「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

聖路加国際病院での中央区小児平日準夜間救急診療(平日19-22時)の一場面。小児救急解決の一モデル

2012-08-22 23:00:00 | 小児医療

 聖路加国際病院の場を借りて実施する中央区の小児準夜間救急19-22時、私達開業医も協力して実施。

 本日その当番の日。陪席下さる(病院は電子カルテゆえ入力補助)医師は、同病院研修医で小児科志望の先生でした。

 期待通り、楽しい診療となりました。

 診療の合間、いろいろとお話。

 研修医の先生は、医師になって5か月。これからというところ。
 いろいろな夢を抱かれていらっしゃいました。

 ぜひとも、その夢を実現してほしいと思っています。

 研修医ながら、受け持ち患者さんの病気は容赦しません。
 ものすごく難しい病気を、その患児やご家族とともに闘っておられました。

 研修医の先生は、今朝、勉強会の当番でもあり、その準備で睡眠が40分だったとのこと。
 そして、今晩は、準夜間救急後そのまま当直入り。
 勉強会の発表の内容の一部も聞かせていただきました。
 遺伝子p53に関連したお話。
 お話を聞かせていただき、「もしかして、日本のp53の大家になるかも。」と本気で私もその内容に感心した次第。


 中央区小児平日準夜間救急診療(平日19時-22時)、いろいろと課題はあります。
 ここで行われている診療は、全国の小児救急を維持するひとつのモデルと思います。

 私たち開業医のひとつの課題は、いつどのような状態で、救急受診すべきか、どこまでがご家庭で一晩みれるかを、きちんと親御さんにお伝えしていくことだと思います。
コメント
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