/11までです。
 麻布十番駅近くの元麻布ギャラリー(オーストリア大使館前)で開催。

 お気軽にお立ち寄りください。

 障がいのある方々が作られた作品(手織り工房 のろぼっけ)を展示・販売をいたしております。
 グラフィックデザイナー水野皓司(故) 氏と写真家岩村秀郷氏の作品も展示し、一部販売も行っております。
 販売の収益は、障がいのある方々への支援活動として還元していきます。

 予定では、明日7/9の読売新聞に会場の様子が取材さた記事が掲載されます。


****以下、ご案内*****

展覧会企画 「ここから始まる。」

 障がいを持っている人と持っていない人が共に暮らすことのできる社会。障がいを持っている人がさまざまな表現活動を通じてその才能を発揮できる。私たちは、全ての人々が真に自立できる社会が実現されることを目指しています。
 この展覧会は、私たちのNPO法人化に向けた初めての試みです。

主催  NPOハート・エイド・ワン(特定非営活動利法人の認証申請中)


◆開催趣旨
 ノーマライゼイションが提唱され、障がいを持っている人と持っていない人が共に暮らすことのできる様々な試みがなされています。私たちは、障がいを持っている人が真の意味で自立できる社会が実現されることを目指します。
 そのためには、ノーマライゼイションについての社会的理解を促進し、障がいを持っている人が自立できる環境を整えると共に、障がいを持っている人がさまざまな表現活動を通じてその個々の才能を発揮できるようにすることが必要であると考えます。
 私たちは、永続的な活動ができるように特定非営利活動法人(NPO法人)となるべく、本年4月9日に設立総会を開催し、内閣府に認証申請書を提出しました。現在内閣府のホームページで私たちの申請内容が縦覧されています。
 この展覧会は、法人化に向けた第一歩目の試みです。ここで育んだ芽をさらに伸ばして、障がいを持っている人も持っていない人も共に支え合ってさまざまな表現活動ができる場を作り出して行きたいと考えています。

平成22年6月
NPOハート・エイド・ワン

◆名称    ここから始まる。

◆主催 NPOハート・エイド・ワン
(特定非営活動利法人の認証申請中)

◆協賛
みんなの子育てひろば“あすなろの木”
アディ株式会社
株式会社オフィスいまり
医療法人小坂成育会こども元気!!クリニック
小坂和輝
*順不同

◆開催期間 7月1日(木)~7月11日(日)
12:00~19:00

◆会場 「元麻布ギャラリー」
東京都港区元麻布3-12-3
東京メトロ南北線麻布十番駅4番出口より徒歩4分
都営地下鉄大江戸線麻布十番駅7番出口より徒歩3分

◆入場料  無料

◆出展者  
手織り工房のろぼっけ 織物(喜績織)
岩村 秀郷 写真
水野 皓司(故) グラフィック
*順不同

◆構成/AD  打良木誠


              
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7/8 第1回中央区協働推進会議

2010-07-08 09:19:48 | NPO・地域力
 本日開催です。

****以下、中央区のホームページより****

平成22年度第1回中央区協働推進会議を開催します


主催 中央区協働推進会議(中央区)


日時 2010年7月8日(木)午後4時~

内容詳細 中央区では、中央区協働推進会議を設置し、
1 協働を推進するための方策の検討及び検証
2 協働事業の審査及び評価
をすることにより、区における地域との協働及び社会貢献活動のより一層の推進を図り、もって快適で活力に満ちた都心型協働社会の実現を目指しています。
この会議の傍聴を希望される区民の方は、開始時間の20分前に区役所7階地域振興課までお越し下さい。

【定員】5名(先着順)
問い合わせ先 中央区区民部地域振興課協働推進担当

TEL03-3546-5686

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中央区エコタウン構想

2010-07-08 09:04:49 | 地球環境問題
 7/6書きましたエコタウン構想。

 東京駅前地区まちづくり協議会において地域住民に説明。

 2年間かけて地域代表20名がワークショップを経て構想策定。H24年度具体的な行動。

 東京駅前地区:業務系モデル地区
 晴海地区:住居系モデル地区

 スマートグリッド、自転車道整備、歩く街づくりなど検討メニュー。検討経過に期待。児童の意見も把握予定。

 多くの地域の方々が積極的に参加して、広く意見を取り入れ、構想が策定されることを願っています。
 構想をつくることが目的ではなく、その構想が実行されることにより、環境に配慮したまちづくり、ひとが健康になるまちづくりがなされることを見て行きたいと思います。

 また、二つのモデル地区を範囲で囲っているものの、中央区全体で普遍的に取り組めるものもあろうかと思います。
 中央区全体でのとりくみとしても活用できればよいと思います。


<スケジュール>
平成22年度
①コンサルタント業者決定 平成22年6月中旬

②ワークショップメンバーの決定(7月上旬)

③ワークショップの開催 4回程度(7月~11月)
ア地域の現状・課題・方向性の整理

イ地域の方向性・取り組み概要協議

④策定にいたる中間のまとめ(12月中旬)


平成23年度
①具体的な取り組み・行動の協議

②推進体制の協議

③具体的なアクションプログラムの検討・作成

④エコタウン構想策定(平成23年12月~24年1月)

平成24年度
具体的なアクションプログラムの推進
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